PART1
PhotoshopCS6レビュー
Adobe Creative Croud
を導入しましたので、PhotoshopCS6について少々レポートします。
導入したものの実作業はCS4がメインなのであまり使用していませんが、参考になれば幸いです。
CS4との比較を纏めてみました。※個人の感想です。
【メリット】
■早い
■各種機能強化(参考:
Adobe公式
)
【デメリット】
■eps保存時のプレビューがTIFFのみ
■プラグイン購入の必要性
まずはメリットについてですが、各種機能が強化されています。
Adobe公式
を見ていただくのが一番早いので割愛しますが、Web制作等でPhotoshopのみで完結させたい人にはかなり便利になっていると思います。
特にワークスペースは有効利用すればかなりの効率化になります。
そして「早い」。
以下に同環境でのCS4との処理速度の違いを纏めてみました。
環境
iMac (27inch Mid 2011)
プロセッサ:3.1GHz Intel Core i5
メモリ:16GB 1333MHz DDR3
OS:Lion 10.7.4
【作業比較1】
B4(364×257mm)・350dpiの以下の画像ファイルを使用、
同じレイヤーを5枚複製し、B4→B1へサイズ変更(350dpiのまま)
※このファイルをpsd保存した時のファイルサイズは262.9MBです。
【作業比較2】
そのファイルを開いたまま、1つのレイヤーに「ぼかし(放射状)>量50・ズーム」を適用
同じ条件の必要があるためキャッシュをクリアし、Mac起動後他にアプリケーションを使用していない状態で行いました。
結果は以下の通り。
元々高スペックのMacなので少々無理をさせる作業をしましたが、CS4と比べて処理速度は格段に上がっています。
3Dの作業効率もかなり上がっていますので作業の速さだけならかなりお勧めします。
但し良い事ばかりではありません。
eps保存時のプレビューがTIFFのみ。
本当はこれが正解なんですけどね。
※プレビューについては
こちら
の記事を参考にしてみてください。
クライアントや入稿先によってはプレビューMachintoshを要求されている方もいらっしゃるでしょう。
そういう方は解決方法はありません。CS4以前を使用するしかありません。
※CS5も上記記事のようにプレビューが表示されなかったり出力時にエラーが出たり問題があります。
よって、バージョンUP前にはクライアントや入稿先に確認してからが必須になります。
※Windowsベースの方は気にしなくて良いと思います。
またMacOS10.6以上が必須になりますので、現在使用出来ているプラグインが対応しない場合もあります。
当然そうなるとプラグインのバージョンUPにもコストがかかりますので、諸々の環境をチェックしてからのバージョンUPをお勧めします。
Illustratorについては後日またレビューします。