パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫

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掲載予告「中国人向けビサ発給が5.6倍に急増」

2010-07-31 12:09:47 | 元店長
7月から緩和された中国人の個人観光ビザの発給件数が、昨年7月と比べ5.6倍になったと明らかになった。

条件緩和で対象となる世帯は約10倍になったのだが、いきなり5.6倍に急増したのは想定外だったようだ。

それだけ中国経済の底力を感じる。

中国人観光客をパチンコ客に取り込む提案に対して、抵抗を感じている読者や業界人が少なくない。

しかし、この先無視できない存在になる。

これについては、後日掲載予定。

つづく

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自分の子供がパチンコにはまったらどうする?

2010-07-31 06:21:42 | 営業1号
新規客の掘り起こしに挑戦したホールがある。方法は月2回ある定休日に、半日ほど無料開放した。1年ほど続けたが、新規客の掘り起しにはつながらず、元々のヘビーユーザーが新台で遊ぶだけに終始した。

結局、この企画はヘビーユーザーに迎合しただけだった。

それでも年配客や月1回ほどのライトユーザーの掘り起しには余念がない。CS放送のパチンコ専門チャンネルで番組を担当する人のイベントを参考にしようと考え、本人にも会ってみたが、ライトユーザー向けではなくヘビーユーザー向けのイベントが主体だった。

パチンコをまったくやらない人をパチンコへ目を向けるには、1円パチンコがあるとはいえ、客単価の高さはやはりハードルが高い。

平均3〜5万円といわれるサラリーマンの小遣いは減額される一方。そんな時代に1日1万円使わせる娯楽は娯楽とも言いづらい。

スポーツクラブなら月額8000円ほどの会費で、毎日通える。お風呂も入り放題なので最近は年配者の会員が増えている。

不況から脱出できない状況で、給料は上がらず、中小企業はボーナスも出ない。会社がいつ倒産するのか怯えながら働くサラリーマン。

景気がV字回復でもしない限り、客単価、客粗利の高い商売は将来的には残れない、とすればその最右翼にあるのがパチンコである。

「自分の子供がパチンコしてたらグーで殴る」という店長の言葉にパチンコ業界の悲しさが表れている。自分の子供がパチンコ業界で働くのはよしとしても、パチンコで遊ぶことは許さない。

新規客を開拓したいが、自分の子供がパチンコをすることを是としない。ここにパチンコ業界の本音が見え隠れする。

この辺の見解を業界をリードするホール関係者に聞いてみたいものだ。

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新設定付パチンコ機の誕生は可能か?・・・その3

2010-07-30 06:48:47 | 元店長
本日のエントリーは、分かりやすく説明するために、とても飛躍した内容となっている。

その2で「つまり、パチンコ機はこの先刻々と進化して行く」と書いた。

各メーカーがどんなパチンコ機を開発しているのかはもちろん極秘事項だ。

そんな中、京楽産業.のホームページには、こんな断りがある。

お客様からのアイディアについての部分だ。

ご存知の様に、パチンコ機は特許の塊なので、メーカーサイドも神経を尖らせている。

どこのメーカーが、どこまで設定付パチンコ機を真剣に考えているのか? それはご想像にお任せする。

しかし、このシリーズを読み進めば、ホール側は検討を始めるには「今が!」好都合な時期だと理解できるはず。

京楽産業.が海外進出を検討しているということは、他社も同じだ。メーカー関係者なら、パチンコを全世界に浸透させたい野望は絶対にある。

メーカーでなくても、日本独自の文化が世界に拡がるのは良いことだし、
日本のアニメが世界で評価されるようになった今こそ、パチンコが世界に浸透するチャンスでもある。

メーカーは、世界進出で売上を上げられる一方で、ホールはその時、日本に来る観光客に認知されているであろう本場のパチンコを堪能してもらう場になる。

業界全体で、世界進出の夢を構築し、それに向けて動き出す。それだけでも、その効果は計り知れない。

では、カジノでパチンコ機が認可された場合、どんな形になるのだろうか?

その一例(これは確定ではないので、予測の一つとして捉えて欲しい)

釘調整による、スタートのバラツキは認められない(=釘調整不要機になるのか?)

