ＡＫＢ４８の３期生の１０周年公演が東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場で行われ、田名部生来が卒業を発表した【拡大】

　ＡＫＢ４８の田名部生来（２４）が８日、東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場で行われた３期生メンバーの１０周年公演でグループからの卒業を発表した。卒業生も駆けつけて思い出話に花を咲かせていたアンコールでマイクを握り、「私、田名部生来はＡＫＢ４８を卒業します」と涙ながらに宣言した。

　卒業は１年前から考えていたといい、「１０周年を迎えるまで必死にＡＫＢを頑張って、１０周年を迎えたときに大好きなメンバーに見守られながら、発表することを胸に一生懸命頑張ってきました」と告白。現役で在籍する同期は渡辺麻友（２３）、柏木由紀（２５）と自身の３人。人気者の２人に囲まれての活動を振り返り、「本当に立派な同期の中で、日の目を見ない１０年間だったんですけど」と“干され”メンバーの自虐を吐露。「卒業発表するなんて信じられないんですけど、いつまでもＡＫＢに甘えていては、自分の目標や夢はかなわない。大好きなメンバーの前で発表したかったので、本当に幸せです」と感謝していた。

　卒業公演の日取りは未定で７月２３日が最後の握手会になるという。「残りのＡＫＢ人生も私らしく突き進みたい。みなさんこれからも３期生の応援、田名部生来の応援を宜しくお願いします」と呼びかけた。

　田名部はお酒や大相撲、特撮などが好きな個性派メンバー。昨年、ＡＫＢ４８のじゃんけん大会で優勝した。