侍ジャパン 日本代表監督はいつ決まる? 選考に混迷した過去も

 【侍ジャパン通信】

 プロ野球が開幕して約1カ月。3月に開催された野球の国・地域別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が終了し、現時点で常設化した野球日本代表「侍ジャパン」の監督は不在の状態となっている。後任候補には、巨人前監督の原辰徳氏(58)、ソフトバンク前監督の秋山幸二氏(55)、DeNA前監督の中畑清氏(63)らの名前が挙がっているものの、決定は5月までといわれた当初の予定よりずれ込む可能性も十分にある。

 WBCで準決勝敗退した日本の小久保裕紀監督はその場で辞任の意向を示した。後任は、追加種目として復活する2020年東京五輪の代表監督という重要な役割を担う。五輪で競技を運営するのは世界野球ソフトボール連盟(WBSC)。このため、監督選考にはWBSCに加盟するアマチュア野球団体で構成する「全日本野球協会」の意見も加味される。そこで、後任監督の人選は、プロアマ合同で組織された「日本野球協議会」の侍ジャパン強化委員会で協議されることになった。すでに会合が開かれ、歴代の代表監督からヒアリングを実施。意見を踏まえ、強化委員会内に監督をサポートする「強化本部」を設置することを決めた。

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