Q.初めて訪れた南米、そしてエクアドルの印象は? |
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どれも、これも強烈な印象が残っているロケでした。今思えば、楽しかった、普段はできない貴重な体験をいっぱいさせていただいた、と言えますがロケ中は、無我夢中というか必死でしたから…。エクアドルの印象はひと言では表せませんね。いろいろな顔をもった国だと思います。首都のキトは、昔のヨーロッパにいるような雰囲気でした。建物は古いのですが、とても趣があって素敵なんです。食べ物もおいしかったですね。マメ料理がたくさんあるんですよ。それから、どのレストランにもある「アヒ」というタバスコみたいなトウガラシの調味料が、おいしかったですね。レストランの自家製のものもあって、いろいろこだわりの味があるようです。好みでいろいろな料理にかけて食べるのですが、辛いもの好きな私は、すっかりやみつきになってしまいました。お土産にもオススメですよ。
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Q.では、大冒険のお話を。まずはアンデスの山について |
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私、日本で富士山も登ったことがないんですよ。それが、いきなり標高4700メートルくらいの所まで行ってしまいました。私の人生では経験したことのない高さです。高山病にはなりませんでしたが、寒いし、やっぱり息が苦しくなりました。ほんの少しただ歩くだけで、ゼイゼイしてしまうんですよ。何キロも走った後みたいな感じです。高いところだという実感はあまりないのですが、歩くだけでも大変だったので、標高が高いんだなぁと思いました。
アンデスで感動したのは、ハチドリ※ですね。なかなか見つからなかったので、初めて見たときは感激しました。宝石に例えられていますが、本当にキラキラ光るように美しい鳥なんですよ。いろいろな色があって、とってもきれいでした。
(※ハチドリ:アメリカ大陸、主に中南米に生息する世界一小さな鳥。鮮やかな色をした鳥も多く、以前はヨーロッパの愛好家の間で盛んに飼われていたことも。現在はワシントン条約に登録され、輸入は一切禁止。昆虫のように、ホバーリング(空中で静止しているような状態)し、花の蜜を吸う姿が最大の特徴。)
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Q.そして、アマゾンのジャングル体験は? |
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今回の旅で、いちばん印象に残る体験でした。いろんなものを、持ったり触ったりしたんですよ。ヘビとかムカデみたいな虫とか!日本で生活していると、虫もあまり見かけないし、触ることもないじゃないですか。私も大の苦手で、近寄ることもしないのですが…。必死で頑張りました。
番組では紹介していませんが、ワニ捕りにも行ったんです。その時見た星空は忘れられませんね。ワニ捕りは夜に行うのです。真っ暗な河にライトを当てると、ワニの目が光るんですね。そこを仕留めるのです。ワニを探しているとき、空を見上げるとワァーって星がいっぱいあって。そんなにたくさんの星を見たことがないので、プラネタリウムみたい、って思っちゃいました。天の川も、はっきり見えるんです。私は初めて見ました。本当にきれいでした。
それから、ジャングルの生活を体験したバメノ村では、蚊帳を吊って寝泊りしていました。以前は学校だったという、屋根だけの壁のない小屋に、蚊帳を吊って、寝袋で寝るんです。初めは、エーッ壁のないところで寝るの?と思いましたが、これがけっこう快適なんですよ。テントより風通しもよくて、虫に刺される心配もないし。
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