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歌壇・俳壇

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    • 季語刻々 息白く人生すべて往路なり

       ◆今 ◇息白く人生すべて往路なり 小川軽舟 句集「掌(て)をかざす」(ふらんす堂)から引いた。「人生すべて往路」という潔い断定に賛成だ。ただ、行き方にはいろい…

      (2016年1月15日 03:16)

    • 季語刻々 寒星や神の算盤ただひそか

       ◆昔 ◇寒星(かんせい)や神の算盤(そろばん)ただひそか 中村草田男(くさたお) 寒星がさえざえとして空にある。その星空を見あげていると、宇宙を創造した神の算…

      (2016年1月14日 03:29)

    • 季語刻々 大粒の寒星闇をととのへる

       ◆今 ◇大粒の寒星(かんせい)闇をととのへる 大谷昌子 「寒星」は寒中の星。6日から寒に入っており、2月3日の節分までが寒中だ。寒星や寒月は光がさえる。今日の…

      (2016年1月13日 03:20)

    • 季語刻々 面白し雪にやならん冬の雨

       ◆昔 ◇面白し雪にやならん冬の雨 松尾芭蕉 昨日、「ドーナツの穴から覗(のぞ)く冬の雨」を話題にしたが、私にも「ドーナツの穴が好きです牡丹(ぼたん)雪」という…

      (2016年1月12日 03:14)

    • 季語刻々 ドーナツの穴から覗く冬の雨

       ◆今 ◇ドーナツの穴から覗(のぞ)く冬の雨 上森敦代 「ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問−穴からのぞく大学講義」(大阪大学出版会)という本がある…

      (2016年1月11日 03:17)

    • 詩歌の森へ 声の道を拓くため=酒井佐忠

       「パルレシア」。古代ギリシャの哲学者ディオゲネスが、自由の象徴として挙げた言葉。「何についてでも率直に真実を語ること」の自由を意味するパルレシアこそが、「世の…

      (2016年1月11日 02:10)

    • 毎日歌壇 伊藤一彦・選

      ◎特選◎故郷の花の名をもつ日本酒が何やら今日は我をゆさぶる 岩手 佐藤忠【評】お酒はもちろん味が大事だが、名前も大事。故郷と花と酒を愛する作者の心を「ゆさぶる」…

      (2016年1月11日 02:10)

    • 毎日歌壇 篠弘・選

      ◎特選◎独り居る時をこんなに楽しめるわれ一人っ子ならではのもの 奈良市 山上秋恵【評】本欄で育った新人。豊かな想像力を発揮する一方、孤独感の魅力という、人生の内…

      (2016年1月11日 02:10)

    • 毎日歌壇 加藤治郎・選

      ◎特選◎成功も失敗もない日向ぼっこ勝利も敗北もない日向ぼっこ 守口市 小杉なんぎん【評】恩寵のような歌である。皆が等しく享受できるひとときがある。久しく忘れてい…

      (2016年1月11日 02:10)

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