前回9回目に環境基準の79倍に当たる有害物質のベンゼンを検出した地点から、100倍の数値が出た豊洲市場。都は9回目を「暫定値」としてきたが、データが裏付けられる結果となった【拡大】
豊洲市場(東京都江東区)で都が実施した地下水モニタリングの再調査で、環境基準の数十倍や最大100倍に当たる有害物質のベンゼンが検出されたことが18日、都関係者への取材で分かった。都は19日に開く「専門家会議」で結果を公表し、評価を仰ぐ。小池百合子知事は築地市場(中央区)の移転問題で、極めて厳しい判断を迫られることになった。
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