株式会社エムディーヴォ


(株)エムディーヴォ(資本金1000万円、関市肥田瀬梅ノ木3151、代表松浦功泰氏)は、1月30日に岐阜地裁大垣支部へ自己破産を申請し、2月2日に破産手続き開始決定を受けた。事件番号は平成21年(フ)第15号。

申請代理人は平野徹弁護士(名古屋市中区丸の内3-17-6、電話052-971-4123)。破産管財人は足立洋弁護士(岐阜市今小町3、電話058-266-8181)。債権届け出期間は3月13日までで、財産状況報告集会期日は4月22日午後1時30分。

当社は、2006年(平成18年)11月に設立されたパチンコ店経営業者。パチンコ店を経営する(株)松三(大垣市)が経営不振に陥り、不採算店舗の閉鎖や会社分割による店舗譲渡を進めるなか、同社グループの(株)ケィスリー(大垣市、パチンコ店経営)から会社分割により設立され、パチンコ店「カイザー」関店(関市)および「金星」小野店(大垣市)を経営し、年収入高は約6億円前後を計上していた。

しかし、2008年10月に親会社(株)松三を始め(株)ケイスリー、(有)大和(大垣市、パチンコ店経営)の3社が破産手続開始決定を受けたため、当社も連鎖して今回の措置となった。

負債は、関連会社への保証債務が大半で約61億円。


「出典:帝国データバンク」