パチンコホールを運営していたSKS(群馬県伊勢崎市下植木町)が前橋地裁から破産手続き開始決定を受けたことが、17日までに分かった。1月20日付。負債額は約1500万円。

 帝国データバンク群馬支店によると同社は2008年4月に設立。伊勢崎市内でパチンコ&パチスロ「わんパーク」を経営し、10年3月期の売上高は約4億5000万円を計上した。その後は大型店との競争が激化。20年3月期の売上高は約9000万円に落ち込んだ。

 同年4月に緊急事態宣言が発令され営業自粛で収入が激減したことや、風営法による規制強化で新台への入れ替え期限が迫ったこともあり、21年1月までに事業を停止。同年3月の株主総会で解散した。

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