岩手県奥州市の市社会福祉協議会の50代女性ホームヘルパーが、訪問介護していた女性の貯金などから約1100万円を着服していたことが19日、分かった。
同協議会によると、ヘルパーは2004年4月から今月までに10回以上、訪問介護していた女性の定額貯金を無断解約するなどして着服した。
15日に女性が同協議会に「貯金がヘルパーに解約されていた」と相談。ヘルパーに確認したところ着服を認め「家のローン返済などに使った」と話したという。
同協議会の油井明会長は記者会見し「原因を調査し信頼回復に努めたい」と謝罪。ヘルパーについて「厳しく処分する」としている。
ZAKZAK 2007/01/19