| Ｑ．暑いところがお好きだと聞きましたが、ハワイはいかがでしたか？ |
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正直言ってハワイ自体にはあまり興味を持っていなかったんですね。完全に観光化された都会、お買い物の好きな人が行くところ、みたいな。ちょっと偏見ですけど・・・。私には合わないかな、という感じで。それが！もう180度転換！絶対また来たいと思う大好きな場所になりました。確かに都会的なところもあるのですが、椰子の木があったり、海が見えたり、輝く太陽やそよ風があったりと、同じブティック街でもやっぱり気持ちいいんですよ。これはみんなが夢中になるのもわかる、って納得しましたもん。ハワイにいると大地からエネルギーをもらうような感覚がありましたね。体調もどんどん良くなっていくし。ロケの仕事が終わって一息、という時に、ふと空気がゆっくりと動いているのを感じるんですよ。それが気持ちよくて。風というほど強くないのですが、ゆったりとした空気が身体を包んでくれる、という感覚ですね。ああ、いいなぁ、ってとても穏やかな気分になるんです。とってもささやかなことなんですが、言葉にできないような心地良さがハワイにはあって、これだけ多くの人を魅了してきたのでしょうね。
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| Ｑ．フラ（フラダンス）には、以前からご興味があったとか |
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 ２年くらい前から、ずっと習いたいと思っていたんです。残念ながらまだ実現していませんけど。今回の取材では、たっぷりと本場のフラを堪能できました。改めて、フラの魅力を実感しましたね。もともとフラは男性が踊るものだったらしいのですが、小さな男の子が一人で、ちょっとコミカルな踊りをしたフラが印象的でした。滞在中、その曲と彼の踊りが頭の中で何度もリフレインしてしまいました。女の子たちの踊りもかわいいのだけれど、艶っぽさがあって思わず見惚れてしまいましたね。
番組にも流れますが、カウアイ島の海岸で見たフラは本当に美しかったです。なんだか現実じゃないような雰囲気だったんですよ。踊ってくださった女性は、みなさん長い髪をたらしていて、その少しウエイブがかった髪に夕日が反射して金色に輝いて見えるんです。「あっ、人魚だ！」って思いましたもん。そこで見たフラは古典的なフラで打楽器のリズムに合わせて、祝詞のような詩に合わせて踊るんですね。とても神聖な雰囲気がありつつ、力強くて美しいんです。ハワイの魅力を凝縮して見ているような感じでした。 |
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―フラにはかかせないもののひとつ、レイをプレゼントされたそうですが
 全部で４本くらいでしょうか。お花のレイ、植物の種のようなものでできたレイなどを頂きました。やっぱり感激しますよね。一度は、子どもたちが踊りながら私の首にレイをかけてくれたんですよ！レイを頂いたら、持ち帰るのではなくて海に流したり、土に還したりするとまたここへ戻って来られる、というお話を聞いて、すべて海に流してきました。最後に頂いたレイは、帰国する朝、レイを流すためにわざわざ５時頃起きて海に行ったくらいです。何度もまたここへ戻ってこられますように、と祈りながら。
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