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第940回
ハリー・ポッター第4弾 イギリスに学ぶ!上手な魔法の使い方
2005/11/19(土)21:00〜
今週のミステリーハンター
坂本 三佳(さかもと みか)
1980年9月13日生まれ。趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞。特技はクラリネット演奏。女優として数々のCM、ドラマ、映画に出演。歌手としても活躍中。
オフィシャルサイトは http://www.mika3.com/
ミステリーハンターは今回で24回目(スペシャルの回は含まず)
坂本 三佳
(さかもと みか)

地図「もしも魔法が使えたら・・・」どんなに現実主義の人でも、一度はそんな思いがよぎったことはあるはず。ふしぎな力は人を恐れさせ、また希望も持たせてくれます。「ハリー・ポッター」を生んだ国イギリスでは、魔法は非日常ではなく、生活に根づいたもの。杖を一振りすれば、目の前にごちそうが!という訳にはいきませんが、不安を解消し、力がわいてくるような日常に役立つ魔法がたくさんあるというのです。幸運を呼ぶ魔法を探しに出かけたのは、ミステリーハンターの坂本三佳さん。魔法の国イギリスのふしぎについて早速聞いてみましょう。

Q.イギリスの人たちにとって魔法とはどんなものなのでしょう?

こんな魔女はやっぱり怖い!「ハリー・ポッター」のようなファンタジーとは、またちょっと違う意味での魔法で、生活に密着した魔法があるんです。日本にもおまじないとか迷信がありますよね。「夜口笛を吹くとヘビが出る」とか、実用的なものでは、しゃっくりの止め方とか、こうすれば乗り物に酔わないみたいな。それに近い感じですね。街中を歩いている一般の方におまじないについてインタビューをしたのですが、老若男女を問わず、みなさんいろいろなおまじないを知っていて、教えていただきました。
魔法だけでなく、イギリスには目に見えないものを大切にしてきた伝統があります。近代的な建物と中世の伝統が同居するロンドン世界経済の中心地でもあるロンドンのザ・シティという金融街は、中世の街並みが残っていて、グリフィンというドラゴンの像が至るところにあります。怪獣ですが、守り神なのだそうです。ふしぎなことを、妖精や怪獣などの力として信じ、親しんできたのでしょうね。「そんなのありっこない!」と全否定しないところがイギリスの人たちのユーモアであり伝統なのだと思います。ただ、これは裏話なんですが、ザ・シティは中世の名残を残す所でしたが、現役バリバリの証券マンはクールな人も多かったです。他の通りより明らかにみなさん歩くスピードが速いし、「おまじないを信じますか?」と聞いて「NO」と即答する人もいました(笑)。おまじないをする時間があったら、株価の動きをチェックするということでしょうか。でもそれは仕方ないなと私も納得してしまいましたけど。



Q.三佳さんは魔法を信じますか?

薬草などを利用する自然療法はイギリスでは一般的どちらかと言えば信じない方だったかな。アニメ映画「魔女の宅急便」は昔から大好きですけど(笑)。取材中にちょっとふしぎなことが起ったんですよ。ディレクターさんが腕時計と目覚まし時計がきっちり1時間遅れているって言うんです。イギリスではストーン・ヘンジの近くを通ると、時計が狂うというような話はよくありますが、ディレクターさんだけというのではちょっと信じられなくて(笑)。「見間違いだよ」「勘違いだよ」と他のスタッフも懐疑的でした。でもディレクターさんは、「昨日はこの目覚ましでちゃんと起きて遅刻しなかったのだから間違いない」と。そのことがあって私も「やっぱりイギリスはふしぎの国だ!」と思えるようになりました。それからは「魔法」を使う人たちの話も素直に聞けましたね。実際にふしぎなことは起りますし、すべて「ありえない」と考えるのはかえって不自然な気もします。

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