TYの機械差も駄目。

確率変動なんて、とんでもない(?)。

例えば、機械に1000円札を挿入したら、スタートは20回とかに固定される(?)ハズだ。

で、内部操作で、確率を設定するタイプになるだろう。

ペイ率が90%〜110%の間で自由に設定できる。もしくは、全台同一機種は同じ確率に規則する。

大当たりが50000ポイント(50000発=5万円)。
中当たりが10000ポイント
小当たりが100ポイント〜9000ポイント

玉は演出上盤面を流れるか、盤面が全面液晶で、玉もフル画像。

今は各台計数機タイプが多くなり、出玉はデジタル表示されている訳だから、今の各台計数機タイプが進化した形になっているかも。

世界のカジノで、パチンコが認可された時、パチンコ機にペイ設定機能が付いている可能性は高い。

その場合、日本のスロットの設定とは違い、全て一カ所のキーボードで一元管理になるだろう。

ホール業界は、その流れに乗る準備を今からして欲しいのだ。

その流れとは、将来のパチンコ像をホールの立場から描いて欲しい。

何度も書くが、ただ与えられた機械で営業するのでは、ホール側の立場は変わらない。

誤解をしないで頂きたい。

カジノ向けパチンコ機とホール向けパチンコ機は、当然別問題。

しかし、時代の流れの中で、将来国内向けパチンコ機に設定が復活する可能性はあると断言しよう。

ホールには一物一価強化など、様々な規制が強化されている。東京のある地区では、玉積み規制の噂もある。

それを先取りしたホールは、別積み廃止で、もち箱は5箱までにしたホールもある。

それを考えたら、5年後か10年後に、どこかの所轄が、釘調整による機械間の差は認めない! と言い出す可能性も少なからずある。

そんなバカな!と今は思うであろう。

ある都道府県の遊技組合では警察本部と、一物ニ価は当分の間は、黙認すると話し合いがされていたらしいが、そんな話はあっと言う間に反故にされた(笑)。

これが、「そんなバカな!」が現実した例でもある。

今の業界は、警察の指導に従うしかない。

カジノ業法が成立して、カジノ向けパチンコ機が認可されたら、従来からのホール向けパチンコ機だって、将来は多くの規制がかかるかも知れない。
(どうなるか分からないとお断りした上で書くと、私の先祖に近衛兵(今の皇宮警察関係者)がいる関係とサラリーマン時代の顧客に、元幹部がいるので様々な話が聞ける)

どちらに転んでも、パチンコ機が将来進化する時、ホール側は、遊パチやミドル等と兼用出来る設定付パチンコ機をメーカーに提案する準備をすることを提案したい。

つづく

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設定付きパチンコ実現に向けた寄稿3部作

2010-07-29 06:48:44 | 営業1号
ブログランキングが1位になったためか、寄稿が一気に増えた。それも設定付きパチンコの件に関して。皆さんの関心の高さが改めて伺える。

今回は3本の寄稿を一気に紹介する。

設定付ぱちんこ機の記事を読んで

私は昔3大メーカーといわれた1社で開発部門に在籍している者です。
やっとホールさん側から、具体的なお話が出てきたな、と思う感じであります。

今迄どうしてこの発想の要望が出ないのか不思議でした。

我々の一部では、個人的に、なんとなく思っていても、それを口に出す事はしませんでした。

その理由は会社からバカ扱いされる話でありますから。

製造側にとっては、この話はマイナスになる話です。プラスになる事は現状ではありえません。

このアイデアを上層部に上げる事は、社員の評価を下げる一因になるとも言えますからね。

でも個人的には、この話はホールさん側には、とても良いお話だと思います。

ホールでの運用について、機械費用抑制について、資源のエコについて、多くのメリットが生まれるアイデアだと思いますから。

間違いなくこのアイデアに反対するホールさんはゼロでしょう。

実はこのアイデアが、具体的に出現する事を一番恐れていたのがメーカー側とも想像します。

特許関係や技術などで、関門はありますが、本気でやれば実現可能なアイデアです。

そのアイデアを元店長氏が具体的に語り始めたからには、将来この運動が大きな動きになる事を製造側は恐れる(大袈裟な表現ですが)可能性はあります。

その理由の一つとして言えるのは、どこかのメーカーが最初に販売にこぎつけた場合、失敗すれば良いのですが、成功した場合、一気に流れが変わる可能性が高いと思われますからね。

