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世界ふしぎ発見!
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バックナンバー 第904回
伝説の都ビルカバンバ
封印された新インカ帝国の謎を追え!
2005/02/05(土)21:00〜

原 理恵子(はら りえこ)
原 理恵子(はら りえこ)
Profile
1981年8月3日生まれ。神奈川県出身。レポーターなどでテレビ、ラジオ、グラビア等で活躍中。趣味は、テニス、読書、料理、そしてマンガ喫茶に行くこと。特技はピアノ。ミステリーハンターは今回で7回目。
 

Interview
かつて南米大陸には太陽を神と崇め、その輝きと同じ黄金に彩られていた巨大なインカ帝国が存在しました。しかしこの巨大国家はスペイン軍の侵略によって1533年、その歴史に幕を閉じたと考えられてきました。ところが滅亡したと考えられていたインカ帝国が実は復活を遂げ、アンデス山脈を越えた密林の奥深くに都を築き、新インカ帝国を作っていたのです! 今回はミステリーハンターの原理恵子さんが、20世紀中頃までその存在すら信じられていなかった伝説の都・ビルカバンバを目指します! …しかしその道のりは想像を超えた過酷さ! 4000メートル級の山々がそびえる山道を越え、密林を潜り抜け、それはまさに命懸けの取材になったといいます。果たしてビルカバンバへ無事辿り着き、そこで目にした驚きの光景とはどんなものだったのか? 早速、原さんに取材の様子を聞いてみましょう。 地図
Q.今回の取材は、想像以上に過酷なものとなったそうですね?
ものすごい及び腰でスタートまずはバスで険しいアンデス山脈を登って、下って…、さらに馬に乗り換え、また歩きながら3日かけてやっとビルカバンバへ到着することができたので、この取材は本当にひと言では表現できないですね。もちろんその途中には、ビックリさせられる数々の体験も! 山の中にはビルカバンバが作られた当時の橋が、今もインカの人々によって架けられていたのですが、日本の山で見かけるようなつり橋とは違って、それもかなりキョーレツでした! ディレクターさんはごく普通に「じゃあここを渡って」って指示を出されるんですが、私にとってあれは橋じゃありません(笑)。ものすごい谷間に掛けられているし、谷底は川…。しかも渡る部分は板とかじゃなく木の棒で、ものすごい傾き方をするんです!本当に怖かったです。
ペルーに着いてから初めの数日間はクスコで撮影をしたんですが、まずはそこで軽い高山病も経験しました。げ、限界…!街そのものはすごくきれいなんですが、もともとクスコは標高3400メートルの高地。私は絶対大丈夫だろうなってなぜか自信があったんですけど、朝起きたらやっぱり頭が痛くて! だけどその原因にもすぐ気付かなくて、あれ?飲みすぎたかな〜? それとも風邪ひいたかな〜?って(笑)。それに最初の頃は寝ても1時間おきくらいに目が覚めちゃうんですよね。でもビルカバンバへ向かう道のりからこの取材を終える頃には、たとえどんな場所でもすぐ熟睡できるようになってました(笑)。

Q.憧れの初キャンプも、最初から上級編を体験!?
ビルカバンバへは、クスコからまずバスで出発しました。アンデスの山をひとつ越えると、そこはもう標高4000メートルくらいになるので、最初はすごく寒かったんですね。ところが峠を越えてから一気に下り始めると、今度はうっそうとして暑いジャングルになるんですよ! その中をさらに15時間ぐらいは進んだのですが、結局その日の目的地には着けずじまい。だから小さな村にある小学校の校庭を借りて、そこでテントを張ってキャンプをしました。実はずっと以前からキャンプをしてみたかったんですけど、その夢がペルーで、しかもいきなり本格的な感じで実現!初めは1人でテントで寝るのはちょっと怖いなって思ったんですけど、身体は正直で、もう30秒くらいで寝てました(笑)。
暑さしのぎのペルー風な帽子!? インカの人々も昔から温泉好き、でもプール感覚!?


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