Q.前回に続く大紀行でしたね |
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そうなんです。移動が多かったですね。今回は、ほとんどロケバスで移動していましたから、「大紀行」の実感はさらにありました。長い時間をかけて車で移動をしていたわけですが、ロケバスの中では、ゲームを持っている人が「強い立場」になれるんです。もうフフン!っていう感じ。「お願いだからちょっと貸して!」「仕方ないなぁ」なんてやってました。小学生の遠足のバスみたいでしょ。そうやって、盛り上がりながら移動を楽しんでいました。 |
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―広い国ですから気候や地形もいろいろ?
山あり谷あり砂漠あり、本当にいろいろな景色を見ることができました。アンデスと同じで、気温の差が激しい所でしたね。昨日はシャツ1枚でも平気、次の日はダウンジャケットが欲しい!昼と夜の温度差もかなりあります。
それから、私が今まで思っていた、モロッコのイメージをずいぶん変えてくれた旅でしたね。モロッコにこんな、大自然があるんだ、ということを体験できました。今までは、すごくオシャレな大人のファッション雑誌に特集されるような、エキゾチックな街のイメージが強かったですから。
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Q.そのエキゾチックな街、フェズはいかがでしたか? |
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フェズは、お買い物が好きな女の友だちと行きたい街です。かわいい小物やアクセサリーのお店がいっぱいありますよ。偶然なんですが、私が今自宅で使っているスリッパがモロッコ製なんです。皮製で。何年か前、デザインが気に入ったので買ったのですが、当時4000円くらいしたかな。現地ではだいたい3分の1くらいのお値段。種類もたくさんあります。フェズの皮製品はオススメです!
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―迷宮都市は、やはり迷路のよう? |
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ひとりで歩いていたら、すぐに迷子になってしまったでしょうね。私、前科があるんです。以前、「世界ふしぎ発見!」の上海ロケのときに、街中で迷子になってしまったんですね。(バックナンバー参照)そのときスタッフの方にご心配をかけて、ディレクターさんにも「今日は、はまじ、ビール抜き!」と言われた経験がありますから、以後はスタッフの方から離れないように気をつけているんです。でも、私たちスタッフと、現地のコーディネーターさんたちが、はぐれてしまったんです…。あれこれ動くと「ドツボにはまる」と思ったので、コーディネーターさんたちが、私たちを見つけてくださるのを待っていました。賢明でしたよ、少したって会えましたから。あの街を歩くなら、現地のガイドさんについてもらうのがいいですよ。迷子にならないためだけじゃなくて、外からではお店だとわからない、お店がいっぱいあるんです。ジュウタンのお店の写真がありますが、広々としてキレイですよね。でも、入口は小さくて、飾りもなくて、とてもお店の入口だとは思えないようなものなんです。物置の扉か?っていうくらい。扉を開けてびっくりしました。小さい扉を開けたら、別世界が広がっていた、みたいな感じです。露店だけでなく、そういうお店もいっぱいありますから、フェズの街を満喫するには、ガイドさんの案内があった方がいいと思います。
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