どこかのメーカーが極秘に大手ホールさんと先行開発の計画を立てる可能性もあります。他社はこのケースが怖い。

具体的に計画が動き出すと、どうなるのか分かりません。それが世の中の基本です。

これは誰も予測が不可能でしょう。

だからホールさん側は、入念な計画を練って下さい。

スタート入賞口の戻し個数の時のいい加減な話とは、今回のアイデアは次元が違いますので。

この先のぱちんこ機は、変わっていきますよ。

何方も想像をするのが、流行りの3D映像の液晶搭載機とかが出現するでしょう。

他には全面液晶で、お客様がチャンネルを変えて選ぶ事で、全く違う版権のぱちんこ機を選べるとか。この場合は内部確率は全て一緒です。

私の親戚にホールさんに勤務する者がいますので、今回のアイデアは個人的には応援したいと思います。時代がそのアイデアを求める時がくると思います。

ホールさんに言いたいのは、その時に備えよですね。

店長として思うこと

小さなホールを6店舗経営している会社の店長です。
業界歴は30年になります。

リーマンショック以降の稼働は過去の不況とは全く違います。昔の不況は、パチンコが身近なレジャーの代わりになっていました。

しかし、この不況は違います。不況が昔と違うのではありません。パチンコの姿が昔と違ってきたのです。

パチンコはレジャーではなくなり、明らかなギャンブルに成り下がったと思います。

1パチが昔のレジャーパチンコの身代わりになっているのが、せめてもの救いでしょうか。

今回元店長さんが発信した意見、設定つきパチンコ台は、大きな期待をもっています。

機械金額が現行より15%くらい高くても、それだけのメリットはあると思います。

特に1パチ4パチ両方の営業をしているホールや、複数のホールを経営しているケースでは、その恩恵があるでしょう。

ホール業界の未来ですが、どうかいい方向に導いて欲しいと思います。
微力ながら応援致します。

新型パチンコ機への期待

私は大手10位以内のホール会社で経理関係の仕事をしています。

本日上司から、パチンコ日報で取り上げられている、新型パチンコについて、どのくらいの費用効果が生まれるのか計算をしろと言われました。

今回の寄稿は、その上司の許可を得ていますので、ご心配なく。

会社としては非常に期待をする内容です。発売された時は、その効果は大きいと思います。

特に弊社レベルのホールでは、ホール間での効果が大きいのは間違いありません。

問題は新型パチンコ機の実現が可能かですが、今はそれを実現する為の第一歩。

先は険しく長いですが、これを夢に終わらせてはならないと考えます。

価格次第ですが、弱小ホールさんにもプラスになると思われます。

ピーク時の三分のニになったホール数ですが、この先はもっと厳しいでしょう。

弊社の僻地や郊外のホールで、老朽化された店舗は日に日に営業が厳しくなってきているのです。

人件費を削っても、どうにもならん店舗は閉鎖するしかありません。
その対象店の常連様のお気持ちを考えると、それも心苦しい。

その店舗を救う一つの方法として、今回の新型パチンコが実現されたら、大きな力となるでしょう。

ホール全体が力を合わせて大きな波にしていきましょう。

以上

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緊急寄稿  新設定付きパチンコの反響について

2010-07-28 06:21:16 | 元店長
暑中お見舞い申し上げます。

毎日暑いですね。皆様お元気ですか?



皆様のご協力のおかげをもちまして、念願だったパチンコ・パチスロの人気ブログランキングで遂に1位になりました。あれだけ、遥か遠い雲の上の存在だった1位になれたことは、皆さんの協力があれば、困難なことでもできるということを証明しました。

ありがとうございます。

これで少しでも多くの業界関係者の目に留まり、小さな運動が大きなうねりになっていくことを期待します。

まずは、お礼まで。

さて、シリーズの途中で、反響が私や営業1号さんにメール、電話等でも入ってきている。

賛同して頂ける内容が9割、批判的(悲観的)な内容が1割と言うところ。

埼玉県のホール責任者が販社の方と「新設定付パチンコ機」の話題になったそうだ。

販社の方は「今の内規では無理だし、メーカーは喜んで作らないだろう」との反応。従って、実現は無理だとの見解だったようだ。

その他、新設定付パチンコ機は、理想だけが高く、絶対に実現しないと断定される方もいらっしゃる。

お陰さまで、ブログやツイッターで取り上げていただいています。

元ワンピの店長無双様にブログで取り上げていただいた。

ありがとうございます。

読者様から、ボンペイ吉田氏のつぶやきの情報を頂戴した。

(ボンペイさん、勝手にリンクして申し訳ありません。不都合がございましたら削除致しますので連絡下さい。ボンペイさんに、おもしろいと言って頂けて光栄です)

皆様の協力のお陰でブログランキングが上位に上がった影響で、初めての方からも連絡もいくつか頂戴した。その中には、メーカーや販社の社員さんからの問い合わせも。

ブログ順位が上がり、このシリーズがより多くの業界人の目につき、賛成意見も反対意見もぶつかり合いながら、よりよい方向へ向かいつつあることを肌で感じる。

ここでもう一度私と営業1号さんの気持ちを伝えたい、と思う。

近年、機械代の高騰がホール経営を圧迫している。

市場には数多くの新機種が投入されている。これはホール側が機械を選べる範囲が広くなるとも取れますが、同時にホール間の競争も激しくなる要素も孕んでいる。

同じ機種のシリーズに「遊ぱち」や「ミドル」や「MAX」タイプがリリースされている。

見た目は、ほとんど同じなのに、ホールが購入する場合は、それぞれ1台として機械を購入する。

大半が稼働が取れれば良いのですが、取れない機種が目につく。そんな時、二束三文で売りに出すケースが大半だ。

そんな状況下、私がいままで現場で聞いてきた声の中に、1台で複数のスペックを内蔵する機械が欲しいと言う意見があった。

しかしこの意見は少数だった。

その理由は「どうせそんな機械は無理だ!」と諦めているからだ。

「今の内規では無理だよ」とか「そんな機械は認められないよ」と最初から諦めている。

最初から諦めてはいけない。

日本の成長は、モノ作りで諦めない精神があったからこそ。

以前、NHKテレビの「挑戦者たち」で、不屈の精神で不可能と言われたことを可能にした開発者を紹介していました。

それと同じで、最初から諦めては何も生まれない。

1台の中に、複数のスペックを内蔵する機械の登場は、機械代抑制につながるはず。

それと、ホール側が、営業の手法範囲を広げられる意味もある。

もしも実現可能になった時、機械価格は想像はできないが、その使い勝手のよさは、現状より格段に上がるはずだ。

そんな夢を抱きながら、今回の提案をしている。

いま、ホールの現場を預かっている皆様が、どんな機械が欲しいのか?

