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第927回
春のスイス! アルプス絶景紀行
2005/07/30(土)21:00〜
今週のミステリーハンター
川幡 由佳(かわはた ゆうか)
1976年1月17日生まれ。女子美術短期大学造型科出身、特技は似顔絵描き。「実家(金物屋さん)のチラシの絵も描いてます!」。女優としてドラマ、CMなどでも活躍。
ホームページ「川幡由佳の"由佳もふしぎだらけ"」(http://yuka.itspy.com/)では「せかい・ふしぎ・だらけ」やフォトギャラリーなどコンテンツ満載。ミステリーハンターは今回で39回目(スペシャルの回は含まず)。
川幡 由佳
(かわはた ゆうか)

地図ヨーロッパの中央に位置し、南部には険しいアルプスの山々がそびえるスイス。この国に遅い春が訪れると、ほかの時季には決して見ることのできない絶景に出会えるといいます。そこで今回は、ミステリーハンター・川幡由佳さんが春のアルプスへ! 雪解けを迎えたアルプスの麓に広がる色とりどりの花畑や、春の訪れと共にアルプスの氷河が見せる驚きの光景など、思わず息をのむ自然の姿をリポートします。また今もアルプスの人々に愛されている日本人登山家を紹介するため、川幡さんはなんと標高4000メートルの山頂に降り立ちました! では早速、取材お話を聞いてみましょう。



Q.アルプスといえばやっぱりハイジ! でもスキップは禁物?

花そのものは小ぶりながら景色は圧巻!アルプスの麓の町、グリンデルワルトは右を向いても左を見ても、本当に美しい景色が続くので、ロケバスで移動する間もずっと窓に張り付いてました(笑)。花畑もたくさんあって、何色か混じっている場所や、白や黄色一色のところ。一方から見ると黄色い丘でもその向こう側には、真っ白な花畑が広がったりしているんですよ。すっかり浮かれて、ハイジ気分でスキップしたんですけど、標高1000メートルのグリンデルワルトではさすがに息切れ・・・(笑)。ですが大胆にも今回は、アルプスの春に行われるイベントのひとつ、登山マラソンにも挑戦しました。1000メートル近い標高差があるハードなコースで、スタートするなりすぐに坂道!にわかランナー登場!?参加した地元の方たちは、あっという間に遅れ始めた私に「ガンバレ!」って温かく声をかけて下さっては、爽やかに抜き去って行きました(笑)。きついコースのうえに空気が薄いから、ゼーハー、ゼーハーして余裕も何もなかったんですが、ハッと気付くと・・・、そこには春ならではの景色が広がっているんです! アイガーやメンヒなどの雪山がまん前にそびえ立って、その手前は満開のお花畑や、緑溢れる牧草地帯。ひとつの景色の中に、春と冬の境目が見えるようで、美しく、また不思議な魅力も感じました。




Q.まるで動く絵葉書! 春のアルプスは目に耳に、そして心に・・・?

おいしいものに隠されたドラマも紹介!アルプスの麓にあるメンリッヒェン山頂で取材した、山開きのお祭りはすごく印象的でした。アルプスの冬は長いし、雪が多くて大変だから、春のお祭りではみなさん本当に嬉しそうな表情を浮かべているんです。大々的なものではなく、アルペンホルンを吹いたり、フォークダンスを踊ったりする牧歌的なお祭りなんですが、アルプスの山をバックに草原でアルペンホルンを吹く様子はもう、絵葉書が動いてる?っていうくらいの美しさ! アルペンホルンの「ボーッ!」という音は、決して大音量じゃないのに、不思議と遠くの山まで響き渡るんですよ。それもすごくやさしい音色で、目にも耳にも美しいですね。牛もモグモグ春を謳歌!?私もフォークダンスに入れてもらったんですが、優雅な動きに見える割にはターンが多くて、結構スピードもあるんですよ。私のダンスはどこか笑いを誘うようで、中には私の様子を真似する人も? 後でその撮影シーンを見たら、必死についていこうとしているんですが、確かにすごいへっぴり腰(笑)。でも、その顔はめちゃめちゃ楽しそうなんですよ! この時季だけの絶景が見られたのはもちろん、春に対するみなさんの思いを肌で感じることができたのも、すごく嬉しかったですね。





Q.足元に広がる、ウソみたいな絶景とは?

アルプスの登山電車には、ヨーロッパで一番高い場所につくられた標高3454メートルのユングフラウヨッホ駅があって、そこからまた高速エレベーター乗ると・・・、全面ガラス張りの展望台に着くんです。するともう、「うわあ!」っていう別世界! 下にいたときは壁みたいにそびえていた山々を、見下ろしているんですよ。ユングフラウの山はそれでも見上げる高さですが、見渡す限り雪の絨毯で、ヨーロッパ最長のアレッチ氷河も見えました。そこに鉛筆削りで削られたように尖った山があって、本当にウソみたいな景色!? まさに絶景が広がっているんですよ。
こわごわ氷河へ・・・そこでちょっと意外だったのは、インドから観光に来られた方が多かったこと。雪をほとんど見たことがないインドの人たちの間で、スイスは大人気の観光スポットなんだとか。登山鉄道にもサリー姿の方が乗っていて、そこで雪を初めて見た子供たちは泣いちゃったり、大笑いしたりかなり興奮気味(笑)。雪山に出られる場所でスキーやソリをする様子は、ホントに楽しそうでしたよ。サリーを着たインド人のほかに、アメリカから来た女の子たちもいて、お日様が出ると暑いから彼女達はTシャツと短パン姿でスキー。この様子も、そこでしか見られない不思議なシーンだったかも?

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