「筋トレと食事管理ですね」と島トレーナーはキッパリ。たとえばおなか回り。男性も女性も「痩せたい！」と息巻く部分だが、腹部は骨がないため、筋肉がたるむとおなかもたるむんだとか。「おなかは思い切り息を吸って引っ込ませることができますよね？　つまり筋肉をちゃんとつければ、引き締められるということ。逆に筋力が低下するとたるんだり内臓が前に押し出されておなかがぽっこり出てしまうんですよ」。

　同ジムでは1回50分のトレーニングを週2回行うほか、毎日の食事をトレーナーがチェックしてアドバイスを行う点が特徴。「食事管理については、最初は毎食分、ケータイで写真を撮って送ってもらうんです。それを見てアドバイスをしていくんですが、繰り返すうちにみなさん食事のコツがわかってくるんですよ」と島トレーナー。食事に慣れ、トレーニングに慣れた頃には体型も変わってきて自分に自信が持てたり、心がポジティブになってさらにやる気になる人が多いそう。「習慣を変えればカラダも変わって、カラダが変わると心も変わるんです」という島トレーナーの言葉に納得。

　いよいよ「ボディメイク」のトレーニングをプチ体験。お世話になるのは加圧トレーニング用のベルトを愛用し、自宅でマメにワークアウトしているD隊員。1週間のうち3日は“30分間のジョギング”や“スクワット200回”などを行っているというだけあり、かなり余裕の表情。島トレーナーに「何キロぐらい大丈夫ですか？」とバーベルの重さについて聞かれても「けっこういけると思うんですよね」とニヤリ…。

　さっそく30kgのバーベルを担ぎながらのスクワットを開始。島トレーナーは背後に回り、膝を曲げる角度、背筋の伸びなどをこまかくチェックしてくれる。筋トレは正しいやり方をしないと効果が半減するし下手すると腰やヒザなどを痛めてしまうこともあるので、一挙手一投足をチェックしてもらえるのは安心。

　1セットこなしたら90秒の休憩。筋トレは適切な回数と休憩時間を守ることで効果があがるんだとか。島トレーナーのそんな説明を熱心に聴いているD隊員だが、額には早くも汗が！　「じゃあ2セット目入りましょうか」という声を受け、再びバーベルを担ぐD隊員。が、背負った瞬間「これさっきと同じ重さですかっ！？」と焦りの表情に！　2セット目後半は疲労から姿勢や膝の角度が乱れることがあったものの、そのたびに島トレーナーが調整。マンツーマンの魅力はこういうところにあるのかも。

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