色々と希望があると思う。

そんな中での「新設定付パチンコ機」。

これを元に、私の周りでは、いろんな方法の営業展開案が出ている。

この提案は始まったばかりだ。

まずホールの皆さんが、この提案を元に夢を語り始めることだと思う。

そして、その夢を煮詰めていく。

ホールが本当に欲しい機械機能は何かを考え、10年後の業界の変化に備える。

ホールとメーカが協力して、営業しやすい業界を作る。

これは可能だと思う。

今後とも宜しくお願い致します。

元店長・営業1号

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新設定付パチンコ機の誕生は可能か?・・・その2

2010-07-27 06:27:11 | 元店長
パチンコ業界の将来を考えるとき、「ホール」「メーカー」「お客様」「監督官庁」「市場動向」を含めて多角的に捉えないと将来は見えてこない。

1987年当時、数年先の経済状況を言い当てた経済専門家は皆無であった。

バブル期につけた日経平均株価の最高値は、89年12月29日の38,915円87銭。
多くの専門家は、株価は5万円にも届くと予測していた。

最近ではリーマン・ショック関係でも、著名な経済学者の化けの皮が剥がれた。

つまり、将来の展望や予測することは、専門家でも本当に困難なのだが、パチンコ業界はどうだろうか。

断定できるのは、パチンコ機に関しては、年々質は向上している。

20年前の機械はおもちゃに見えてしまう。液晶演出も遊技性もアップしているが、本来の遊び心は消えてきているのが悲しい。

規則の厳格化が行われ、時代の流れに適応された規則改正により、様々な遊技性が消えていった。

それを考えるとこの先の、パチンコ機がどうなるのであろうか?

1年以上前の寄稿にも書いたけれど、メーカーは何時か海外に進出するだろうと書いた。

グローバル・ゲーミング・エキスポ(G2E)アジアが6月8〜10日までマカオで開かれた。
因みに来年は2011年7〜9日

カジノ関連のメーカーを中心に世界20カ国・地域の120社が出展。
その中で、日本からはパチンコメーカー「京楽産業.」が参加し、パチンコ機を出展して話題になった。

知り合いが現地で、京楽のパチンコ機を見た。封入式だった、という。

パチンコ機は、一時期、台湾や韓国へ進出した時代もあったが、法的な問題から表舞台から消えていった。

それは業界人なら誰もが知っているが、アメリカのゲームセンターや娯楽場などに、パチンコ機があるのをご存知だろうか?

海外では、ピンボール的なゲーム機感覚なので人気と認知度は低い。

しかし、ある関係者によると、日本でカジノが合法化された時に備えて、カジノ向けパチンコ機の研究は進んでいるようだ。

海外のカジノで、パチンコ機を普及させるのは、いくつもの壁がある。

本場のカジノで遊んだ人なら分かると思うが、今の規格のパチンコ機を海外のカジノへ持って行くと、パチンコ機はちっちゃく見えてしまう。

まず、サイズ変更からすれば、海外でパチンコ機が普及する可能性は充分にあると言うことだ。

話を戻す。

つまり、パチンコ機は、この先刻々と進化していく。

メーカーは、日本国内ではカジノに新たな市場を見出す研究をしている。

この先、国内では大きな発展が見込めないからである。

小売業(コンビニやスーパー)が中国や台湾、タイなどへ進出するのと同様に海外に活路を見出そうとしている。

海外向けや国内カジノ向けのパチンコ機の開発を活発化させているのは、今かも知れない。

そうした流れを考え合わせると、「新設定付パチンコ機」の話につながる。

カジノでは、技術介入などが含まれる機械は認定されない。
スロット5号機も勿論駄目。

日本でカジノが認められて、ある程度の年月が経てば、ホールとカジノのスロットの垣根が低くなるか、同じ高さになる可能性もある。

これはパチンコ機にも言えることで、10年先には、日本国内のカジノからパチンコが認められて、世界のカジノに浸透する可能性もある。

つまり、全世界向け規格が国内規格に準ずる可能性があるということ。

あるメーカーは、日本国内のカジノ向けパチンコ機のライセンスを狙っている話もある、という。

これは常套手段。

そうなった時、ホール業界がいまのまんま呑気に、与えられた機械で営業していては発展はない。

今こそホール業界自らが、ホールで使いやすく、お客様に喜ばれる機械を主導しなければならない。

その運動を今から初めても、最短でも10年先だろう。

しかし、今それを始めないと、ホール業界は永遠に今の状態から抜け出せない。

つづく

管理人より
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新設定付パチンコ機の誕生は可能か?・・・その1

2010-07-26 06:18:16 | 元店長
新設定付パチンコ機のエントリーでは、皆様からの多くの反応を頂戴した。
この場をお借りして、心から御礼申し上げます。

新設定付パチンコ機はホール側がパチンコ業界を変えるキッカケだと考えている。

コメントにはメーカーにとっては不利、という意見が多数ある。

確かに同じシリーズで様々なスペックの機械が販売されているので、その通りだと思う。

もしも新設定付パチンコ機が発売されたら、販売台数が何割か落ちると予測される。

ただこんな意見もある。

メーカー側の人によれば「新設定付パチンコ機が可能な環境を整えることが重要」という。

メーカーが新設定付パチンコ機を制作しなくても、それが可能な規則さえできれば、自然にメーカーが新設定付パチンコ機を開発をしなければならない状況になるだろう、と。

つまり、本当にホール側が欲しいと思う機械なら、自然に市場がその形成を促すハズだ。

数年前に、ホール側とメーカー側が協議した結果、スタートを3個返しから6個返しの機械が発売された。

結果はご存知の通り。

だからホール側は、これを教訓として次の戦略を立てなければならない。

本当にホールが求める機械とは何か?

