劇団文化座公演142
『稲葉小僧』　

作：三好十郎　　演出：原田一樹　　2月25日（水）〜3月1日（日）　文化座アトリエ

敗戦直後、上海から帰ってきたヤクザ者の小六。そこにはかつての東京の姿はなかった。彼は堅気になって昔別れた女・絹子とともに磐城の炭坑で働くことを決心する。とある病院に絹子がいることを突き止め、子分の文三とともに乗り込んだのだが……。

劇団文化座＋劇団東演・戦後70年共同企画公演
『廃墟』　

作：三好十郎　　演出：鵜山　仁　　5月29日（金）〜6月1日（月）　文化座アトリエ

あの戦争の責任は誰にあるのか？
敗戦によって日本はどう生まれ変わろうとしたのか？
日本人の民族性とは？
そして敗戦民主主義の在り方をすべての日本人に問いかける衝撃作。演出に鵜山仁氏を迎え、創立55周年の節目を見事に展開する劇団東演と共に贈る三好十郎の代表作。

劇団文化座公演143
『幽霊さん』（新作）

作・美術：司　修　　演出・音楽・映像：金　大偉　　7月30日（木）〜8月2日（日）　シアターχ（カイ）

司修氏が佐々木愛のために書き下ろした「ひとり芝居」
東日本大震災から三年が過ぎた三陸のとある海岸。ーこの頃は爺さまの幽霊も出なくなってしまったーと孤独のうちに死を選ぼうとする婆さまの前に、ケンズさんこと宮沢賢治の幽霊が出現し、何とか婆さまを笑わせようと努力するのだった。そこへ爺さまの幽霊が……。
公害に苦しむ不知火の海と人間を描き続ける石牟礼道子氏の世界を映像と音楽で表現し続ける金大偉氏の幽玄な構成力でお楽しみ下さい。

劇団文化座公演144
『イーハトーブの芝居小屋』　

作：宮澤賢治　　構成・演出：関矢幸雄　　演出補：花輪　充　　11月　文化座アトリエ

文化座のアトリエ企画第一弾として誕生した「イーハトーブの芝居小屋」。演出家関矢幸雄先生の指導を受けて、宮沢賢治の世界を音楽とマイムと楽器演奏で楽しく表現したこの企画が30年ぶりに蘇ります。

劇団文化座では、東京公演の他、全国各地でも上演活動を行っています。

上演についてのご検討、ご紹介等を頂ければと思います。どうぞお気軽にご相談下さい。

TEL　０３−３８２８−２２１６　／　FAX　０３−３８２８−２２６０

劇団文化座　制作部