公開日:2010.07.02
負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。
(株)大田精機他1社 | [東京] 機械設備部品製造、パチンコ店経営 |
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破産開始決定 / 2社の負債総額 約35億円
~関連会社の(有)大山企画も同時に~
(株)大田精機(品川区西五反田1-4-8、設立昭和41年4月、資本金1000万円、大山光礎社長)と関連会社の(有)大山企画(同所、設立昭和37年1月、資本金300万円、同社長)は6月16日、東京地裁に破産を申請し6月23日、破産手続開始決定を受けた。破産管財人は秋山直人弁護士(山崎・秋山法律事務所、千代田区飯田橋4-7-11、電話03-3230-1056)。
負債は大田精機が約18億円、大山企画が約17億円。
両社は大山氏一族が経営している企業で、大田精機は物流運搬設備の部品製造を行い、ピーク時には年商約3億8000万円をあげていた。
その後は大山社長が社長を兼任する不動産会社(22年3月に辞任)と実質一体的な経営になっていたものの、それまでの不動産投資が重荷となり今回の措置となった。
大山企画はパチンコ店や焼肉店を経営していたが、大田精機に連鎖する形となった。
債権届出期間は7月21日まで、第1回債権者集会は9月24日午後2時30分より。