少々話をそらす。

私と営業1号さんで稼働が落ちた原因について話し合ったことがある。

その一つに不況がある。

もしも、現在が1987年前後のバブル期ならば、この1年で発売された機械のほとんどが、高稼働機種になっていることが考えれる。

最近の機械は、10数年前にくらべて、どの機械も性能も演出も素晴らしい。それなのに、機械の稼働が低下しているのは、景気や生活環境の変化が、この業界に大きくのしかかって来ているからだ。

昔は不況にも強いパチンコ、といわれたが、レジャーも多様化している。今は、パチンコの様に金を注がなくても遊べるレジャーが沢山ある。

そして、この不況の時代に、1万円が30分で消えてなくなるレジャーって怖いと思うのが常人の感覚でもある。

つまり、今のパチンコ不況の大きな要素は、機械の性能問題よりも、景気や生活環境の変化に大きく左右されている。

その景気や生活環境の変化を見越してパチンコ機を開発するのは、大変難しい。

開発のGOサインが出る時、発売時の経済状況まで考えているのだろうか? 考えていない。

数年前より明らかに性能や質がアップしている機械なのに、数年前の機械より稼働が取れない。この原因は何か? メーカー側は分かっている。

MAX機全盛期や4号機全盛期、ホールでは社歴上最大の粗利を上げたホールが多数ある。

この時に比べて、市場や生活環境が大きく変化した今、それらの環境変化に対応が出来る機械の開発の一つに、今回私が提案した新設定付パチンコ機があると思う。

これは、ホール側にとってもメーカー側にとっても、双方にメリットが生まれる。

あるメーカー関係者はこういう。

「元店長さんのアイディアを元に、特許申請するメーカーが絶対にあるよ」

つづく

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尿測定器は第二の自動オシボリ機になれるか!?

2010-07-25 06:42:23 | 営業1号
ついに商品が完成した。

商品名は「ユリアン」。英語でおしっこの意味らしい。

ステック状の試験紙にペットのおしっこをしみこませ、色の変化をコンピュータが分析。糖尿やタンパクなど10項目の異常が分かるという測定器。

物言わぬ動物の健康管理ができる。ペットを飼っている人には朗報だ。


で、この商品を日本市場用に開発したのが、パチンコ業界の会社。

今では業界にすっかり定着。ホールのサービス機器として標準装備になっているもので、スロットの普及に伴い、必要性が増してきた商品といえば、あれ。

そう、自動オシボリ機。

自動オシボリ機が登場するまで、ホールは布オシボリを使っていた。しかし、コストの問題があり、紙を使っているところもあった。

ランニングコストがあまりかからず、布おしぼり並みの拭き心地があるものとして開発されたのがこの自動オシボリ機だった。

発売当初はいきなり特許紛争に巻き込まれた。その問題がクリアするのに結構時間もかかった。特許問題が解決すると次から次へと新機種を発売した。

ロールタオルの一巻きの長さや、素材選定に至るまで、苦労の過程を目の当たりにしてきた。

最終的に自動オシボリ機は軌道に乗った。

元来モノ作りが好きな社長で、一つの商品開発が終わると、新たな商品開発が始まる。

日の目を見ることもなく、お蔵入りした開発商品もいくつかある。

久しぶりに開発した商品が、パチンコ業界とはまったく関係がない尿測定器だった。

関係がないといえば、関係はないが、ペット用と謳っているが本来は人間用もの。

これがホールに1台あれば、従業員の健康管理ができる。

さらに一家に1台あれば、家族とペットの健康管理ができる。

本体価格は定価8万円。

従来、なかった商品だが、これが自動オシボリ機のように新しい市場を作り上げていくのか、興味深い。

人間の健康管理もそうだが、ペットの健康管理にどのぐらいの人が関心を持っているかを知りたくてこのエントリーをアップした。

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ブログランキングが3位に

2010-07-24 09:15:43 | 営業1号
新設定付きパチンコを実現させるために、そのエントリーが少しでも多くの業界関係者の目に留まるように、ブログランキングのポチをお願いしていたところ、24日現在、過去最高の3位にまで到達することができました。

