パチンコ店 客など逃げ出し騒然 天井裏が火元か 秋田市

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 14日午後、秋田市のパチンコ店で火事があり、店内にいた客や従業員が一時全員避難した。けが人はいなかったが辺りは騒然とした。

 火事があったのは、秋田市八橋南のパチンコ店「マルハン臨海店」で、14日午後2時50分過ぎ、従業員から「天井裏が焦げ臭い。火災報知器も鳴っている」と、消防に通報があった。現場には、消防車11台が駆け付け、午後5時過ぎに鎮火には至ったという。当時、店内には客180人従業員8人がいたが、全員避難し無事だった。

 

 店内にいた客は「『火災報知器が鳴った』と店員が言って、店内の上の方が真っ白になって、時間が経つとともにだんだん店内が白くなていった。ちょっとせき込むくらいの煙」と店内の状況を話した。

 

 一方、午後3時過ぎに、秋田市河辺北野田の自動車整備工場の小屋から「煙が出ている」と、付近の住民から通報があった。火は約30分後に消し止められ、けが人はいなかった。警察と消防が、出火の原因を詳しく調べている。