2013年 03月

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 Name : アリスノ
>わけあってここ2年ほどネット環境が整わなくてしょぼいケータイで存在だけは知っていました。
 そう! 『キミはキメラ』をようやくプレイ出来たのです!(ででーん)
 まずRをやりました。何故かというと、一緒にダウンロードしたはずの無印をちゃんと落せていなくて、それは後でいいやと思ったからです。
 念願のキメラ! キミがキメラ! プレイしてみたは良いものの、よく分かりませんでした。
 伏線とか話の転がし方だとかは理解できました。悔しがりました。登場人物が少数であるという事はそれぞれが非常に重要な役どころで、誰もモッサリモブであるはずがないのです。
 であるからして、誰が誰のナニでソレだとか、まぁ関係性について、あまり疑らずにいた自分がアホラシイノデス。
 物語で何が起きたのかは分かりましたが、テーマがよく分かりませんでした。
 結局無印とあわせて五回ほど読んだのですが僕には難しかったのです。頭が痛くなりました。
 だからテーマについて、どうとかこう思うだとか、そういった事は僕には言えません。
 お久しぶりです。クロノウサギの時にご感想を頂いたようで、2年越しにまた頂けて考え深いです。
 キミはキメラのテーマですか。テーマは考えましたが、クロノウサギと比べてしまうと、明確なテーマ性みたいのは薄いかもしれないです。
 難しいことを取り扱ったと思う反面、扱いきれなかったと思っていて、非常にライトに仕上がったという印象です。「テーマ」よりも「状況」を読む話になってしまったんだろうか……。
 だからこそライトな感じにウケたのかなとは思うのですが、反省している点でもあります。このテーマはいずれまた踏み込んで書きたいと思っています。
 五回も読んで頂いたとは、恐れ多いです。

 絵について。
 Rを終えてから無印をまたもダウンロードしたという事です。
 ハマルについて。
 Rでの彼女はただの可愛らしい女の子というふうに見えます。
 無印の彼女が持っていた寂しそうな雰囲気が見られず。Rの絵は非常に可愛らしいのですが、キャラクターに合っているものかというと、ちょっと外れている気がしました。
 他の人たち。
 夕子様は確実に星見さんの絵が良いですね。ちゃんときちんとオバサンっぽいからです。
 先生は、Rの姿もなかなかビッとシッな具合に似あいます。ちゃんとしたオバサンです。星見さんは年をとった人間のイラストを描くのが上手ですね。これはなんという、強みです。
 報道されたキメラっぽいキメラ。う~ん。比べてばかりですが星見さんの絵が良いです。ハッキリわかりやすく描かれているから。リメイク版のイラストは全体的に煌びやかなんだけど、わかりづらい絵だと思うのです。
 Rではひたすら「ハマルかわいい!」という感想を頂きました。それはそれで複雑な気持ちがありました。
 「じゃあもし可愛くない人型キメラだったらどう言うの?」、と。
 このことに関しては絵がどうというより、描写不足を反省しました。訴えかけたければ、もっとハマルのおぞましい側面も描写するべきだったかなと。
 「イメージ」という点では、確かに自分のイメージで描いた自分の絵のほうが、強い意味があるかもしれません。
 ただやっぱり、リメイクで描いて頂いたイラストのほうが、クオリティも高いしハマルもかわいいしと単純に思います。物憂げな雰囲気は薄れてしまったかもしれませんが。
 アチラを立てればコチラが立たぬ。月並みにそう思いました。

 あ、Rについて、これは無印と比べて非常に良い部分だと思ったのが、エンディングクレジットの演出です! これはイイ!
 リメイク版と無印のNScripterのアイコンに使われているハマルの顔が、どちらとも無印のグラフィックに見えるのですが、なぜでしょう?(笑)
 エンディングクレジットは画像をフィードアウトフィードインさせるだけのシンプルなものに変えたんですが、こっちのほうが見やすいですね。
 アイコンは仰る通り無印のグラフィックです。「無印もあるんやで」という意思表示っぽくもあり、単に無印アイコンを気に入っていたというのもあります。最終的に、「このままでいっか!」と投げやりな処置です。