1位までのポチ数までは、まだダブルスコアほどの差があります。

1位になったらこの提案が実現する、という具体的目標があれば、励みになるところですが、地道に運動するしかありません。

改めて、皆さんのご協力に感謝すると共に、引き続きポチをお願いします。

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業界人、客のマナー違反を急募

2010-07-24 05:55:03 | 営業1号
これは7月22日までの1週間分を集計したパチンコ日報の人気記事ランキングだ。

これによると、皆さんの関心が高かったのが、業界人のホールでのマナーを指摘した「ハンドル固定の裏話」だった。

マナーの悪さは業界人だけでなく、客側にも当然いる。元店長のエントリーには店内で歯磨きする客もいた。


店舗の管理者ならよく分かっていることだが、女子トイレは荒れる。

負けた腹いせに三角コーナーを壊されたり、わざとトイレが詰まるようにしたり、トイレットペーパーは持って帰ったり、と男子トイレにはない鬱積が女子トイレには充満しているようだ。

そこでホールが困っているマナー違反を急募します。

寄稿の場合は、tetorayade@hcn.zaq.ne.jp

寄稿するほどではないが、一言ある方はコメント欄で。

これを元に皆さんで改善策を考える場になれば幸いです。

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パチンコ機の設定復活をムーブにすることが業界を変える

2010-07-23 06:31:48 | 元店長
昨日のエントリー「パチンコ機にも設定の復活を」の反響が大きく驚いている。

コメントやメールをはじめ、電話でも賛同の言葉を頂戴している。
また、ブログランキングが上昇したことからも、皆様の賛同と反響の大きさを実感している。

実は、これほどまでに反響が大きくなるとは予想外だった。

文字数も少ないので、もう1本の寄稿と抱き合わせをした次第だ。

予想外の大きな反響があったので、私が前々から思っていたことを急遽掲載する。

以下の内容はホール業界を皆さん自らの手で変えるための提案である。

私と営業1号さんの2人で微力ながら、ホールが導入しやすい「新・設定付きパチンコ機」の開発を推進する運動を始めたいと思う。

現行機では1台で1つのスペックしか搭載していないが、これを2〜3スペック搭載して、ホール営業に貢献する仕様の開発を促す運動だ。

今のホール業界は、メーカーから購入した機械を活かす営業をしている。
別の見方でいえば、ホールは与えられた機械でしか営業が出来ない。

ホール側からは、これまでスタート入賞口の返球数アップやお客様が遊べる機械の開発などの要望をしてきた。

メーカーやホールが一丸となり、幾つかの提案が実現している。

このところ、機械代の高騰がホール企業の収益に大きな影響を及ぼしている。

そんな中で、外見がほとんど同じの機械なのに、スペックが遊パチやミドルなど確率の違う機械が多く存在する。

ホール側は人気機種を購入したいために、機歴の実績を積むこともある。

そんなことは、ここでいまさら語るまでもなく、業界人なら百も承知だ。

そこで皆様に提案がある。

☆「新設定付きパチンコ機」の実現に向け、ホール業界全体で機運を挙げたいと思う。

実現するために、大きな山や壁があるのは承知している。

しかし、だからといって黙っていては実現は永遠に不可能だ。

皆様からの応援、賛同のコメントやメール、ブログランキングの協力などから、現場の皆さんが「新設定付きパチンコ機」の登場を望んでいることが肌で感じられた。

メールや電話では様々な意見があった。

機種名「A」のミドルタイプを購入したがズッコケた時、早ければ4週間で撤去。しかし、A機種の遊パチを5〜6台くらい購入することもある。

B機種を14台購入したが、稼働が落ちてきたので撤去。
それとは別に、B機種の遊パチを購入することはしょっちゅうある。

「新設定付きパチンコ機」なら多少価格が高くても購入してもいい。


この機会にホール側が本当に望む機械の開発を考えると共に、「新設定付きパチンコ機」の開発をメーカーに働きかけてはどうだろうか。

この提案は、人気機種を大きく抱えるメーカーは消極的でも、弱小メーカーは非常に興味があると思う。

ホール業界の皆さんに訴えたいのは、メーカーから与えられた機械を活かす以外に、ホール側から提案した遊技機能を将来のホール運営の要にしませんか、ということ。

今回、皆様にお願いしたいことがある。

※今回の「新設定付きパチンコ機」の話を皆様のブログやツイッターで紹介して下さい。

※皆様がメーカーの営業マンと話す時に、この「新設定付きパチンコ機」の話をしてみて下さい。


皆さんの小さな力が結集されたら、5年後、あるいは10年後に実現されている可能性はある。

以前のエントリーで、カジノ法案とパチンコ業法を書いた。

パチンコ業法が成立し、業界にとって良い方向の法案が施行された時、機械についても、大きく内規が変更される可能性がある。

海外のカジノのスロットの確率はどうなっているかご存知だろうか?

