待望の新著!!

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《こちらから、音声が聞けます。》

こんばんは、藏本天外です。
今夜も30分間お付き合い下さい。
さて先生、本を書かれたというふうに聞きましたが、いったいどんな本なんでしょう。まずタイトルを教えてもらっていいですか?

タイトルは「奇跡はポケットの中に入っている」

いったいどのような事がきっかけだったんですか?

前の本「意識が変われば世界が変わる」を出したんだけども、それもなかなかいい売れ行きだったんだけど、やっぱりずっと研究してるから、どんどん言いたい事あるわけ。本当は100冊くらい出したいのよ。伝えたいことがいっぱいで。

で、そのきっかけになったのが、あるメディアプロデューサーと話をしていたんだけど「天外さん、前の本凄い面白かったんだけど、何か今言ってる事と若干違わない?」とか言われて。『いや、そうなんですよ。どんどん研究進んじゃうから、違うよね』って話をしてたの。
そしたら『どんな本があったら嬉しい?』って僕が聞いたの。
そしたら、「う~ん、そうだなあ~。今脳の話とかいっぱいるし、物理的な本もおもしろいんだけど。なんかこう、ドラえもんみたいな本が欲しい」って言われて、俺が『分かった』って言ったの。『ポケットの中に何かが入っている。それを探り当てたら人間は成功するみたいな本どう?』って言ったら「いや面白い」って言われて。
通常「潜在意識」って言うでしょ。僕はそう言わない。僕は「創造的無意識」って言うのね。「え、それどういうこと?」って話がだんだん盛り上がって来ちゃって。じゃあ先にタイトル決めようかっていう話になって。

『皆が起こしたい事って何?』「成功したい」『う~ん何か違うんだよね』って。何か違うんだよね、僕からすると。奇跡起こしたいだけじゃん。
今までの常識の範疇を超えている事を「奇跡」と言う。
例えば、不治の病で床に伏せていた人が治ったら、奇跡が起こったってことでしょ。
でも、それって僕からすると、現代医学の中では治らないって決めつけてるだけで、本当は治る可能性があったということでしょ。
例えば、凄い多額の借金をしてたんだけど、凄い投資家が現れて一瞬にして会社が良くなったっていうのは、それって、全く宇宙人みたいな事じゃないじゃん。
それって実は、その人の意識がちょっと変わったおかげで、出逢ったときにちゃんとしたプレゼンテーションが出来たとか。

だから本当は、究極の所、奇跡なんてないわけだ。
大きな世界で入ると、それってちゃんと法則があるってことでしょ。

だからなぜポケットの中に入ってるかというと、例えば、手をポケットに入れたときに、形が分かってると「あっ」って分かるでしょ。
例えば、10円玉と100円玉と50円玉が入ってたとしようか。どれが100円玉か分かるでしょ。
10円玉は大きさで分かるし、50円なんて穴が開いてるから分かるでしょ。
というようなものなんです。

自分の心の中に手を入れた瞬間に、確信性「これ、いける」というものが、創造的無意識。

すると、オートパイロットになってるから。オートパイロットっていうのは、名古屋港から出て東京湾まで船が行くときに、勝手に行くでしょ。自動操縦で行くでしょ。
それと同じ作用が、実は潜在意識に入ってるんだよ、っていう事をちょっと簡単に物理的に話ながら。「そういう本にしようよ」っていう打ち合わせになって。

どんどんどんどん話が膨らんじゃって、本の厚さが1メートルくらいになるんじゃないかって話になって、それダメだろって。それ持てないだろって話になって。
じゃあそれをぎゅっと圧縮してやってって言われて。
本の表紙は、目の前にあるんだけど「ピンク」。

なんか僕たちって「ポケット」って言うと小さい頃を思い出さない?
そういう意味では、もっと自分の純粋性みたいな所を思い出して、っていう思いを込めて。
もちろん中読んでもらうとちゃんとしたワラントとか根拠とかメソッドとか。
半分くらいメソッド、というか「やり方」。『こういうふうにして、実験してください』っていう。

で、ここにポイントがあって、僕の顔写真は載せてないんです。
出来上がった瞬間に出版会社の人も「これはいい感じの本ですね~」って言われて、心の本とか精神的な本とか何か難しそうで何か「う~ん」て思うんだけど、これなら手に取りやすいて言われて。それ実は表紙に磁石入ってるんだよ。笑

