2013年 10月

29万ダウンロード

 キミはキメラRのAndroid版の総ダウンロード数が、29万に達していた。
 来年の三月までにはジャストくらいで30万いっているはず。
 Windows版と合わせればすでにいっているけれど。

「30万ダウンロード突破のスマホノベルアプリが小説化!」とか書かれるんだろうか。
 果たしてこの数字が読者層へのインパクトに繋がるのか、想像ができない。

 キミはキメラRの存在どころか、サウンドノベルを作っていること自体、
 身内を含めて数人程度にしか教えていない。
 そしてみんなそういう分野に疎い人ばっかりという。
 だから、「それ知ってる! スマホのアプリでしょ!」とか、そういう生の声を聞いたためしがない。

 数字だけが踊っていて、実感が伴わない。
 でも、実感がないくらいのほうがいいのかもしれない。

進捗

 現在78000字、25/87シーン、67/151ページ。

 シーンの入れ替えはひとまず置いておいて、書き進めている。
 一つのシーンで立ち止まってしまうことが多い。もう少し執着を減らす。

 1シーン2000以下を原則として書き進めている。
 2000字基準なのは、単に自分の感覚。飽きづらい?
 長い話のシーンは、場所を変えるなり分割する。

 六章構成予定。#1~#END(6)、プラスでエピローグ。
 現在#2の中盤。

 展開というよりは説明が多い気がする。
 うまく説明を省略したいが、世界観を置いてけぼりにもしたくない。
 バランス。

 数日前と結論は同じ。とにかく今は、ざっくり進める。

風邪治った エンジンまだ

 風邪治った。
 調子悪かったその翌日くらいにはリンパの張りが収まりはじめていた。
 去年の風邪はもっと苦しんだ気がする。今回は治りが早かった。


 キミキメ小説進捗。
 現在本書き一周目、75000字、17/87シーン、37/141ページ。
 まだぜんぜんエンジン掛かってこない。
 ハコガキを入れ替えたり、構成を考えたりと、目に見えづらい作業ばかりしている。

 構成の試行錯誤をするにしろ、もう少し書き進めてみないと見えてこない気がする。
 ばっさり削る覚悟でどんどん書いていくか。
 というより、どうせ後々ばっさり削ることになりそうだから、
 今の段階でひとつのシーンに時間を掛けても無駄になるかもしれない。

 一周目はざっくり書いていくか。

風邪 シーン入れ替え

 風邪ひいたっぽい。
 ここ数日どうも鼻づまりがひどく、目もしばしばしてたなと思ったら、微熱がちょろちょろと。
 季節の変わり目は厄介だ。



 で、キミキメ小説の進捗。
 現在本書き一周目、68000字、16/78、41/124。
 目標は120000字程度。300ページ以上。
 まだまだ。

 六章構成で考えている。最後にエピローグがひとつ。
 章タイトルはなんとなく決まった。
 章タイトルが決まると、章ごとのイメージがなおのこと固まってくる気がする。


 間延び感を和らげるために、全体の構成を見直し中。
 といっても、作り替えるというよりは入れ替える作業。
 シーンの順番を変えるだけでも展開の印象はがらりと変わってくる。

 当初は、秋山とハマルを後半から登場させるつもりだったところを、
 今は、前半の中終盤あたりの章から二人を登場させて、クロスさせていこうかと考えている。
 前半部から二人の日常描写も入れておいて、後半部でのまったり感を軽減させたい。

 なにせ本来のメインは夕子の息子なので、
 ようやく日常から非日常へ――というところでまた秋山とハマルの日常描写では、
 やや退屈な印象がある。二つを混ぜて進行させたい。
 ただ、日常描写といっても、伏線等にはするつもり。

返信

 Name : しッしー さん
>インターネットで、キミキメの実況見て、すごく感動しました。
 こういう文を、つくっているテラセさんを凄く尊敬します。
 じぶんは、将来小説家になる。という夢を持っています。
 そんな僕にとって、キミキメRは、すごくいい出会いだったと思います。
 そして、話は変わりますが、キミキメRの小説化ほんとうにおめでとうございます。絶対買います。
 これからも応援しています。がんばってください。

