プロジェクトの背景と目的

ある介護関連サービス会社様は、これまで要介護人口の上昇とともに、業績を着実に伸ばしてこられ、業務が効率的に運用できるようなシステムの仕組みを大手ＩＴベンダーが構築し、同社を支えていました。
同社には、ＩＴ専門の部門も無く、システムの保守および運用に関しては、ＩＴベンダーに任せきりだった影響もあり、「ＩＴコスト負担が大きい」と同社社長様は感じておられました。
船井情報システムズでＩＴの保守・運用コスト削減の支援コンサルティングを行っている事を知った同社の社長様より「毎年発生するＩＴの保守・運用コストを低減する」目的で本コンサルティングの依頼がありました。

プロジェクトの概要

＜実施体制＞
現状のシステムの保守・運用の体制、方法、契約、コスト等について、関係書類の調査及びヒアリングにより、下記のようなプロセスで実施

• 保守運用削減の簡易診断による調査を実施
• 簡易診断により８つのシステムが削減の見込みがあると判断
• ハードウエア保守、ソウフウエア保守、アプリケーション保守毎の削減可能項目の洗出し
• 社内における運用方法の改善の可能性検討
• システムベンダーへの交渉（交渉方法のアドバイス）
• 契約変更（削減成立）

＜実施体制＞

クライアント様：

実施に向けたプロジェクト体制

船井情報システムズ：

現状調査、運用改善支援、ベンダー交渉、関係するプロジェクトメンバー様のリード

＜実施期間＞
約3ヶ月

主な成果・効果

支援初年度には、60,000千円／年間のコスト削減を実現した（28％削減）