日本のカジノがそれと同じシステムなら、パチンコ業界に良い影響を与える可能性もある。

今、ホール業界は明るい話題がほとんどない。

それならば、自分たちの手で、明るいホール業界を築くしかない。

皆さんの小さな力を合わせて、パチンコの未来を切り開いていきたい。

この提案に賛同して頂けたら、ブログランキングを一押し。

ランキングを上げて、一人でも多くの業界人にこの提案が目に止まるようにご協力宜しくお願いします。



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パチンコ機にも設定の復活を

2010-07-22 06:48:38 | 元店長
以前あるメーカーの開発者から「ホールはどんな機械が欲しいと思いますか?」と質問されたことがある。

私の答えに開発者は「そんな要望は初めて」と驚いた顔をしていた。

私の提案はこうだった。

「確率100分の1」「確率315分の1」「確率350分の1」の設定が可能なパチンコ機。

私が現役の時、CR機には3段階の設定が付いていた。

スロットとは逆で、設定1が一番甘くなっていた。

だから技術的には、私の要望は即可能。

メーカーサイドからすれば、こんな機械の開発は、利益が減る機械だから作りたがらないだろう。

しかし! ホールからすれば、一番欲しい機械のハズなのだが、こんな簡単なことをホールサイドは思いつかないのか?

例えば、これ1台で「甘デジ」「ライト」「ミドル」が兼用なら、どんなにホール側は助かるか。

その設定を変えたら、セル面にデジタルで確率を表示する。
これならばお客様も混乱はしないだろう。

「海」の桜バージョンだって、1台で「MAX」「ミドル」「ライト」に設定一つで変更できればなぁ〜。

多くの関門があるが、ホール側はそんな機械を望んでいると思うのだが。

スロットだって、「甘スロ」「ライトスロ」「ミドルスロ」があれば面白いと思う。

スロットの場合は、設定は6段階だが、これ以外にタイプ別の設定を加える。

基本は5号機だ。

ジャグラーで合成確率60分の1の甘スロがあればどうか?

兎に角、1台のパチンコ機が、甘デジやミドルの兼用になれば、ホールにとっては好都合だと思うのは私だけ?

この提案を皆様はどう思われるか。

もし、支持して頂けるのなら、ランキングをポチ♪と一押しして下さい。

そして組合にそういう機械ができる様に、規制改正を呼びかけて下さい。
その上で、メーカーに要望を上げて下さい。

下位メーカーなら、喜んで開発してくれそうだ。

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外国人参政権と消費税を天秤にかけた在日関係者

2010-07-22 05:16:36 | 元店長
仕事の関係で取り引きのある準大手総合スーパーに勤務する知人のAさんは、日本国籍だが、親戚には韓国人が多い。

先日の参院選でこんな話が出た。

Aさんは昨年の総選挙では、民主党に投票した。一番大きな理由は、外国人参政権を実現させるためであった。

昨年の選挙時、Aさんをはじめ、親戚(投票権を持たない在日)が民主党の候補事務所でボランティアをしたそうである。

参院選でも全面協力する予定だったが、菅直人首相になって中止に。

最大の理由は「消費税」。

Aさんの親戚には、ホールや飲食店を営む人が多いそうだ。

彼らの一致した意見は、この不況時に消費税を二桁にされては「やって行けない」と思ったからだ。

景気対策の目玉の一つ「エコ減税」などで持ち直している景気だが、それに逆行する「消費税アップ」政策は納得できない、という。

Aさんの母方の親戚は韓国人だが、日本で生活をして、日本で商売をしている。子孫は日本で一生を過ごす訳だから、日本の未来を真剣に考えていると言う。

そんな中で、Aさんの周りの参政権をもつ人たちは、家族や親戚の参政権問題よりも消費税反対を選んだと話していた。

その話がどれくらいの範囲で広がっているのか気になる。

私がサラリーマン時代からの顧客に民主党関係者がいるので、その方に聞いてみた。

多くはないが、昨年の総選挙では選挙権を持たない在日が協力してくれたが、参院選ではボランティアに来なかった例があったと言う。

なるほど、実数はつかめないが、選挙権より消費税反対を選んだ人がいたのかも知れない。

Aさん自身も「参政権よりも、景気を選んだ」という。

ホール業界も、景気アップを優先させたいだろう。
また、消費税がアップされた時の、貸玉料金の問題も面倒である。

デフレの時代に、機械代金だけは上がる業界。
消費税も上げられては、お客様=パチンコファンは減る。

民主党がまた迷走を始めた。

あるブログに「自民党が選挙前に消費税アップを持ち出せば、菅直人総理も消費税アップを明言するだろう」と自民党が予測していたと書いていた。

その通りになった。

自民党は、菅総理が財務大臣時代に財政建て直しに積極的だった事をプロファイリングして作戦を立てたそうである。

これが民主党の大きな迷走の始まりだ。

Aさんの親戚のホールオーナーは、前回の選挙の時は、従業員に民主党への協力をお願いしていた。

しかし、先日の選挙では「消費税増税反対なので、民主党への協力は皆さんの自由です」と従業員の朝礼で話したそうだ。

Aさんの親戚のオーナーは「外国人参政権よりも景気浮揚が大切」と話していたそうだ。

同じ考えのホールオーナーは他にもいるはずである。

この国の景気は、国民が実感出来るレベルまで上がるのだろうか?
無理ならホール業界への逆風はつづく。



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ホールの危機管理シリーズ・・・その3 意外な所から流出した店舗内写真

