どんどん発展している上海は、行くたびに街の様子が変わると聞いていたので、なるべく早いうちに見ておきたかったし、租界の様子も自分の目で確かめたいと思っていました。イメージしていた上海は、宇宙や未来を思わせる進んだ都市の様子と、年月を重ねた租界の建物が混ざり合った感じ。想像していたのとそう違いませんでしたが、実際に租界のレトロな街並みを見た時は「不思議だな〜」って印象を受けました。
※租界 アヘン戦争後に造られ、警察権や行政権がイギリス、フランスなど諸外国に属していた治外法権の地域。第二次大戦中に廃止。当時建てられたヨーロッパ風の建物が現在も残る
面白かったところは、一見、上海の浅草?みたいな雰囲気の"豫園"(庭園)。色んなお店が並んでいて、どのお店も「そこまで、やる?(笑)」っていうぐらい、建物や飾りが派手!ロケがちょうど中国のお正月にあたっていたせいもありますが、干支にちなんだ作り物の羊がいきなり100頭くらい置かれていたりも(笑)。でもそんな様子に「これぞ中国だっ!」て感じさせられたんです。何故かは自分でもハッキリしないのですが、活気やエネルギーに満ちた空気からそう思ったのかも。
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