人生サバイバル
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ふつうの会社員がある日介護で「下流」に転落する
◇「下流老人」藤田孝典さんインタビュー(1) 年収400万円の会社員も、一歩間違えば生活保護レベルの生活に転落−−困窮者支援のNPO法人「ほっとプラス」代表理事の藤田孝典さん(33)が昨年出版し、20万部超のベストセラーになった「下流老人 一億総老後崩壊の衝撃」(朝日新書)。病気や介護離職などをき…
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親に支配された子供が身につけた「攻撃性」の闇
◇崩壊家族をどう救うか(1) ひきこもり、幻覚や妄想、アルコール依存症……本来であれば、精神科医療が必要なのに本人に病識がなく、家族はもちろん、行政や警察でも対応できない人たちを医療機関につなげ、自立更生支援を続けている押川剛さん(47)が今年、「『子供を殺してください』という親たち」(新潮社)を…
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子育てがリスクになる社会はおかしくないか
働く親にとって大きな問題は、保育所や学童保育が終わる午後6〜7時ごろ以降、誰かが子どもの世話をしなければならないことです。祖父母のサポートや、ベビーシッターを雇えるお金がある人以外は、自分が保育園に子供を迎えに行き、家に連れて帰らなければなりません。子供の急な発熱や行事の時も同じです。 ところが、…