 マンガや小説などのオススメもありがとうございました。
 自分が普段アンテナを張っていないジャンルばかりなので、ふむふむと思いました。

絵の作業中

 絵のほうの作業中。
 絵のモチベはなかなか上がりにくいので、「今日は絵を描く日!!」って決めておかないとダラける。
 立ち絵のラフは全キャラできたので、もう少し整えてから線画へ。
 イベント絵もぼちぼち考えてる。1ヒロインにつき2枚の計6枚を目安に進めていく。がんばれたら3×3の9枚。

 デザインドールというソフトのおかげで、ポーズとかアングルとかじっくり考えられるようになった。
 名前の通り、イラストのデザインのためのデッサン人形をあれこれと動かすソフト。
 MMDとかクリスペの3Dキャラとかでもデッサン人形代わりにならんかと試したけど、デザインドールのほうが抜群に動かしやすいし、アウトラインが見やすい。
 デッサン人形なんて見なくても描けろって話なんだろうけど、そういうのはもっと上手い人に任せよう。

 先に立ち絵から完成させてしまう。オッサンが四人残ってる。
 「男共は適当でいいべ」と思いつつ、あーだこーだgdgdしている。
 なかなかポーズが決まらないキャラもいる。うーむ。

 まだ時間掛かりそうだ。四月いっぱいで終わるかどうか。

メモ:服のシワの本

 

 有名お絵描き講座サイト『人を描くって楽しいね』の書籍、衣服編。
 服のシワの本はいくつかあるけれど、これが一番わかりやすかった。というかこれしかわからんかった。
 単にシワの資料のようになっている他の本に比べ、初心者にもわかりやすいような理屈で書かれてる。分析がわかりやすい。
 本の中でも書かれているように、「それらしく見せる」ためのハウツーなんだと思う。
 ヒトカクの絵柄が少し苦手で敬遠していたのだけど、真剣に読んでみたらこりゃあありがたいヒントがたくさんある。
 『人を描くって楽しいね』の人物デッサンのほうは、この衣服編ほどの驚きはなかった。

211000字(43/115*3) 

 推敲三周目。
 二周目でほとんどカタチは出来たので、三周目は内容を決めるというより、ひたすら文章の精錬。
 まだまだ荒削り過ぎて脇汗掻くレベル。ここに来て気がつくこともかなり多い。
 今さら文章のヘタクソっぷりに焦りまくってる。
 読書量を多めにして、悪あがきでも文章の感覚をどうにか。

 文章のほうが気になってあまり絵のほうは進まず。
 もっと時間が欲しい。
 時間を掛ければもっと良いものができると思う。
 でもそんなこと言ってたらいつまで経っても完成しない。
 後悔しない程度の妥協点を見定めないといけない。
 妥協点どこだマジで。
 あれもこれも違和感があって、突き詰めたい部分が山ほどある。

210000字(113/115*2) 立ち返り

 前はあれこれと試行錯誤していた。
 どうやったら文章が上手くなるんだと思って、色んなシナリオハウツー本を読み漁って、色んな練習方法を試していた。
 横山秀夫さんの文章が好きで、どうにか真似できないかと、『半落ち』を広げてテキストエディターに模写していた。
 大学にA5ファイルを持っていって、授業中だろうとルーズリーフに思いついたことを書き殴っていた。
 授業の合間には図書館へ行って、読書しながらネタになりそうなことを書き出していた。
 推敲する時には音読をして、リズムとかを何度も確かめていた。
 そういうことを最近していなかった。環境が変わったこともあるかもしれない。

 クロノウサギを読み返してみて、過去と現在の自分を比較してしまった。色々と気がつくことがあった。
 作品ごとのファイル作成は、情報の整理のために必要。
 デジタルファイルや頭の中で全て完結できるだろうと思ってやめていたけど、そんなに甘いものじゃなかった。
 デジタルで雑多なネタを整理するのはなかなか難しく、アナログに頼ってしまったほうがより単純で済む。
 推敲時の音読は、すっかり忘れていた。キミキメまではきっとやっていたと思う。カエ剣ではたぶん忘れていた。
 あと今、圧倒的に読書量が足りない。
 文章がまだまだ稚拙だなと痛感するばかりで、どうにかもっと上手くなりたい。

 あと、カクカノの作業を進める合間、カエ剣の設定を今になって見直してる。
 第三幕までの大筋は変えないけど、もっと設定を突き詰めたい。
 ぼんやりとしか考えていなかった道筋を、ハッキリと書き出して整理しておく。
 手に余る土台を作ってしまったような気がして後悔してる部分もあるんだけど、じっくり大事に書き上げようと思う。
 カクカノが終わったら、別作品のネタを考えつつカエ剣のリライトも進めていく。