 娯楽用途のみで読んで頂けたのであればあまり関係ないと思うのですが、
 そもそもキミキメRはサウンドノベルなので、小説とは違うところがあります。
 あと、自分はまだプロでも小説家でもなく、なんとも言いがたい立場です。

 インターネットにある多くの文章は、個人で書いて個人で推敲して、
 だから自由度があるのだと思いますが、同時に荒削りなものばっかりです。
 文章の質自体は、一般流通の小説のほうが間違いなく完成度が高く、
 参考用途として見るに値するものだと思っています。

 つらつら書きましたが、念のため補足させていただきました。

 とにかく、ありがとうございます。お互いがんばりましょう。

OK出た

 先日プロットの補足、書き出しやラストの改案について書いたものを送って、
 昨日返信があってOKが出た。

 お世辞はあるにしろ、「たいへん面白かった」と言って頂けてほっとしている。
 あとは時間的、妥協的なOKでなければいいなとは思う。
 ただ自分としても、あの書き出しとラストの改案は、初期案よりぜんぜんいいと思っている。



 自分の書いたプロットだけでは、どうも全体のイメージがつきにくいと聞いて、
 本番のような書き方をした「書き出し」を添えたのだけど、それがよかったみたいだ。
 プロットを見て思い描いていたものよりも、軽快なタッチで読みやすいと言って頂けた。

 プロットだけで「タッチ」とか「読みやすさ」を伝えるのって、あまり想像ができない。
 プロットは、内容(意味、構成など)を箇条書きで伝える程度でいいかなと思っていたんだが。
 とりあえず文字数が多すぎたのかもしれない。


 よく新人賞とかで800字程度のあらすじを添えて――というのがある。
 ちまたの噂では、そのあらすじでまずふるいに掛けて、
 原稿の最初の部分だけ読んで、つまらなそうだったりカテゴリーエラーを判断し、
 あとは読まずに時間短縮を狙う、らしい。ラストも読むのかな。
 送られてくる原稿が多いと、そうでもしないとぜんぶ読み切れないということで。

 内容うんぬんの前に、いろいろと大事だとされてるものがあるのだなと、勉強になる。
 もしくは、それらを含めて「内容」だと判断している。
 読者もそうかもしれないな。
 作者が「内容」だと思ってるところは、他の人には案外どうでもいいことなのかもしれない。



 で、OKが出たので、もう書き始めてもかまわないということになった。
 すでに書き始めていたけれど、これで少しスッキリな気持ちで書き進められる。

 発売はやはり三月頃に着地したいとのこと。
 それでおおよそのスケジュールを立てましょうと、そちらはどう考えてるのか知りたいと言われたが、
 つらつら自分の予想を書いた上で、「正直想像つきません」と添えるしか思いつかなかった。

 そもそも、プロットを送ったりその修正版などを送ってから、
 返信に一週間程度の時間が必要なのだとか、ぜんぜん知らなかった。
 編集者会議とかにあげてるってことなんだろうか。
 これからイラストレーターさんとの打ち合わせとか、校正とか、修正とか、その待ち期間とか、
 そういうのも考えると、なおさら想像がつかない。
 スケジュールは先方に任せたほうがいいのかなと思う。自分なんかよりよほど詳しいだろうし。

 いろいろと勉強になるな。

返信

 Name : やさく さん
>お忙しいなか、返信して下さってありがとうございます。m(__)m
 ソッコーで返信を頂き、感謝感激です!
 自分は体温高いんで大丈夫です(^^)
 星見さんこそお気をつけください。

 では指定の範囲で返信させていただきます。
 自分は読者さんとのやりとりの時、ある程度は緊張感を持たせたいと思っていて、
 こういう返信方法をとっています。近すぎず遠すぎず、距離感の模索といいますか。
 お気遣い重ねて感謝します。
 自分も昔はもう少し、体感温度が高かったような気がするんですが、運動不足はダメですね……。

返信

 Name : やさく さん
>はじめまして、やさくと申します。
 この度はキミはキメラの書籍化本当におめでとうございます!
 星見さんの作品は三作品とも読ませていただきました。
 どの作品も個性的で面白かったです。
 私としてはカエ剣の続きが気になります。ので、頑張ってください!

