業 種 | パチンコ店の経営 |
商 号 | 光陽観光有限会社 |
| <コウヨウカンコウ> |
企業コード | 500261708 |
所在地 | 京都府 |
倒産態様 | 民事再生法の適用を申請 |
負債額 | 負債18億円 |
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「京都・兵庫」 光陽観光(有)(資本金1000万円、宇治市槇島町一ノ坪39−1、代表李基敦氏、従業員10名)と、関係会社の(有)谷川興業(資本金500万円、豊岡市寿町4−8、同代表、従業員6名)は、1月4日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日財産の保全処分を受けた。
申請代理人は中森亘弁護士(大阪市中央区北浜1−8−16大阪証券取引所ビル、北浜法律事務所、電話06−6202−1088)ほか4名、監督委員として出水順弁護士(大阪市北区西天満4−7−1北総合法律事務所、06−6365−7770)が選任されている。事件番号はそれぞれ平成19年(再)第1号と第2号。
光陽観光(有)は1985年(昭和60年)9月に浴場を中心にした健康センター「京都健康村」を造成するために設立。翌86年4月に開設し、オープン当初は同種のセンターが少なかったことから人気を呼び97年8月期には年収入高約9億2400万円をあげていた。
しかしその後は、競合店の増加と個人消費の不振からジリ貧となり、2001年11月に閉店。2002年4月に業態を変更し、パチンコホール「ぱちんこ村」とラーメン店「ぱちんこ村らうめん」を開設したが、2004年6月に決済難となるなど、設備投資が重荷となり採算が悪化していた。2006年6月期(決算期変更)は年収入高約31億円にとどまっていた。
(有)谷川興業は1959年(昭和34年)6月創業、83年(昭和58年)7月に法人改組したパチンコホール経営業者で、市の中心部に立地しながら駐車場が広く安定した収益をあげていた。2005年7月期は年収入高約38億円、経常利益約1億6000万円をあげていたが、期中に発生した台風災害で特別損失が発生。さらに、本業はほぼ順調な動きにあったが、役員一族が関与する債務を肩代わりしたため、資産状態は債務超過に陥っていた。両社とも関係会社の保証債務を履行できず、今回の措置となった。
負債は両社とも約9億円の保証債務を含め、光陽観光が約18億円、谷川興業約26億円で、2社合計約44億円。
なお、1月12日午後2時よりエル・おおさか(大阪市)で債権者説明会を開催予定。
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