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論の周辺

  • 和歌と天皇の長く深い関わり

     今年も行われた新春恒例の歌会始の起源は、少なくとも鎌倉時代中期までさかのぼるという。700年以上も続く宮中行事である。もちろん和歌という文学形式は『万葉集』以…

    (2017年2月14日 15:07)

  • 草の根の歴史を掘り起こす

     社会運動論の専門家、道場親信さんの著書『下丸子文化集団とその時代』(みすず書房)が出版された。著者は戦後社会運動に関する研究の中心的な担い手だったが、昨年9月…

    (2017年1月5日 15:19)

  • 「戦後」を歴史としてみる

     第二次世界大戦終結から70年の節目だった昨年を経て、既に戦後71年が過ぎた。それにしても、この「戦後」という区切りはいつまで有効なのだろう。筆者自身、数年前に…

    (2016年11月21日 15:05)

  • 日本人に求められる「敗北力」

     昨年93歳で死去した哲学者、鶴見俊輔さんの遺著ともいうべき本『敗北力−−Later Works(レイター・ワークス)』(編集グループSURE)が刊行された。「…

    (2016年10月11日 15:04)

  • 近代日本の「知の造形者」

     生前は大きな存在感をもっていたのに、死後、時間の経過とともに忘れ去られてしまう人々は数多く存在するに違いない。特に、学術や思想に関わる人物の場合、著作が本の形…

    (2016年9月13日 15:22)

  • 人工知能の賢い活用法とは

     ビッグデータ、人工知能(AI)という言葉を目にすることが多くなった。メディアがビッグデータを用いて分析するケースも増えたし、囲碁でコンピューターソフトがトップ…

    (2016年8月9日 15:19)

  • 大岡信さんの時代感覚

     詩人の大岡信さん(85)の業績を改めて位置づけようとする試みが最近進んでいる。昨秋、東京・世田谷文学館で「詩人・大岡信展」が開催されるとともに、雑誌『大岡信研…

    (2016年7月12日 15:31)

  • 在野の研究者という存在

     「在野」という言葉がどうも気になった。『在野学の冒険』(礫川(こいしかわ)全次編、批評社)を手に取ったのがきっかけだ。『広辞苑』を引くと、「在野」の意味は二つ…

    (2016年6月14日 15:32)

  • 国際主義に立つ安保政策

     添谷芳秀さんの新著『安全保障を問いなおす』(NHKブックス)は、安保論議の今後を考える重要な視座を与えてくれる。副題は「『九条−安保体制』を越えて」。著者は国…

    (2016年5月9日 15:16)

  • 「未知の世界」が始まった80年代

     1980年代を論じた本が目に付くようになった。四半世紀以上が経過し、一定の距離を置いて見られるようになったからだろう。ただ、前後の時代と比べると、80年代のイ…

    (2016年4月4日 15:12)

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