フランス社会党の女性大統領候補、ロワイヤル元家庭担当相の広報担当者が17日放映のテレビ番組でロワイヤル氏の欠点を問われ、事実婚の相手のオランド社会党第1書記を念頭に「欠点はパートナーだけだ」と発言。ロワイヤル氏は18日、この広報担当者を1カ月の停職処分とした。
脱線発言をしたのは社会党のアルノー・モントブール国民議会(下院)議員。すぐに「冗談だ」と付け加えたが、ロワイヤル、オランド両氏の関係をめぐっては増税に関する意見対立が伝えられて市民の関心が高まっており、「冗談」では済まされなかった。
ロワイヤル氏は発言を「不作法だ」と指摘。「広報担当者には本質的な問題を話してもらいたい」と不快感を示した。
モントブール氏は発言後、ロワイヤル氏らに謝罪、広報担当を辞めると申し出ていた。(共同)
ZAKZAK 2007/01/19