高額マンション曲がり角 投資需要は一巡、タワーマンション課税検討で逆風か
近畿2府4県の新築マンションで高額物件の販売に陰りが見え始めた。価格上昇が続く中、契約率は低下傾向にある。それでもなお、都市部では高額物件の売り出しが続く。便利な場所なら高くても売れるとの見方があるが、消費税増税前の駆け込みを含めた「アベノミクス」効果は一巡したとも指摘される。政府は高額なタワーマンション高層階に対する課税強化の検討に乗り出しており、今後の販売へ逆風が強まる可能性も出てきた。(織田淳嗣)
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