パチンコ日報

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そして道頓堀からパチンコ店が完全に消えた!


久しぶりに道頓堀を歩いていたらベニスグループの「ツインドラゴン」がドラッグストアーのマツキヨなっていることに気づいた。そういえば、閉店したのは2016年7月10日のことだった。

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同店の対面にある「四海樓法善寺店」は同じくマツキヨにテナント貸ししている。

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ツインドラゴンの系列店だった道頓堀の「ドラゴンゲート」も同時期の7月24日に閉店し、免税店のラオックスに様変わりしている。

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契約更新でホールよりも家賃を高く払うドラッグストアーや免税店に明け渡してしまった形だ。

「四海樓道頓堀店」も随分前からジャンカラと大起水産にテナント貸ししているが、

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ドラゴン系列が撤退したことで、遂に道頓堀からホールが姿を消したことになる。

道頓堀界隈だけで、以前は通算で9店舗ほどのホールが営業していたが、1店舗減り、また1店舗減り道頓堀からホールが姿を消していた。

道頓堀でホールは繁盛しないとのジンクスがある。成功しない理由は、人通りは多い割には、ほとんどが観光客で、パチンコ客ではないこと。加えて道頓堀はアーケードがないために、雨の日は傘が必要になる。千日前はアーケード街になっているので、雨の日も傘がいらない。そんなことで、パチンコ客は道頓堀よりも千日前を選択してしまう傾向があった。

そんな道頓堀ジンクスに楔を打ったのが、2004年4月14日にグランドオープンした「ガイア道頓堀店」だ。アルゼ道頓堀ビルの地下1階から地上2階までの3フロアーで総台数1177台の大型店を出店した。

10年契約で入ったはずなのに、わずか1年余りで撤退している。その後、2006年5月、ベニスグループの「GOKU」が850台に規模を縮小して後釜に収まったが、2008年1月14日に閉店した。道頓堀でドラゴン系列の実績があるベニスグループをしても、道頓堀でパチンコは流行らない、というジンクスを覆すことはできなかった。

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「元々、観光客が多い道頓堀でしたが、道頓堀を歩く観光客が圧倒的に外国人になってから、ホールは売り上げが立たなくなりました。まず、外国人観光客はパチンコを打ってくれませんから」(道頓堀界隈事情通)

戎橋筋や千日前にあった小型店舗はことごとく業態転換している。改めて、ミナミ(心斎橋~ナンバ)にあったホールの今を写真で振り返ってみた。

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インバウンド売り上げを期待するドラッグストアー業界の陣取り合戦の凄まじさが分かる。

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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 外国人観光客が増えたからパチンコ店が成り立たない?だから撤退ですか…人通りは多いのに。

    昔だったら家族の買い物の付き合いで時間調整でパチンコを打っているお父さんが多く見られたが今はそんな人居ませんよね?期待値ゼロですから。もしかして千円が一万円に!千円で家族の買い物時間を待っていられれば!無理ですよね?今のパチンコ店では。
    昔はそんな人が沢山居たんですよね〜パチンコが健全な遊技だった頃は。あの水準で営業してたら運転手付きのベンツには乗れなかったでしょうが、新車のクラウン程度は乗り継げ倒産の心配は無かったでしょうね。
    全ては客も経営者も欲で身を滅ぼしてますよね。

    たま    »このコメントに返信
  2. 「パチ屋がなくなった、それみたことかこんなものいらねんだよ」と、アンチの方々は喜びそうなネタですね。
    が、単純に立地条件の問題であり、個人的にはここで取り上げるネタなのかどうかすら疑問符です。需要無き所に供給しても無意味ですからねえ。
    むしろ、ところかまわずオーナー募集して建てまくるコンビニより、調査している分マシと言えるのではないでしょうか。
    先日テレビでやっていたのですが、香港とかでは爆買いの中国人観光客の為に、商店街がドラッグストアとか衣類店とかに特化
    してしまい、普通の店舗がないので近隣住民は不便な暮らしをしているそうです。
    対観光客目当ての店舗ラインナップになった道頓堀、存外住みにくくなっているんじゃないかな。

