プロジェクトの背景と目的

国内で100店舗ほどのアパレル店舗を展開されているライフスタイル提案型のＳＰＡ企業様では、お客様の世代交代が進むにつれ、新ブランドの必要性を感じておりました。その新ブランドの方向性策定、ならびに店舗開発、商品開発を含めたアドバイス業務を船井総合研究所にご依頼されました。

プロジェクトの概要

＜実施内容＞
船井総合研究所は、同社の既存ブランドのポジション再確認と、ターゲットとすべき層の抽出、店舗開発の具体的プランを中心にサポートさせていただき、プロジェクトは主に以下のステップで進みました。

• 市場調査を通じ、同社の既存ブランドは品質は高いものの、その品質の高さが消費者（お客様）に十分に伝わっていないことがわかった。
• 同社が狙うべきターゲットとして、可処分所得の高い50代以上のニューラグジュアリー層が有望であることがわかってきた。
• ニューラグジュアリー層をターゲットにするにあたり、海外の顧客にも支持されるようなコンセプトが必要であると考えた。
• 海外でも通用する日本発のブランドとして、日本の伝統、格式、老舗感、和み、やすらぎを表現する店舗コンセプト、マーチャンダイジングを策定した。

＜実施体制＞
クライアント様＝　既存資料のご提出、プロジェクトメンバー様のアサイン
船井総合研究所＝　消費者インタビュー、店頭調査、コンセプト策定、店舗展開案の明示

＜実施期間＞
約3ヶ月

主な成果・効果

• 元々持っておられたポテンシャル、強みを上手に活かされた結果、国内はもとより、海外でも通用する新ブランドができあがりました。
• アメリカの高級ファッションビルやショッピングセンター、ヨーロッパ、アジア、日本の有名商業施設からのオファーが殺到し、売上、利益ともに上げ続けておられます。