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 Name :  須能 白 さん
>『キミはキメラR』をプレイさせて頂きました。
 人間と人外の恋愛は、人種あるいは宗教の違いや、社会的身分の差から生じる結婚問題を遥かに凌ぐ難題に私は思えました。
 しかし上記のような問題はそのレベルに関わらず、どれも本当の愛が試されますよね。
 本作品は秋山とハマルのそれぞれの恋愛における想いや苦悩に共感でき、また二人の愛に感動しました。
 面白かったです。楽しい時間を有難う御座いました。
 ありがとうございます。
 人間と人外、ひいては差別ないし差蔑というのが自分がよく考えるテーマなのですが、本当に難しいと思う今日この頃です
 「差」は必ず存在していて、単純に「差別よくない」なんて話が通じる世の中でもなく、誰もが差別主義者の側面はもっているとも思いますし。
 やはり愛なんでしょうか。自分はまだよくわかっていません。

 余談ですが、実は私もサウンドノベルの創作にチャレンジしています。
 とは言え恥ずかしいことにまだ一作品も完成していません。
 漸くペンタブ購入の目処が立ったので、イラストはまだまだこれからですが、シナリオ制作には散々苦労しています。
 しかし私もいつか星見様のように、素晴らしいサウンドノベルが生み出せるよう頑張ります。
 励みになりました。有難う御座います。
 一番初めの作品は、作り上げるのが本当に大変だと思います。
 想いが強いからこそ適当に終わらせたくもないし、作り上げたところで恥ずかしくて出したくなかったり。
 完成までのプロセスは人それぞれですが、完成させたいのなら、続けるしかないのだと思います。
 自分も未熟さを痛感するばかりで、本当にこれは、終わりがないというか。
 お互いがんばりましょう。休憩がとても大事です。

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 Name : 月影 さん
>最近、ペンタブのbambooを買ったのですが、
 線画で線がギザギザになってしまったり思うような太さの線が決まってきません、
 星見様は最初に描くときの画像のサイズはだいたいどの程度の大きさにされますでしょうか。
 あと、現在 fire  alpaca というソフトを使っているのですが、おすすめのソフトがあれば教えていただけないでしょうか。
 では、お体ご自愛ください。m(–)m
 自分にイラストうんぬんのことを聞かれてしまうと困る部分はあるのですが……。わかる範囲で。
 最近立ち絵は1800×3600で描いてます。
 前はその半分で描いていたんですが、大きい方が下手な部分をごまかせるような気がして。
 でも結局は好みと用途によるんじゃないでしょうか。あとマシンの性能とか。
 自分は一番初めはpixiaという無料ツールを使っていたんですが、使いづらいと思ってSAIに移行しました。
 最近CLIP STUDIO PAINTという新しいツールに手を出して、でもメインはSAIのままです。
 いま安価なペイントツールと言えばそのどっちかなんですかね。確かダウンロード版で5000円くらいです。体験版があるので、試してみるのもありかもです。
 ただあくまで挙げた二つはペイントツール用途なので、マンガを描きたいとか写真を加工したいだとかいう場合は、別のソフトが必要かもしれないです。
 SAIは「お絵描き」に特化した初心者から幅広く使われていて最も人気のツールだと思います。しかし現在は開発が休止しています。
 CLIP STUDIO PAINTはまだ出てから日が浅く、しかしSAIに比べれば多機能で今後の機能追加が楽しみなツールだと思います。
 あくまで自分のオススメなので、あしからずです。
 はい、身体には気をつけたいと思います。最近暖かくなってきたので調子は割といいです。
 ではでは。

209000字(108/114*2) クライマックス

 そろそろシナリオのほうはクライマックス。
 設定は練り込んだと思うけど、全体を俯瞰するとかなりストレートでくっさくてベタなことを言っているかもしれない。
 推敲の途中で感じていた凄まじい違和感と不快感は、そこからの修正で徐々に薄れていった。
 推敲はきっと、そういう居心地の悪さを出来るだけ減らしていく作業なのかなと思う。

