■ 愛子さま、初めてのお正月

(12/5)命名の儀、7日午前に・「浴湯の儀」も

 宮内庁は5日、皇太子ご夫妻のお子さまの「命名の儀」を7日午前10時半に行うと発表した。天皇陛下から授けられる名前と称号(宮号)が、東宮御所(東京・元赤坂)の皇太子さまに正式に伝えられ、ほぼ同時に皇居内の宮中三殿に命名を奉告する儀式が行われる。その後、宮内庁が名前、称号を公表する。

 命名の儀は一般のお七夜にあたる誕生7日目(6日後)に行われる皇室伝統の儀式。お子さまの名前は、国文学者らが選んだいくつかの候補から天皇陛下が決められる。ただ今回は、皇太子ご夫妻が相談して選ばれた名前を天皇陛下に伝えており、ご夫妻の意向が反映された形でお子さまの名前が決まる。女の子のため、名前の最後には「子」の字が使われる。

 命名の儀に先立ち、皇居内の宮内庁病院では同日午前9時から、「浴湯(よくとう)の儀」が行われる。浴殿に入ったお子さまに対し、日本書紀の一節を読み上げた後、矢のない弓の弦を鳴らし、文運と健やかな成長を祈る。


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