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第808回
アンデス大紀行 インカの母なる文明を探せ!
2003/01/11 (土) 21:00〜


浜島 直子
浜島 直子(はまじま なおこ)

Profile
1976年9月12日生まれ。北海道出身。「はまじ」の愛称で、雑誌、CMなどで活躍中のモデル。
特技は本人曰く「料理くらい」。しかし、NHK教育テレビ「フランス語会話」の司会経験から、レポート中にフランス語が飛び出すことも!最近は英会話にもチャレンジしているとのこと。
浜島さんに会えるサイトは 
http://www.okazaki-models.co.jp/
ミステリーハンターは今回で6回目。
 

Interview
 

南米ペルーのマチュピチュは、多くの人が一度は訪れてみたいと思う美しい遺跡のひとつです。この古代都市を築いたインカ帝国は、高度な文明と強大な権力を持っていたことで知られていますが、その繁栄はわずか100年あまり。そして、インカの文明は帝国が栄えた時代に急速に完成したのではありません。アンデスの古代文明をひも解くと、そこにはインカ帝国の母胎となったふたつの帝国がありました。インカ誕生の謎を探るため、アンデスへと旅立ったミステリーハンターの浜島直子さん。約100年という短い間で、輝かしい栄華を歴史に残したインカ帝国の母なる帝国、ワリとティワナク。ペルー、ボリビアとアンデスを巡る大紀行で、浜島さんはどんな体験をしてきたのでしょうか?
 
Q.古代遺跡を訪れたのは、初めてなんですよね。印象はいかがでしたか?
  ご存知マチュピチュ「やっぱり感激でした!」正直言って、今まで自分が遺跡に興味があるのか、ないのか、ということすらも考えたことがなかったくらい私にとって無縁の存在だったんです。今回は、ディレクターさんにオススメの本を教えてもらって、2冊くらい本を読んで取材に出かけたんですね。実際、マチュピチュを初めて見て、やっぱりすごいな、と感動しました。私が本で知った知識は、ほんのわずかなものですが、いろいろと知れば知るほど遺跡探索の旅は、もっと面白くなるんだろうと思います。古代遺跡は、たくさんの謎やふしぎに溢れている、ということも発見しましたが、「遺跡って面白い!」と感じている自分自身が、いちばん意外で新鮮な大発見でした。
Q.新ミステリーハンター松田さんと、一時合流したようですね
  新レポーター松田さんとはすっかり仲良しにまっちゃん(ミステリーハンターオーディションで新レポーターとなった松田小百合さん。松田さんの初ロケもペルー)、超いいコ!すごく楽しかったです。合流したのは、1日だけだったのですが、一緒に非日常を体験したせいか、すぐに親密になれた気がします。この取材の少し前に、モデルのお仕事で、横浜中華街へ行ったんですね。そのとき、ビーズのかわいいスリッパを見つけたんです。海外のホテルってスリッパがないことが多いじゃないですか。ホテルで履くのにいいかな、と思って松田さんの分も買っていったんです。それをプレゼントしたら、もう!飛び上がらんばかりに喜んでくれて。そしたら夜、彼女がホテルの私の部屋に来て「これ、私はもう必要ないですから、よかったら使ってください」と、ポケットティッシュとハチミツをくれたんです。ティッシュはいろいろ重宝するし、南米は空気が乾燥しているので、私も初日少し喉の調子が悪かったんですね。ハチミツはそのために。今度は私が感激!本当にピュアで、好奇心旺盛。かわいい妹!って思ってしまいました。
Q.アンデスはどんな所でしたか?
  さすがモデルはまじ。民族衣装もすぐに着こなして素敵初め飛行機から眺めたとき、あまり木が生えていなくて、人が住む場所とは思えませんでした。「どうだー」という感じの、すごく男性的なイメージですね。でも、そこに暮らしている人たちは、すごくシャイで素朴なんですよ。街に出ると、石畳でヨーロッパの街並みに似ています。以前行ったポルトガルを思い出しました。
  ―お食事はいかがでしたか?
このかわいいクイも、もう少し大きくなると…今回は、高地ロケだったのですが、私は高山病にも全くかからず、時差ボケにもならなかったので、毎日、快食快眠。ADさんと私がいちばんよく食べていたのじゃないかな。とくにおいしかったのは、スープ類ですね。南米特産のお野菜がたっぷり入っていて、いい味が出てるんです。あちらでは、前菜のようですが、私たちにはそれだけでも充分食事になるほどボリュームたっぷりでした。セビーチェという白身魚のマリネも日本人好みのさっぱりとした味でおいしかったですね。めずらしいものでは、リャマのステーキ。羊肉と牛肉の間っていう感じでしょうか。私は北海道生れで、羊肉で育ってますから、多少臭みがあってもぜんぜん気にならなかったですね。それから、クイ(注)の丸焼き!お昼の撮影で、こんな姿に!飼育場にいたクイを抱きながら「かわいい!小さい!温かい!」なんて言っていたら、その日の夜の食事で「いただきまーす」ですからね。さすがにリアルで、ナイフを入れるのをためらっていたら、ウエイターさんが食べやすいように切ってくださいました。皮が固くて、お肉はよく運動した鶏の肉という感じでした。
(注:モルモットの仲間。アンデスでは食用に飼育されている)


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