 はじめまして。
 書籍になるまで、というかなっても安心できないところはありますが、
 なんとか頑張りたいと思います。
 カエ剣は、もっと上手くやれたのではと、すごく反省している作品です。
 いつかいい方法を見つけて、完成させたいと思っています。

 ここから本題(?)ですが、
 先日、サイト五周年ということで雑記にてプロフィールについて言及していたのを見て、
 初めてプロフィールの存在を知りました(笑)
「プロフィールなどというものが、あったのか!」(゜ロ゜)! という気持ちで、ちらりと見たところ!
 なんと!作者様の誕生日と私の誕生日が見事一致していて、とても驚きました!(年は違いますが)
 これまで、自分の誕生日と同じ人はリアル見たことがなかったので、奇跡のように感じました。←
(この日が誕生日で一番嫌なのは、なんと言っても誰よりも早く年を取っていってしまうということですよね)

 誕生日最速組ですか。ナカーマ。
 子供の頃は、「学年で一番年上なんだ!」と、すこし優越感で嬉しく思っていました。
 今は、「一日じゃなくてよかった……」という安心感に変わっています。
 誕生月での「歳を早くとってる感」は、自分はあまり感じないです。歳をとるのは怖いですが。

 プロフィールページへのリンク、ちっちゃくて気がつきにくいですよね。
 メールフォームページへのリンクも小さいですが、ヤギアイコンをでかでか表示してから、
 ずいぶんお便りが増えた気がします。サイトの導線って大切だと思いました。


 まあ、くだらないことを書いてしまい申しわけありませんm(__)m
 まだまだ書きたいことはあるのですが、
 何を書きたいのかも忘れてしまいましたのでこの辺でやめにします。
 これからの時期、さらに冷え込んできますのでどうか、御体にお気をつけください。
 このサイトを通じて、星見さんの活躍を心の中で祈っております。
 これまでの活躍、おめでとうございます。これからも頑張ってください!

 ありがとうございます。
 冷えは本当に身体にも精神にも悪いのだと、最近痛感しました。
 しっかり対策はしておこうと思います。やさくさんもお気を付けて。


(あまりアレな部分以外は載せてもらっても大丈夫ですか、
 本当どうでもいい内容なのでどっちでも結構です笑)

 アレだとは思わなかったのでぜんぶ載せてしまいました。
 自分は返信の時、改行調整や追伸省略などはするのですが、文脈はあまり壊したくなくて。

本書きに入る

 先日、修正版プロットについて先方からご指摘いただいて、
 十日に、自分なりの間延び感対策やラスト修正案などを書いて返信した。
 いまはその返信待ち。

 また指摘がありそうな気はするものの、
 十月中旬頃からの本書き開始予定だったから、ぼちぼち書き始めている。
 書き始めるとまた変わってくるタイプだとは説明しておいた。


 現在、61000字、9/75シーン、21/106ページ。
 目標は120000字程度、300ページ以上。
 まだあんまり想像つかない。

 一応の締め切りが十二月の末だから、約二ヶ月半。
 当初より短くなってちょっとキツイのだけれど、とりあえずそれで換算して進める。

 あと60000字程度書くとして、猶予は45日程度とする。
 割ると、一日1333字程度増やしていけば達することになる。
 実際は削りながら書き足していくので、もう少し一日辺りの字数が必要になる。

返信

 Name : シュウジ さん
>キミはキメラR面白かったです。
 こういう類いのゲームは敬遠してたんですけど、無料の敷居の低さから、冒険のつもりで遊んでみるとハマっちゃいました。
 アイコンからは予想外のしっかりした文体で、読み進めていく内に第一印象の軟派なイメージは覆りました。
 秋山とタマルの恋愛にはドキドキしたし、感動もしました。萌えと言うものがなんなのかも理解出来たような気がします。
 オナニーの描写には虚を衝かれ、一人で狼狽え、悶えてしまいました。今思い出しても心臓がドキドキします。あの感覚はあまり味わった事がありません。僕ももう、ハマルの虜です。
 新境地を開拓しました。もう、ギャルゲーエロゲーを嘲って憚らない態度はとれません。

 ありがとうございます。
 人によって敬遠するジャンルは種々雑多だと思います。
 そういう突っつきにくさを軽減して、たまに新鮮な気分を得られるのが、
 フリーゲームの良いところだと考えています。
 タマルじゃなくてハマルです。たまにマハルとかも呼ばれます。

