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日本の5倍近い広大な領土を有し、その9割がサハラ砂漠に覆われているリビア。この北アフリカの国は、長年にわたって外国人が自由に旅行できなかったため、人々の暮らしや自然、その文化が世界に知られずにいました。
今回はミステリーハンター・浜島直子さんが、リビアの砂漠に眠っていた謎の巨大遺跡をレポートします！ なんとそこには、2000年前のローマ帝国時代に築かれたという広大な都市が！ 砂に埋もれたことによって風化や略奪を免れ、かつての都ローマでも決して見ることのできない、古代ローマ都市の全貌が明らかに！ さらにこの都市の繁栄に深く関わった人物について紹介します。では早速取材の様子についてお話を聞いてみましょう。

Ｑ．砂漠の国の魚市場で意外な発見!? 知られざる国リビアの印象は？

リビアと言うと、やっぱり広大な砂漠のイメージですよね。でも魚市場に行くと、こんなにあるの？っていうくらい魚の種類や量が豊富！ 地理的には地中海に面していますが、自分の思い描いていたイメージとギャップがあったせいか、ちょっと驚きでした。
市場は活気があってみなさん陽気だし、中には片言の日本語で質問にポンポン答えてくれた方も。番組にも登場しますが、チュニジアで日本語を身につけたという、面白いおじさんです。また私がカメラの前で話しているにもかかわらず、「ユアネーム？ユアネーム？」って興味津々に聞いてくれるマイペースな方もいました(笑)。魚市場以外の通りなんかでも、女性を見かけることはほとんどありませんでした。イスラム教のリビアでは、やっぱり女性が外にいることは少ないんでしょうね。街中に女性が全くいないわけじゃないんですが、市場では、私が外国人ということもあって珍しかったのかも？
町の雰囲気は、以前取材したモロッコに似た感じかな？ 細い路地があちらこちらから、木の枝みたいに伸びていて、かなり入り組んでました。だから「迷子になりそうですね！」ってコメントしてるんですが、実は本当に迷子に！カメラマンさんが町の様子を撮影している間、近くにいた子供たちがあんまり可愛いので写真を撮ったり、ネコに気をとられてしまって、ふと気が付くと「あ？ あれ？」ってことに。でも1人きりじゃなくて、スタッフ1名も一緒だったんです。そのうち2人いたコーディネーターさんの1人と会えて、コーディネーターさん同士がケータイで連絡を取り合ってくれたので、なんとか合流できました。でもそのコーディネーターさんも「大丈夫、大丈夫、ついて来て！」って言ってくれる割に、3人で延々と歩き続けたし、かなりグルグルさまよってたような気が!?

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