NHK会長定例会見録 桑子アナの結婚、新聞で知る

 NHKの上田良一会長の定例記者会見が11日、東京・渋谷のNHK放送センターで開かれた。4月25日に発足した執行部の新体制について「2020年に合わせて、より強力な経営陣を構築すべく適材適所を貫いた」と説明、また地域放送業務のあり方を見直す改革に着手することも明らかにした。同日結婚を発表した桑子真帆アナウンサー(29)については、「仕事もプライベートも充実した生活を」とエールを送った。会見での主なやりとりは次の通り。

 ■執行部の新体制について

 --(幹事社・デイリースポーツ)4月から新体制が発足した

 「4月25日から一部の役員が交代し、新しい執行部体制がスタートした。“放送と通信の融合時代”にふさわしい公共メディアへの進化を見据え、東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年に最高水準の放送サービスを提供することを目指し、より強力な経営陣を構築したいという観点から適材適所を貫いた」

 「地域の放送サービスをいっそう充実させる必要があると考え、地域改革プロジェクトを立ち上げることを決めた。地域によって現状や課題は異なっているにも関わらず、地域放送局の業務体制は画一的ではないか。そうした認識から、新たなプロジェクトでは、各地域の特色を生かした形で、地域の活性化に資するような業務体制を構築してもらいたいと考えている。フェアだというメッセージが職員に伝わるような人事を心がけた」

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