 萌えっていうのは、何なんでしょうかね。
「萌えは脱ぎより着せにあり」と、偉い人が言っていましたが、
 単純なエロスではないんだろうなと最近思っています。

 ギャルゲーやエロゲーは、言葉の先入観で取っつきにくいのはありますが、
 ギャルとエロが共通する以外は、内部で小分けされたジャンルがあると思います。
 ただ、傾向的に鬱ゲーだの残虐ゲーだの倒錯ゲーだのが多く、
 一般系の創作物よりも粗製濫造がはびこっている世界だとも思います。

 あとキミはキメラは、ギャルゲーやエロゲーという括りのなかでは、
 かなりソフトで、珍しくもない部類だと思います。
 これがギャルゲーでエロゲーなのかと、その世界に足を踏み込んでしまうと、
 痛い目を見るかもしれません。

サイト五周年

 2008年10月10日にサイトを開設して、今日で五周年を迎えた。
 まだたったの五年か、という印象。

 でもいろいろあったな。
 年々自分の中に変化を感じている。
 創作意欲は、さほど変わらない気がする。
 何かこう、面白いものを作りたいっていう、漠然としたものがあり続けてる。
 それは「クオリティ」だとか、そんなつまらない括りじゃなくて、もっと別のもの。



 昔と大きく違うと思うのは、リアルなところ、「体調には気をつけよう」という意識。
 このところ、何をしたら自分の体調が崩れるのかが、少しずつわかってきた。
 体調管理をちゃんとしないと、創作活動どころじゃない。

 食事に関しては、白砂糖とカフェインは厳禁、炭水化物も控えめにし、
 毎食サラダを食べるようにしている。
 効いているかよくわからないけれど、毎日豆乳とコーン茶を飲んでいる。
 低血糖を防ぐために、常に腹が空かないよう、細かな間食を入れている。

 夜更かしはしない。無理に寝ようともしない。

 風呂は夏だろうと、毎日湯船にちゃんと浸かる。
 夏はクーラー病がおそろしい。冷気は足下に溜まる。足下グッズ必須。
 夏でも風呂に入るようにしてから、肩こりがなくなった。

 筋トレ。筋肉がつきはじめると、単純に元気がでてくる。

 休憩。たぶんこれが一番大事。
 今は、三十分おきに五分の休憩を入れて作業している。
 いわゆるポモドーロテクニックというやつ。今となっては必須。
「休憩をする」という習慣が身につき始めてから、ずいぶん気持ちが楽になってきた。
 椅子に座りっぱなしはダメ。痔にもなる。

 
 ただ、結局は出不精が不健康を生んでいたと思うので、
 何か外で発散するような趣味を見つけなければと、かれこれ五年くらい考えている。



「継続は力なり」

 この座右の銘は、たぶんサイト開設当初からプロフィール欄で掲げている。
 継続すると力になる。それだけじゃなくて、継続のための習慣が何より大切なのだなと思う。

 自分は娯楽のためだけに創作をやってるわけではないので、
 楽しくなくなったからやーめよ、という思考はあまりない。
 それと、辛い課程があるからこそ、あとが楽しくなることもあると思っている。

 まあ、まだそれほど続けているわけでもなく、景色もぼんやりしている。
 あと五年くらい続けたら、「続けてきた」って言えるんだろうか。

返信

 Name : コハク さん
>キミキメ書籍楽しみにしています。

 続編を書籍で、というのはとても嬉しいです。
 私は本を手元に置いておくのが好きなので。

 なので、いずれ秋山とハマルの話も書籍化していただけるとさらに嬉しいですね・・・
 あの話を「本」として読みたいです。

 ありがとうございます。
 そう言っていただけると嬉しいです。
 自分は割とデータ派なのですが、最近はカタチある物の強さをひしひしと感じています。
 鍋敷きなどに転用されないようなストーリーを書きたいです。

 サウンドノベルとして出ているものを書籍にするのは、需要的にはどうなんでしょうかね。
 ネット小説をほぼそのままノベライズしているものは、多々見受けられるので、
 やろうと思えばできるのかもしれないですが、
 とりあえずは今書いてるものの数字次第な気がします。リアルな感じですいません。

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