 長かったなぁ。
 たしか去年の5月か6月くらいから書き始めた。
 でも方向性がイマイチ決まらないままグダグダと書き進めて、10万字近くまで書いたものを全削除した。
 それがたぶん8月の終わり頃。
 初期プロットを全部ぶっ壊して、世界観とかキャラを全部見直して、使えるところは使って、まったく別物に。
 十ヶ月くらい掛かったのか。
 いつも書く文量が8万~10万字くらいで、単純に考えその二倍なので時間が倍増以上になるのはわかるけど、悩ましいほど時間が掛かった。
 半年くらいで書き上げたかったのが本音。
 というかそれくらいの早さで書けないと、やっていけない。
 初期プロットぶっ壊した時期から考えると半年くらいで書き上げてるんだけど、そこの軌道修正がなぁ。
 いい勉強になった。
 たぶん次からはもっと、書くのが上手くなってると思う。
 リアルなことを言えば、減薬がかなり進んだので頭の回転が戻ってきた。

 大前提として自分の中で納得のいく「転」が思いつかないと、書き進めても途中で投げ出したくなる。
 書いてるうちに思いつくべ! みたいのはリスクが高すぎる。
 多少時間に焦れても、初期構想にじっくりと時間を掛けるべき。
 面白いとか面白くないとかいう以前に、自分が納得いくような「転」じゃないと、気持ちよく書き終わらない。

 そんでもって、Google reader廃止ってどういうことですか。

204000字(101/117*2) 「最近のラノベはひどい」というより

 久しぶりにめぼしいラノベを大量購入して、今のラノベってどんなんだろうと勉強中。
 しばらく前までは、最近のラノベは見るに耐えないなと思っていたんだけど、具体的に「最近のラノベ」ってなんだってことを突き詰めていったところ、どうも簡単に言えないような気がしてきた。
 現在の印象としては、「最近はラブコメ推しが増えた」、という一周して戻ってきた感じ。
 ラブコメの氾濫みたいのは、たしかに「最近の」と言っていいような。
 十何年前の記憶がハッキリしているわけではないけど。

 某レーベルで受賞した作品のなかで、ラブコメ路線以外に絞って選ぶように心がけてみた。
 それで本棚に眠ってた昔の作品とかともじっくりと読み比べてみたところ、言うほど変わってないんじゃないかと。
 先入観と思い出補正みたいなのはあるとは思ってた。それと露骨なラブコメ推しで、余計な抵抗感が生まれてたのかもしれない。
 あとレーベル乱立しすぎなような気もするけど、これは素直に市場の成長と受け取るべきか、粗製濫造を憂えるべきか。
 自分好みのレーベルの判断がつくと、もっと気楽に思えるかもしれない。

 しっかし、ラブコメ多いな。
 比べてしまうとシリアス路線は入り口が狭そう。
 よっぽど完成度が高くない限り、売れ線のラブコメに流れていくような気がする。
 作品よりも商品なのは仕方ないとして、それを受け入れつつじゃあどうするか。
 書き始める前に、じっくりと路線と設定を練り上げるべきか。

205000字(96/118*2) 拡張彼女シーン6投稿

 なろうにシーン6投稿。
 改稿の手間を省くためにかなり長めに。
 序盤のシーンも微妙に修正。
 これで四分の一くらいかな。
 まだ先のことだけど、ラストのほうはサウンドノベル版と同時にアップって感じにして、ネタバレ回避する方向でいきます。
 あまり意味ないかもだけど。

205000字(90/118*2) 見ざる聞かざる言わざる

 【見ざる言わざる聞かざる】
 意味:人間は都合の悪いことを、見たり聞いたり言ったりしがちだが、それらはしないほうがよいという戒め。

 メディア断ちを敢行しつつ、しみじみ思う。
 良いことも悪いことも全部引っくるめて吸収するべきなんだと思ってたけど、それは本当に生産的なんだろうかと。
 テレビのニュースは何も見ず、ネットもIT系のニュース以外は何も見ず、といった生活をしばらく続けてる。
 「つい目に入ってしまう」みたいなものも、なんとかして全てブロック。
 無駄なストレスが減って、無駄な時間も減り、このまま継続もできそう。

 何かを書く以上、それなりの知識が必要で、知識を貪欲に入れ続けるのが必至なんだと思ってる。
 でも知識には質があって、時間は限られているし、選んでいかないといけない。
 話題性ばかりのニュースというのは、数ある知識の中でも下の下の下のなんだなと、つくづく感じた。
 受動的な情報というのが、なおさらよくないのかもしれない。
 自分で調べて手に入れた情報のほうが、血となり肉となる。
 受動的な情報は、それこそ何の害にもならないようなエンタメくらいがちょうどいい。
 垂れ流しは心の死、ということをなおさら思った今日この頃。

