快進撃の最年少プロ棋士、藤井聡太四段 10代であっさりタイトル獲得も? 幼いころは負けると「この世の終わりかというくらい号泣していた」

 将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)の快進撃が止まらない。昨年12月のデビュー戦で加藤一二三九段(77)を破って以降、公式戦連勝記録を14まで伸ばしている。非公式戦ながら、長く将棋界を牽引(けんいん)してきた第一人者、羽生善治棋聖(46)を破った実力はすでにトップレベルといえ、10代でのタイトル獲得の声も聞かれる。

 インターネットテレビ局「AbemaTV(ティーヴィー)」が企画し4月23日に放送された非公式戦「炎の七番勝負」で藤井四段は羽生棋聖を破り、衝撃を与えた。羽生棋聖は「鋭い攻めの印象。新人とは思えない落ち着きを持っている。これからどれくらい伸びていくか、楽しみ」と話す。

 藤井四段は愛知県瀬戸市在住の中学3年生。将棋を始めたのは5歳のとき。師匠の杉本昌隆七段(48)は「勝負への執着心は尋常ではなく、幼いころは負けるとこの世の終わりかというくらい号泣した」と振り返る。

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