読売新聞 購読料据え置きます

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 読売新聞社は昨年3月、「少なくとも向こう1年間、購読料を値上げしない」との方針を発表しましたが、22日に明らかになった2月の全国消費者物価指数の上昇率はなお高水準で推移しています。読者の皆さまのご負担を増やすことのないよう、本社は当分の間、朝夕刊セットの月ぎめ購読料4400円、朝刊1部売り150円、夕刊1部売り50円(いずれも消費税込み)のまま、据え置くことを決定しました。

 能登半島地震では救助活動を妨げる偽情報がSNSで拡散され、こうした偽情報や偏った言論がはびこる危険は生成AIの登場で一段と高まっています。民主主義を守り、より良い社会にしていくため、取材に裏付けられた正確で公正な報道と中庸で責任ある言論を提供する本紙の役割は、一層重要になると考えます。

 一方、新聞業界では、新聞用紙代など原材料費や印刷・輸送費が大幅に上昇し、厳しい経営を強いられています。昨年来、多くの新聞社が購読料を値上げしましたが、読売新聞社は新聞の使命を熟慮し、今回の購読料据え置きを決断しました。

 読売新聞社ではこれまで、経営の効率化に取り組み、経費削減に努めてきました。努力をさらに重ね、全国の取材網と戸別配達網を堅持していきます。

 地域に密着して、地域貢献にたゆまず取り組む販売店と力を合わせ、皆さまの信頼に応えていくことをお約束します。引き続きご愛読をお願い申し上げます。

 読売KODOMO新聞と読売中高生新聞の購読料も、月ぎめ550円と850円、1部売り160円と220円(同)を据え置きます。読売新聞社

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