ある日の収支帳15(2001年1月)
これは一介のしがないおじさんが限られた時間とお小遣いの中でいかにパチンコ・パチスロを楽しみ、そして勝利に近づけるかを実践した記録の一部です。
2001年入りパチスロ業界はAT機、CT機から大量獲得機までと群雄割拠の時代を迎え、どの店に行っても何を打つか迷ってしまうほど設置機種構成がバリエーションに富んでいたのでした。
そんな時代にどんな機種を打っていたのか振り返ってみましょう。
ホットロッドクイーン、玉緒でポン!、大江戸桜吹雪2、ドンちゃん2、大花火、ハナビ、ブラックジャック777、デュエルドラゴン2、ディスクアップ、ナイツ、獣王、爆烈大相撲紫、アラベスクR、タイムクロスA(2001年2月に打った代表的な機種)
稼働時間が最も多かったのが「大花火」次いで「大江戸桜吹雪2」でした。
大花火はもともと機械割が甘いうえに、自分が打ってきた結果から見てもお店での扱いがかなり良かったと思われます。
ビタ押しが調子が良い時で8割程度の自分が打っても勝てるくらいに。
1999年 オオハナビ(アルゼ)
— 甚之丞 (@jinnojou_777) 2020年10月14日
当時⑥が打てるとなれば筆頭に挙げられた機種
だがそれは同時に己の目押し力を秤に掛ける必要があるということ
9700枚、9800枚が2回、、足りなかった原因はそこにあるかも知れない#アルゼ #大花火 pic.twitter.com/a9eJVa2nOJ
それが如実に結果として表れた月でした。
大江戸桜吹雪だって一応設定は意識して選んでいましたが、こちらは単に好きだからというのが一番の理由です。
⭐️2001年(平成13年)2月某日
Y店17:30~21:30
ここのところ行きつけのY店へ、仕事が早く終わり一目散に駆けつける。
Y店は郊外の大型店とは違って超地域密着の中型店です。
お客さんはいかにも近所のおっちゃん、おばちゃんが約半数を占め、ガツガツした若者はあまりいません。
お正月モードが終了して設定配分も戻ってきたように感じておりました。
このお店で期待しているのはイブニングサービス。
突然夕方6時に設定5の札台が打てる抽選が始まることがあります。
希望者はカウンター前に集合し、初めに何本かある棒の中から当たりの印が付いたものを引き当てる。
次に当たりを引いた数人でじゃんけんをして、最後に勝った人が打つ権利を獲得できるというものでした。
まずこういった抽選に50代以上の方は参戦してきませんし、あまり知れ渡っていないであろうゲリライベントだけに参加者自体それほど多くはなかったのです。
これを狙わない手はありません。
それに自分には秘策がありました。
最初の棒は5、6本~10本くらいまでで参加人数に応じて増減します。
それでも当たり棒は1本のみ。
その当たりさえ引ければ残るはじゃんけん勝負のみです。
自分は当たり棒を見分けることが出来たのでシードみたいなものでしたけども。
( *´艸`)プププ、、、
当たり棒は太い竹ひごのようなもので出来ており、木目や色などが微妙に異なります。
更に横からではなく上から見ると、断面の模様に違いがあるのまで良く分かる。
ハズレの棒は参加人数によって増やしたり減らしたりしても、この当たり棒だけはいつも同じだったのです。
これを以前に当たりを引いた時にしっかりと覚えていました。
とは言えじゃんけんで必ず勝てる訳も無く、確率30分の1を3~5分の1にする事が出来ただけでしたけど。
ところが権利獲得者の中には10,000円位使って当たらなかったり、ある程度出たらやめてしまう人が結構居たので、その後に座れることもありました。
狙うとは言えいつ開催されるか分からないゲリライベントなので4、5回だったと思いますが。
Y店のそういう緩い感じが好きで通っていたのです。
この日はイベントも札もありませんでしたが、そこそこボーナスを引いている「大花火」を選んで着席しました。
初当たりに11,000円要するも、その後は順調にボーナスが繋がり箱へと手が伸びる。
ドル箱サラ盛り1つから下皿のコインが無くなる前にやめてコインを流しました。
「大花火」投資11,000円(B7R3)、獲得1,800枚、交換36,000円
本日の収支+25,000円
そういえば1年前にホール復帰を果たしたのもY店でした。
あの頃とはシマ構成も設置機種も全く違っていましたが、当時の思い出が脳裏をよぎったりしてついつい低貸しのパチスロ(2スロ)で4,000円も使ってしまいましたが。
思い出にならお金を払ったって良い。。。
なるほど、、、花火○景はその辺りを狙っているのかもしれないな。
⭐️2004年(平成13年)2月某日
D店09:00~12:00
なぜ朝一からD店に行ったのか分からない。
もしかしたら新台「獣王」の導入日だったのかもしれません。
ただ「玉緒でポン!」に座っている時点で狙い台は取れなかったのでしょう。
玉緒さんはポンポン当たるも、何か違う感がして耐え切れずに店移動を敢行。
Y店13:10~23:00
やはりY店は良い。
札差しイベントが行われており、いきなり設定456札の「ハナビ」が空いていた。
すると8,000円でビッグを引くも⑤以上判別には引っ掛からない。
④でも喜ぶべきなのでしょうが、普段判別の通らなかった台は打たないだけにちょっと複雑な気分です。
そうしているうちに今度は④⑤⑥札の「大花火」が空きました。
④のハナビと④以上の大花火ならば、と迷わず移動します。
追加1,000円はしましたが、ビッグがそこそこ引けて快勝!
しかしボーナス回数の割に獲得枚数がいまいちだったのは、リプレイハズシが散々だったのではないかと推測される。
当時は保険ハズシを駆使してましたので、タイミングが悪いとととんでもない枚数に終わることもありました。
「大花火」はかなり打った機種の一つですが、自分の様な者でもプラス収支で終えることが出来ています。
それだけホールでの扱いが良かったとも言えるでしょう。
D店
「玉緒でポン!」投資6,000円(B6R5)、獲得620枚、交換13,400円
収支+7,400円
Y店
「ハナビ」-8,000円(B3R2)台移動
「大花火」持ちコイン-1,000円(B15R9)、獲得2,780枚、交換55,600円
収支+46,600円
この日の収支+54,000円(未来の過疎店からの搾取)
ところで今、良くも悪くも「花火絶景」がパチスロ界を騒がせていますが、ちょっと打っただけで一部のネガティブな意見に乗っかるように批評している人が見受けられますね。
確かにこれは「大花火」ではありませんし、機械割だって足元にも及びません。
しかし、そこが不満なのであればお門違いではないでしょうか。
今の規制上完全復刻が無理なものを疑似体験できる機種。
こう思った方が良いかと思います。
あのビタハズシのヒリツキ
お金を払って思い出を買う、、、
上手くいけば払った分かそれ以上返ってくるかもしれない。
何だか申し訳無いくらいです。