2010-07-21 06:42:18 | 元店長
その2で書いたつづきを話そう。

あるホールで、店舗内で撮影した写真が、常連客に流出した件の続編だ。

詳細は次の通り。

ある県にあるそのホール=A店は地域では1位2位を争う繁盛店である。

雇用形態は「正社員」「契約社員」「派遣社員」「アルバイト」の混合採用の形態をとる。

それだけ規模も大きい。総台数800台。

派遣社員のB子さんが1年前に退職した。

事件が起きたのは退職から1年が経った先日だった。

事件はA店の常連客の情報からもたらされた。

B子さんは1年前に退職をしたのだが、どうやら最近引越したようだ。

B子さんのマンションの目の前に常連客が住んでいた。

常連客はB子さんが家財道具を粗大ゴミとして出しているのも目撃していた。引越しは容易に想像がついた。

ある朝、常連客の家とB子さんのマンションに挟まれている道路上にゴミが散乱していた。どうやら、猫かカラスにゴミを漁られたらしい。

年配者の常連客は、早朝にその光景を目撃した。散乱したゴミの清掃を始めた。

その時だった。ゴミの中から出てきたものは…。

通常の生活ゴミの中に、数十枚の写真が混じっていた。

イ)「B子さん本人が一人で写っている写真」

ロ)「B子さんと友人が一緒に写っている写真」

これだけならまだ良い。

ハ)「B子さんとA店に勤務していた同僚達との写真」・・・これは店舗内で撮影された写真で集合写真、他には職場の仲間と一緒に赤ちょうちんでの食事風景写真など。

ニ)「B子さんとA店の常連客がどこかに遊びに行っているデート中の写真」

上記(ハ)(ニ)については、問題である。

この他、散乱したゴミの中には、店舗の作業マニュアルや、業務記録のメモ帳まであった。
また派遣会社からの給与明細まで、原本のままで見つかった。

これらの物は、裁断されているわけでもなく、そのままの状態で捨てられていたのである。

ここで一つ指摘すると、普通の感覚の人間ならば、自分が写っている写真は、ビリビリに破いて破棄するものだ。

でもB子さんはここまで気が回らない女性だった。年齢は28才にもなるのにだ。

実はB子さんは、周囲から天然ボケ系だと思われる事がしばしば。

ある時、景品カウンターの棚を清掃していて、常連客に次の光景を目撃されていた。

棚から缶飲料を出して、その缶飲料を直接床に置いて、そのうち数本は、飲み口を床にあてていたそうである。

B子さん自身は、勤務態度は良好な派遣社員で、店は近いうちに契約社員になってもらいたいと思っていたほどだった。

そんな社員の不始末には、この先がある。
それはこのシリーズ内でお知らせするが後ほど書く。

今回捨てられていた写真や店舗の作業マニュアル。これはこのシリーズの重要なキーワードになる。

私が何を皆さんに訴えたいのか。それはこのシリーズを読み進めて頂ければ簡単に分かる。

パチンコ店を顧客に持つコンサルティング会社に、超大手ホール数社の従業員教育マニュアルがある。

この意味は?

これは大問題でもあることに気がつくだろう。

このシリーズ&ホール内の危機管理の話は、まだまだ幕開けに過ぎない。

つづく 

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緊急寄稿…エコヤマ様のコメントについて

2010-07-20 22:23:35 | 元店長
エコヤマ様から下記のコメントを頂戴致しました。

コメント)
確かに不用意な写真の怖さは分かりました。
ただ、似たような構図の写真がリクナビなどの求人サイトで会社公認で使用されている場合も見受けられますが、そこから流用されたら同じようにも思います。
しかも大手でも集合写真を堂々と掲載しているところもあります。
その場合はどうなのかが少し気になりました。


私が皆様に伝えたい、大きな主点があります。

求人サイトに掲載されている画像や堂々と集合写真を掲載をしている場合ですが、これは次の点で私がこのシリーズで書いている内容と大きく違います。

それは、求人サイトに掲載されている画像は、それに写っている人物から、掲載の承諾をとっているハズです。

求人サイトに掲載されている画像の中には、実際にの社員を載せないで、モデルと契約をしているケースもあります。

どちらにしても、これらの画像に写る人物は、その目的に限り掲載を承諾しているのです。

しかし、その画像を二次使用された場合、つまり無許可転載の場合、会社がなんらかの法的処置をしてくれるハズです。

この点が私が今回のシリーズで書いているケースを違うのです。

私が書いているケースは、画像に写っている人物が知らない場所で勝手に画像がアップされ、しかもその画像を、本人が不愉快になる使用をされている場合、本人が法的処置を個人的にする事は大変だし、自分たちで法的処置を取るには、手間や時間や金が必要になります。

もっと詳しく書くことも出来ますが、それはシリーズを読んで頂ければ、ここで書く必要もないので割愛します。

このシリーズの標題にある様に、ホールの危機管理についてです。
当然、シリーズの中に、エコヤマさんがお書きになられた内容も書くつもりでいます。

シリーズの最後に締めくくる一文を書きます。

「パチンコ企業の一部では、画像や社内情報の危機管理がなっていないケースが目に付きます」

今後も宜しく御高覧ください。

つづく

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