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提供:HITACHI Inspire the Next 世界ふしぎ発見! 製作:テレビマンユニオン TBS
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第930回
アドリア海の知られざる楽園 クロアチア
2005/08/27(土)21:00〜
今週のミステリーハンター
浜島 直子(はまじま なおこ)
1976年9月12日生まれ。北海道出身。「はまじ」の愛称で、雑誌、CMなどで活躍中のモデル。
特技は本人曰く「料理くらい」。しかし、NHK教育テレビ「フランス語会話」の司会経験から、レポート中にフランス語が飛び出すことも!最近は英会話にもチャレンジしているとのこと。
TBS「暮らしのレシピ」(毎週土曜、午前9時25分〜)に出演中。
オフィシャルサイトは http://www.okazaki-models.co.jp/
ミステリーハンターは今回で21回目(スペシャルの回は含まず)。
浜島 直子
(はまじま なおこ)

地図今回「世界ふしぎ発見!」の舞台はクロアチア。スポーツ好きの人なら、98年ワールドカップで日本代表を粉砕したサッカー王国、そしてK1のミルコ・クロコップ選手の祖国。あるいは90年代のユーゴスラビアからの独立戦争の悲劇を思い出す人もいるかもしれません。しかしヨーロッパでは、理想のリゾート地として人気が高い国だというのです。まだ日本ではあまり馴染みのないクロアチアですが、その魅力は無限大!ミステリーハンターの浜島直子さんに、早速お話を聞いてみましょう!

Q.まずクロアチアがどんな国なのか教えてください

城壁に囲まれた街は絵本のように美しい多分、日本からの直行便は出ていないと思います。私たちは、ミラノ経由で行きました。ミラノで乗り継ぎをして、だいたい3時間くらいで首都のザグレブに着きます。確かにちょっと遠いですね。でもそれだけの時間をかけて行く価値はじゅうぶんあります!海や空が美しく、城壁に囲まれた街は、まるで絵本のようにきれいでした。日本の繁華街みたいに生活感が漂う所がなくて、石畳は大理石でピカピカなんです。でも、よく見ると所々に銃弾の跡があって、戦争があったことを思い出すのですが、街や人の雰囲気も戦争があったなんて信じられない感じでした。そう、クロアチアの人は本当に明るくてやさしいんです!まだ戦争が終って15年しかたっていないので、完全に笑顔を取り戻してないのかな、と思っていましたが、全然そんなことはありませんでした!ネガティブなところがカケラもなくて、治安もいいし本当に楽園ですね。戦争があって、リゾートには最高のアドリア海人の痛みがわかるからこんなにやさしいのかな、と思ったくらいです。それに食べ物も最高においしいんです!カラッとはしていますが、日中はとても暑くて汗がダラダラ出てくるんですね。そんなとき嬉しかったのが、魚のスープです。白身魚の入った塩コショウのシンプルな味付けのスープなのですが、少し強めの塩味が汗をさんざんかいた身体の塩分補給にぴったりで、毎日食べていました。魚介が新鮮でおいしくて、さっぱりとしたシンプルな味付けは、イタリアやギリシアなどの地中海料理に似ています。おもしろかったのは、ワインの飲み方です。クロアチアにはおいしいワインがあるのですが、アルコール度数が少し高めで16度くらいあるんです。そのままだと、暑さに火照った身体にはちょっと強いので、白ワインはガス入りのミネラルウォーター、赤は普通のミネラルウォーターで割って飲むんです。ワインを水で割るなんて!と思うかもしれませんが、やはり地元の知恵。とても飲みやすくて、料理にもマッチしておいしいですよ。

―伝統料理にもチャレンジしたとか?

アンコウを4匹!さらに丸ごとのタコを入れる伝統料理魚介がドーンと入ったパエリアのような料理を作りました。ドーム状の鉄製オーブンを火で熱して、その余熱でじっくり調理します。まずは、炭を作るところから始まって(笑)、最終的には2時間以上かかりましたね。作り方も調理法もまさに男の料理という感じの豪快さでした。もう調理中は汗だく。でもそうやって時間をかけて出来た料理は絶品で、タコもスプーンでスッと切れるほどやわらかく仕上がるんです。ずっと一緒に料理していたので、料理人のおじさんともすっかり意気投合してしまって、「明日も来て手伝ってくれよ!」と言われたほどでした。

Q.クロアチアの人たちのなかで印象に残っている人は?

数々の文化遺産もクロアチアの人たちの誇りクロアチアは、ネクタイ発祥の地で、ネクタイ会社の社長さんをインタビューしたんです。その社長さんのネクタイへの愛はもうすさまじくて、ネクタイを語りだしたら止まらない!VTRではほんのわずかしか使えないし、もうそろそろ話を切り上げてくれないかなという周囲の空気にも気付かないほど、熱く語り続けるんです。で、私も黒い心がムクムクと出てきて(笑)、ちょっと意地悪な質問をしてみたんです。「今、日本ではクールビズといって、夏場のノーネクタイをすすめているんですよ」って。そうしたら「素晴らしい!ネクタイとはそういうものなのです。暑ければ外せばいい。決してしなければならないものではないのです。状況に合せてつけたりはずしたりする、それがおしゃれであり、ネクタイの魅力でもあるのです・・・・・・」とますます目を輝かせて熱弁をふるっていました。クーッ完敗!でしたね(笑)。この社長さんの協力のもとで、再現を撮影したのですが、そこでご一緒した方たちもみなさん心やさしくとても印象に残っています。

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