まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

サイタサイタ(西陣、デジパチ)

2012-10-30 | 現金機デジパチ

1993年(平成5年)に西陣から登場した現金機デジパチ「サイタサイタ」

同年登場の爆裂CR機「CR花満開」ソックリのデジタルを採用。

「現金機にも、花満並みの爆裂デジパチが出たか!」と期待したファンは多かったが、中身は全く違っていた。

そのすぐ後には、「花百景」という花満デジタルを使った2回ワンセットのデジパチも登場。連チャン機の規制時期という事もあり、サイタサイタより設置を伸ばした。

(西陣「花百景」)


 

サイタサイタは、当時「マイナー機」とも言われたが、個人的には地元沿線のホールで結構見かけた。

初見は、新宿・東南口の「平和」(現存)。旧要件機時代、同じ西陣の「アラシキング」(2段デジタル・元祖全回転リーチ)やスロの「コンチネンタルI」(瑞穂・3号機)を打ちに通って以来、馴染みの店だ。下北沢の老舗ホール「富士」や、町田の「原町田センター」などにも設置。

(改装前の新宿「パチンコ平和」)

 

(在りし日の下北沢「富士」…向いの「ゴールデン会館」も懐かしい⇒K池K子の実家)


 

ご存知の通り、サイタサイタは、いわゆる「数珠繋ぎ連チャン機」として名を馳せた。

メーカー発表の大当り確率は、1/220と甘め。しかし、解析の結果、モード移行でハマリと数珠連チャンを繰り返す荒波台と判明した。

天国モード時の大当り確率は1/20。一方、地獄モード時は1/660と激辛だ。

モード移行の契機は「小当り」。奇数のリーチが外れると、アタッカーが1秒だけ開く。出玉的にはほとんど意味をなさないが、この小当りこそ、地獄から天国へ這い上がるきっかけだった。

小当り確率は、メーカー発表では1/44だが、これも実際は1/132とと3倍も悪い。

小当りになると、30%で天国モードに移行する。天国モード中に小当りは発生しないので、いったん天国モードに上がれば、大当りするまで地獄への転落はない。

大当り終了後は、現在のモードに拘らず30%の確率で天国モードに移行。

大当り&小当りの後は、40〜50回転くらい回してヤメないと、ハイエナされる危険があった。

 

(まとめ)

★サイタサイタの内部仕様

モード移行方式(天国⇔地獄)採用の数珠連チャン機

大当り確率⇒1/20(天国モード時)、1/660(地獄モード時)

小当り確率⇒1/132(小当りは地獄モード中のみ発生)

小当り後の30%で天国モードに移行、70%で地獄モード継続。

天国・地獄いずれのモードで大当りしても、終了後は30%で天国モード。


なお、リーチアクションもCR花満開とは異なる。

ノーマルリーチ…右デジタルが通常速度でスクロール。花満のような手前コマ送りアクションはない。

SPリーチ…ノーマルリーチ中にサウンドが変わり、右デジタルが高速になればチャンス。大当り手前3コマからスロー停止となる。外れる時は前後一コマで、一旦外れかけての再始動アクションもあり。

 

大当りBGM…♪咲いた〜咲いた〜チューリップの花が〜…の童謡メロディは流れない(笑)。花満同様、日本の伝統曲「さくらさくら」の旋律が響く。但し、花満の方はやや「ロック調」にアレンジされていたが、サイタサイタのメロディは原曲に近いアレンジだった。


 

★都内・神奈川で、サイタサイタを長く置き続けた店

東京・文京区関口「平洋」(江戸川橋交差点近く)

東京・青梅市「新青梅」(JR青梅線・河辺駅北口)…閉店

東京・小平市「大栄」(西武新宿線・小平駅南口)…閉店

神奈川県相模原市・相生「オアシス」(国道16号線沿い)

などなど…

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