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第918回
源 義経 ヒーローはなぜ生まれたのか?
2005/05/28(土)21:00〜 
今週のミステリーハンター
川幡 由佳(かわはた ゆうか)
1976年1月17日生まれ。女子美術短期大学造型科出身、特技は似顔絵描き。「実家(金物屋さん)のチラシの絵も描いてます!」。女優としてドラマ、CMなどでも活躍。
ホームページ「川幡由佳の"由佳もふしぎだらけ"」(http://yuka.itspy.com/)では「せかい・ふしぎ・だらけ」やフォトギャラリーなどコンテンツ満載。ミステリーハンターは今回で38回目(スペシャルの回は含まず)。
川幡 由佳
(かわはた ゆうか)

地図日本で最も愛されている人物、源義経。抜群の身体能力を持ち、誰も思いつかないような戦術を使って栄華を極めていた平家を滅ぼし、弁慶をはじめとする家臣を大切にし、また家臣からも深く愛された武将。義経伝説は数多く語り継がれていますが、彼が歴史の表舞台に登場したのはわずか7年余りでしかありません。武勇に優れ、情に厚く、しかも美青年のイメージが強い義経。800年もの長い間、なぜ彼はヒーローであり続けることができたのでしょうか?ミステリーハンターの川幡由佳さんが、義経ゆかりの地を巡り、その謎に迫ります。


Q.由佳さんにとって義経はどんな人物ですか?

「実はこのカツラ、タッキーがCMで使ったものなんですよ」まさしく永遠のヒーローだと思います。運動オンチの私にとっては、超人的な運動能力を持った義経には、とても憧れますね。今回、再現で牛若丸を演じさせていただいたのですが、すごく嬉しかったです!京都の五条の橋で、弁慶と運命的な出会いをするシーンです。橋の欄干をヒラリと舞って大男の弁慶を負かす有名なエピソードですね。ディレクターさんが、「じゃあ由佳ちゃんちょっと飛んでみて」とおっしゃるので、私は牛若丸になりきって思いっきりエイッと飛んだつもりなんですが・・・。ディレクターさんとカメラマンさんに「はぁ〜」と大きなため息をつかれてしまいました(笑)。これじゃとてもヒーロー伝説にならないということで、実は足元のシーンだけはADさんに演じていただいて、後で編集するということになってしまいました。私けっこう男顔なんで、牛若丸の扮装はちょっとイケてるかも!なんて調子にのっていたんですが、義経と私の運動能力にはやっぱり天と地の差がありました。下関にある壇ノ浦の戦い、義経八艘飛びの像
実はスタッフの方を呆れさせたのは、それだけじゃないんです。「八艘飛び」の取材をするために、新幹線で小倉へ行ったんです。そのとき膨大な機材をホームに運び出していたのですが、私がその機材につまずいて「パーン」とものすごい音を出して派手に転んでしまったんです。駅員さんやキヨスクのおばさんまで「大丈夫ですか?」と駆け寄って来てくださる始末。ヒザには大きなアザができてしまいました。八艘飛びどころか、私は置いてある荷物も避けられないなんて・・・とちょっと落ち込みましたよ。以来私が「何かお手伝いします!」と言っても、「いいから、いいから」と言われるようになってしまいました(笑)。

Q.取材を通して、義経について何か新しい発見はありましたか?

義経が愛読していた中国の兵法書義経は、強くてカッコイイというイメージが強かったのですが、今で言うアイデアマンという素顔を初めて知りました。従来の固定観念のようなものには縛られず、ものすごく発想が豊かな人だったことに驚きました。お兄さんの頼朝のように、長期的な視点でものを考えているわけではないので、政治家には向かなかったと思いますが、窮地にあっても臨機応変に対応できる頭の良さは抜群だったと思います。
今回、義経ゆかりの地を取材して、本当に魅力のある人物だったことは間違いないと確信しましたが・・・、どこへ行ってもいるんですよ恋人が、それもゴロゴロ(笑)。静御前との純愛に憧れていた私にはちょっとショックでした。でも義経は純粋な心の持ち主ですから、女性をだますとか、もてあそぶような気持ちはなかったと思います。仕方ないですよね、カッコよくて、優しくて、強い男性ですからモテるのは。ですから義経の愛した女性は幸せだったと思うし、女性の方も納得していたのじゃないかなって思います。

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