本屋さんで何気なく手に取って、いったいどんな人が書いてるんだろうと思って講演会に行って先生を見られて、それもまた楽しいですね。
という事で先生、この「奇跡はポケットの中に入っている」わたしちょっと見させていただいたんですけども、まずオープニングから、びっくりしました。衝撃を受けましたよ。

今までの本て「初めに」ってどういう事かというと、「僕がこの本を書くに当たってこうでこうでこうでしょ…」って下りが入ってるわけだ。

いきなり「太陽は熱くないぜ」って書いてあるんですよ。
よく皆から言われるの。
「何こいつ、いきなり本開けて読んでいったら何書いてんのこの人?!」って読まれて行くと、だんだん皆の顔が「なるほど~」って。
で、本文に入ってくるときには凄くわくわくして読んで欲しいのね。

導入部分が衝撃。
多分ね、今まで呼んだ本の中で一番「ええっ!」って声上げるんじゃないかな。
今まで常識だと思ってた事がガラガラガラというか。

この番組でも1回放送で言ったけど、「こうだったらどうする?」っていう考え方ね。
例えば、太陽の表面温度は6000℃って言ってるけど、誰か測った事あるの?って話。
それって太陽光が地球上に届いている代謝熱とか潜熱を測って行って、距離を割り出しただけ。

太陽って煌々と明るいって言ってるけど、NASAでも言ってたけど、宇宙ロケットを太陽に向かって発射しました。大気圏突破したら宇宙って暗いんだよ。
だってあれだけの明るさがあったら、宇宙って明るくないとおかしいじゃん。宇宙はなぜ暗いの?って話。
例えば、太陽はぎらぎら燃えているって言うけど、じゃあ宇宙空間に酸素あるの?って話になるわけだ。

そういう事を僕は決めつけてるのではなくて「でもこれっておかしいよね」「これって何でこうなの?」って、読者側の立場になって純粋に太陽を見たときに「何かおちょっと納得いかない所ってない?」って。
だから、決めつけている。

こうだと思ってたのに、自分の中で勝手に決めつけていた事が、先生からの問いかけで「あれっ、答えられない」とか「あれっ、分かってなかった」とか、そういう事に気付かされましたね。

何で僕がそれ言ったかというと、「わたしってこういう性格じゃん」って決めつけてない?

それってさっきの太陽に照らし合わせると、「えっ、ひょっとしたら違うのかも」ってなるじゃん。
自分の作り上げた常識が、少しづつ音を立てて壊れるわけ。
すると、ポケットの中に手を入れたんだけど、スーツを買ったときに、糸がくっついたままじゃん。ポケットに手を入れようとしても入らない。それって糸をぱりぱりって取ったらスッて入るわけでしょ。それが常識の壁。
入ったら無限ポケットだから、色んなもの出て来る。

縫ったままではもったいないですね~。
それって過去の情動記憶。自分の生きて来た中での体験と経験だけが全てだと思っている。

だって僕なんか、うちのスタッフの為って言いながら自分の為なんだけど、
例えば、僕なんか忙しいから、地方行って食事とかやりたいんだけど、次の予定があるから帰るわけでしょ。
食べたいじゃん、さくらんぼ。
でも、今便利よ~。ネットで買えるじゃん。
僕ネットで果物買うの大好きだから、朝事務所に来ると、トウモロコシ置いてあったりだとかサクランボだとか、スイカとか買ったんだけど、そういうのって10年前とか考えられなかったでしょ。
それが常識の壁なんです。それを打ち破ってくれたのが、WEBの世界だったりIT能世界。

僕達の脳もメカニズムがある。

運の良い人とかついてる人とかツイてる人、凄いラッキーな人ってどういう人かというと、そのメカニズムを知ってるってこと。
騙される人っていうのは「その物事のメカニズムを知らない人」

物事のメカニズムをちゃんと知ってたら、騙される事ってある?ないでしょ。
だから知らないというのは、極端に言うと罪かもしれない。それは自分の命に対して、自分の心に対して罪でしょ。
今まで決まってた常識が全て正しいとは限らない。
そういう意味では、常識を見直して行くひとつの方法であり、じゃあ、こんなふうにやったら面白いよねとか。
思いつきで書いたのではなくて、この一冊の本には膨大なワラントがある。正当性のある根拠ね。それ書いたら1メーターくらいになるでしょ、それはまずいわけだから。
そこはぎゅって圧縮しながら書いたわけね。