    一般ゆーざー    »このコメントに返信
  3. くだらない営業&つまらない台の開発をし続けてきた結果。
    千日前は確かに店が集まっているが、言っとくぞ?
    そんなに客入ってないからな。
    各店損益分岐点ギリギリであろう客数しかいない。
    楽園ですらそうだからな?
    もっと現状を知っとけっての。

    嵐雪達磨 (@emofuton)    »このコメントに返信
  4. おもろい記事でした

    ななし    »このコメントに返信
  5. パチ屋が無くなるのは好ましい・・・はい アンチです。

    ただね、ドラッグばかりとは・・・まぁパチ屋が無くなればよし。

    すまぬ 依存症殿    »このコメントに返信
  6. パチンコを打つ客がいないのだから。別にどうっって事ないでしょう。

    してきた事の結果    »このコメントに返信
  7. これは昔から経営努力を怠ってた証拠。
    時代の変化に対応しきれてない。

    納豆ご飯    »このコメントに返信
  8. 年末年始営業…4日まで延長営業で12時まで初めて開けてた訳ですが、お客様結構残っていらっしゃいました。で、間もなく今の3連休。「行く所ないからよ〜」と雪道を来店される高齢者に頭を下げつつ、真摯に交換所のお仕事をしようと思う日曜日です。

    窓口の姐。    »このコメントに返信
  9. 今回の撤去問題が間違いなくトドメを刺した。
    入れ替えをしないと半年間入れ替えをさせないと恐喝し、入れ替え費用に苦しむのなら死ねとの態度。
    我慢を続けていた弱小オーナーを池の鯉に例えるなら、言う事聞かないなら餓死しろと。
    自分達で原因を作り責任を店に負担しろなんて話が、通用すると思い込んでるメーカーサイドは終わってるよ。
    大手だけ残ればなんて皮算用はファン激減で通用しない。
    大衆文化の寿命が50年なんて聞いた覚えがあるが、まさしくそれなのかもと感じてる。

    IR    »このコメントに返信
  10. 道頓堀だけではない
    首都圏の40万都市駅前を歩いて来たがパチンコ屋は1軒だけでした。私の住む30万都市の駅前も1軒しか残っていないです。昔は市内に本社がある4社の店が駅前を中心に20軒超ありましたが、今は再開発ビルの1階に客の姿もなく営業しています。
    隣県の45万都市の繁華街に行った時は数軒見受けられたが、そのうちの1件にトイレを借りに入りましたが客が0でしたよ。
    もう駅前や、繁華街での営業は無理なんではないですか?東京や横浜のような地区は分かりませんが、買い物や通勤だけの通りは客なんて見込めませんよね。
    やはり目的がギャンブルだから競馬や競輪場、サテライトの近くが今は良いでしょう。お金が目的以外の人は近寄らない時代なのかも知れませんね!

    ナラなら    »このコメントに返信
  11. 難波駅に近い地域は大型店だらけ
    その辺が潰れていかないので、衰退してる感じがしない

    流れ者    »このコメントに返信
  12. ツインドラゴン行った事あるけど、出さないイメージしかない…。

    道頓堀で遊べる店は1件もなかったような気がする。そりゃ潰れるよ。

    なんばは、打ち手にとって厳しいイメージしかないけど、まだ千日前の方が遊べる店が多い印象。

    あと、ドラッグストアばかりじゃなくてゲーセンを作ってほしいなぁ。
    パチスロ4号機ノーマルタイプや昔のパチンコを沢山置いて、3時間980円打ち放題!とかで営業してたら、毎日行きます。

    うみ    »このコメントに返信
  13. 新宿の駅前店に禁煙ホールが多数なのは何故か。
    背広のサラリーマンが会社勤め帰りに喫煙ホールに立ち寄らないのは何故か。

    駅前店が喫煙ホールなんて自滅でしょう。再三再四、背広が臭くなるから立ち寄らなくなったというコメントが散見されていたのに。
    駅前にわざわざパチンコだけやりにいく人なんて少数では?
    待合せや買い物帰りや会社勤め帰りに立ち寄るのが多い。これから人と会うのに臭い服で会うわけないでしょう。

    パチンコ不人気は経営者の自滅も一部はあるのでは?

    元ベビーユーザー    »このコメントに返信
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