■ 愛子さま、初めてのお正月


雅子さまの女児ご出産について記者会見する川口政行東宮侍医長(左)と堤治東大医学部教授(1日午後7時45分、宮内庁)=代表撮影

(12/1)ご出産、皇太子さまの励ましで順調に・医師が会見

 雅子さまの主治医、川口政行東宮侍医長と堤治東大医学部教授は1日午後7時40分過ぎ、宮内庁で記者会見し、「皇太子さまも病室や分娩(ぶんべん)室で(雅子さまと)ご一緒の時間を過ごし、励まされ、順調にお産が進んだと思う」と説明した。

 堤医師によると、雅子さまは生まれたお子さまを抱き上げ、笑顔で喜んでいたという。皇太子さまの様子を尋ねられると、「一般に生まれたばかりの赤ちゃんを父親に抱いていただくことを勧めている。皇太子さまも例外ではない」。皇太子さまも早速、我が子を抱く父の喜びを味わったようだ。

 また、雅子さまの様子については、「陣痛が強くなってきても、出産について勉強されており、冷静にがんばっておられた」。主治医として無事出産を終えた感想を求められると、堤医師は「妊娠中からお2人で力を合わせ努力していただき順調な安産につながった。産婦人科医としてお手伝いできたことを幸せに思う」と語った。


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