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プログラミング教育って?

■連載「プログラミングって」3(2017年3月号より)

え・斉籐恵

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「人間を支えるプログラム」

 スーパーに買い物に行くと、たくさんの種類の商品がほとんど品切れなく売られていて、欲しいものを欲しい時に買える。普通のことのように思えるけれど、実はコンピューターを使ったレジのすごい働きのおかげだ。お店を支えるレジからプログラムの特徴を知ろう。

▽▽▽すごい!! 計算・記憶・検索力

 昔はそろばんを使ったり、商品に張ってある値札を一つずつ手で打ち込むレジを使っていたりしたんだ。でも、コンピューターの登場で、いろいろなことができるようになった。

 商品をスキャンすると、バーコードの情報とコンピューターの中の情報を突き合わせて値段を表示し、合計金額を計算する。どの商品がいくつ売れて、売り上げはいくらか、在庫はどのくらいかなどのデータも出してくれる。大量の商品を扱ってもお店の人が困らないのは、コンピューターのものすごい計算力や記憶力、検索力のおかげなんだ。

▽▽▽大量でも速く正確にさばく

 そろばんや手打ちのレジの場合、打ち間違いや計算ミスが起こる。しかも打つ速さも能力も人によるし、大量の商品を計算する場合、時間もかかってしまう。セール品の計算も面倒だ。その点プログラムで動くレジは、どんなに商品の数が多く、割引の計算が必要な商品があっても、お客さんを待たせることなく、速く、正確にさばくことができる。その上、お店の商品の管理もこなしてしまう。どの商品がどの時期に特に売れるかも分かってしまう。プログラムで動くレジがあることで、人間はとても助けられているんだ。

イラスト・斉藤恵 文・(C)サイボウズ/毎日新聞社 2017

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