張本氏、球数97で完封のマー君に感心 打率1割台のイチローを「瞬発力はやっぱり衰えてますよ」

 野球評論家の張本勲氏(76)が30日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・0)の名物コーナー「週刊・御意見番」に登場。米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(28)が、米国時間27日(日本時間28日)のレッドソックス戦(ボストン)で球数わずか97球で完封勝利を飾ったことを感心。「田中マー君にはびっくりしたね。あんなうまいピッチングができるんだね」と舌を巻いた。

 張本氏は、田中の配球を分析。「半分以上、落ちる球。全部打たせて取っている。うまいピッチング、覚えたね」と目を細めた。一方、マーリンズのイチロー外野手(43)が米国時間28日現在で打率・154と結果が残せていないことにも言及。「もう、43歳ですからね。瞬発力はやっぱり衰えてますよ」と指摘した。

 番組では27日に行われた早実と日大三の春季高校野球東京大会決勝(神宮)も話題に。早実が18-17で日大三との大乱打戦を制したが、張本氏は「ピッチャー、たまったもんじゃないよ。球が飛びすぎているよ。今。金属バットだから高校野球は余計に」と語った。それでも、試合で2本塁打を放った早実・清宮幸太郎内野手(3年)について「いいですね。楽しみですよ」と今後の成長を期待していた。

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