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辺野古で芥川賞作家拘束 米軍、禁止区域に立ち入り

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辺野古で芥川賞作家拘束 米軍、禁止区域に立ち入り

作家の目取真俊氏 作家の目取真俊氏

 米軍は1日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部にある米軍キャンプ・シュワブの敷地内に許可なく立ち入ったとして、抗議活動をしていた沖縄県在住の芥川賞作家、目取真俊(めどるま・しゅん)氏(55)を拘束した。県警関係者が明らかにした。

 シュワブの周辺海域には、米軍や工事用船舶以外の航行を禁じる区域が設定されている。関係者によると、目取真氏はこれまでも、この区域付近でカヌーを使った抗議活動を繰り返していた。

 目取真氏は沖縄県出身。平成9年に「水滴」で芥川賞を受賞した。「平和通りと名付けられた街を歩いて」や「沖縄『戦後』ゼロ年」など、沖縄を題材にした著作が多い。

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