 あとは「言わざる」ということ。
 「見ざる」「聞かざる」は割と受動の意味合いだけど、「言わざる」というのは能動でしかあり得ない。
 「言う」とか「書く」とかで、誰かに言葉を示すことは、よほど自分に跳ね返ってくる。
 否定的に思いながら考えることをしている以上、つい否定的なことを言いたがる。
 まったく間違えたことを言っていないと思いつつ、自分の胸にぐさぐさ刺さってる。
 「名前」とかの自己証明が強い枷になって、だからこそ個々の基準で話せるのだろうけど、ぐいぐい首を締め付ける。
 「自分」が明確にある時に、何かを否定するのは、おそろしくエネルギーを消費する。
 自分が無ければ跳ね返らないのだから、ほとんど何も思わないと思う。

 自分が最大級に主張したい場所は、ストーリーの中だろと。
 余計なところでエネルギー使いすぎてどうする――それを最近強く思う。
 全部引っくるめて自分なのだろうけど、色メガネで見られてしまったら作品が勿体ない。
 もしも少しずつ自分を知る人間が増えていったとしたら、やりやすくなる反面、やりづらくなる。
 ただでさえ作品数が増えてくれば自作品内でも「比較」が始まるのに、「個人」の判断材料が余計にあると、余計な重荷になりかねない。

 当たり障りの無い言葉で、何かを主張するのは恐ろしく難しい。
 簡単な言葉でパッと言い放ったほうが、どれだけ手間が省け、ストレートに伝わるか。
 結局言ってることは同じなのに、言い方で受け取り手の気持ちがコロコロと変わる。

 たぶんそういうが言霊とかいうものなんだろう。
 こういう状態にならないと理解できないこともあるらしい。
 もっぱら自分で書いて自分に跳ね返ってくるものばかりだけど。
 他人にどう作用してるかは、他人にはほとんどわからん。

204000字(80/118*2) 頻度 嫌な言葉

 雑記の更新頻度を下げていこうかなと。
 三日に一回くらい? もっと下げるかもしれない。
 シナリオほど気を遣って書いているつもりはないけど、雑記もそれなりに神経を使い、それなりに体力を使う。
 更新頻度を落とせばその分作業時間にも充てられるということもある。
 少なくとも色々と落ち着くまではそんな感じで

 推敲二周目は三分の二程度完了。
 「嫌な言葉を使わない」ということを心がけている今日この頃。
 愛読する岩波新書の『文章のみがき方』より。
 本の内容をそのまま言うとするなら、「男って○○ね」とか「女って本当に○○だな」とかいう言葉が、「嫌な言葉」の例として挙げられている。
 人にもよるとは思う。でも「決めつけ」みたいのを「嫌」と感じる人は多いはず。
 他にもいろいろと。

 『自分の中に「いやだと思う言葉」「居心地が悪くなる言葉」の数々をたくわえる。それを使うまいと思う。
 そして、その言葉がなぜいやなのか、なぜ気恥ずかしいのかを追求してみる。
 そのことは、当然、言葉に対するあなたの感覚をきたえることになるでしょう』

 最近上の一文を、すごく重く感じてる。
 嫌な言葉っていうか、読んでて気恥ずかしくなる言葉、言い回し、セリフ。そういうのに、段々耐えきれなくなってくる。
 年々自分の中に「嫌な言葉」みたいのがたくわえられている証拠なんだろうけど、余計に書くことに神経を使うようになってきた。
 カクカノなんていちいち気恥ずかしくて、居心地が悪くて仕方ない。
 言葉の節々もそうだけど、展開とかも「嫌な展開」っていうのが自分の中にできてきてる。
 ただ、あえて嫌な言葉を使ったり、不快な展開を用意することもあるので、いかんともし難い部分はある。
 何にせよ臨機応変。

 文章をちゃんと書き始めてからまだ五、六年ってところだけど、年々言葉の重みを感じるばかり。
 筆が速くなるどころか、どんどん慎重になっていくまである。
 圧倒的に使える言葉は増えたけど、使えない言葉も増えてきた。
 嫌な言葉を使うと、自分に思いっきり跳ね返ってくる。
 嫌な言葉を使わないようにしようとすると、思いっきり神経をすり減らす。
 というわけで雑記の頻度を減らそうと思った次第。