この中には自己暗示のやり方みたいなものも書いてあるけど、それって今までの自己暗示と全然違うのね。
暗示って言って欲しくないくらい、僕は「創造的無意識との共鳴」って言うんだけど。
そういう意味では、リスナーの皆さんに一番言いたい事は、
人生で最も大事な事は何かというと、あなたのリアリティのある確信性。
自分の中でリアリティがないとだめだよ。ただ、確信性って言って「この人は、わたしはこうだから!」って、それって頑固じゃん。
本当の意味での臨場感のある確信性っていうのは、誰が何と言おうが「わたしは大丈夫」って、揺るがない自己。それをまず持つこと。

もう1つ大事なのは「共有制」

確信性を持つだけではだめ。それを友達とかに共有出来たときに、それって役に立つよね、っていう話。
いくら確信したって、役に立たないものの確信て意味ないでしょ。
それとか、いくら共有したって押しつけだったら意味ないでしょ。

という事は、確信性と共有性が一体となったときに、実は「奇跡」って起こるのよ。
だから、ちゃんとメソッドがあるわけね。
そういう事をやっていく事自体が絶対楽しいと思う。
人間て、自分の興味がある事ってどんどんひも解いていくじゃん。
何かそこで見つけた瞬間「やったー」みたいなものない?

僕なんかでも、昔受講生の方からペンダントもらったの。
それも細~い鎖のペンダント。糸みたいなやつ。
それをお風呂入るからって取ったの。
そしたら何かの拍子にからまったんだろうね。ペンダント絡まると大変だよね。
しょうがないから爪楊枝持って来て、30分くらいかかるわけじゃない。途中切ってやろうと思ったんだけど、でもその時に出て来るわけじゃん。その人がくれたんだから、って。
という事は、何が言いたいかというと、僕達の思考が絡まっているときに考えて欲しい事は、僕達が小さい頃は、お父さんとお母さんがだっこしてミルクのませてくれたんだな、って。
何か大きくなると「このやろー」とか、親父に対してどうのこうのって思う。
でも、1歳や2歳のときはそんな事思ってないぜ。

僕達は中途半端な記憶だけを思い出して「自分はこうだ」と言ってない?

記憶には3つある。
すぐ思い出せる記憶と、ちょっと考えないと思い出せない記憶と、全く思い出せない記憶。

例えば、2歳のときの記憶ってある?
2歳のとき何してた?って言われたらもう速攻で分かんないでしょ。

でも、中学校3年生の夏休み何してた?って聞かれたら、何となく思い出せない?
だから、命に近づけば近づくほど、意識に上がってこない記憶があるんです。

だから今まで僕たちが不思議だと思って来た事あるじゃない。
「何でだろう、何でだろう」と思う事を全部僕が丁寧に答えたっていう感じ。

では「不思議だな」というのがまだ残ってる人は
絶対面白いと思う。
自分で書いてて「面白い」って思うもん。
僕は沢山の本を読んで来たんだけど、一番おもしろいのって、作者が自分の本読んで涙流せるかどうかなんだよ。
僕は、この本を呼んで泣いたし、笑ったし、感動した。
僕が感動出来た傑作かな。

自分の本の宣伝ばかりで申し訳ないと思うんだけど、本当にリスナーの方に読んでもらいたいな。
僕の会心の当たり、みたいな。
何でかというと、普通「本」ってその本文の中に自分の意見とか自分の思いって出してるでしょ。一切出してないから。
僕の考え方とかじゃなくって「これってこういうい事なんですよ、これってこういう事なんですよ、だからこうだから、これをやってみて」って書いてあるんです。
だから作者の色が出ていない。出てないというか、僕はこう思うんですとか僕はこういう事やって来たとか、全く。

で、最後にいくと、何でこの本を書いたのかという思いがそこに出て来る。
そこで、読んでくれた人は「あっ、そういうこと~」って、何かちょっと感動してくれたりだとか。
で、もう1回最初から読んでみようかなっていう気持ちになってもらうように書いた。

結構本気で書いた1冊なので、次もまた書こうと思ってるんだけど、第2弾、タイトルは違うんだけど。
まあ、僕は最終的に何をやりたいかというと、「人間の生命と本質的な宇宙の関係」
それを1冊目は漫画で書きたいの。そして2冊目は論文で、3冊目は小説で出したいわけ。で4冊目は同じタイトルなんだけど、僕の考え方で出したいわけ。文字としてね。だから普通の本・漫画、そういうタッチで書いていきたいな。
で、それを僕は今の現代に残せたらな。

本の宣伝ばかりで申し訳ないと思うんですけど、
是非、一度一読してもらったら嬉しいなと。
本当にメソッド沢山書いてありますので、是非読んで下さい。

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