地域政党「都民ファーストの会」の特別顧問を務める、東京都の小池百合子知事(64)が4日、今夏の都議選(6月23日告示、7月2日投開票)に向け、都民と相互推薦協定を結ぶ都議会公明党の街頭演説に、初めて応援で参加した。
「戦いのときはいつも緑」と、黄緑色のジャケットを着込んだ小池知事はこの日、激戦区と予想される北区など計4カ所で公明の候補者を応援。最後は自身の地盤でもある豊島区のJR池袋駅東口に登場した。
連休も返上の小池知事は、都議会公明党の前幹事長、長橋桂一都議を「私の戦友。議員報酬削減でも先頭を切って協力してくれたのが公明党」と紹介。約5000人の聴衆へ、長橋都議と手を取り合ってあいさつし、「私の『東京大改革』がスピードとグレードを上げていくのか、ブレーキをかけ後退するのかという選挙」と力を込めた。