2012年 10月

パキシルの離脱症状

 パキシルをやめてから、どうも目がシバシバするようになった。
 太陽が眩しくて仕方ない。
 今日の朝ともなると、視界がぼやけたり目眩がしたり。頭痛や吐き気も。
 もしかしたら風邪でも引いたのかなって思ったけど、調べてみたらどうやらパキシルの離脱(断薬)症状らしい。
 要するに禁断症状。
 「離脱症状」でググったら、はてなキーワードに該当記事が載っていた。

 【離脱症状】
 薬物摂取を止めようとするとき、不快な身体的・精神的症状に襲われる状態。
 例として抗うつ薬のパキシルは、服用を中止するとき徐々に減量していかないと「シャンビリ」と呼ばれる知覚障害に襲われるケースが多い。

 離脱症状の代表格としてパキシルが載っててワロタ。
 「シャンビリ」なんて専門用語まであって、なんという優遇(?)。それだけ有名な抗うつ薬なんかね。
 「シャンビリ」はインターネット上での俗語だそうな。耳鳴り(シャンシャン)と電気ショック様感覚(ビリビリ)に由来。
 パキシルやめると三日目以降に不安感が出てくるとは聞いていたけど、目眩や頭痛や吐き気まであるなんて聞いてねえぞ!!!
 多くは軽症から中等症で、2週間程度で軽快するそうな。それまでは我慢しなければならんってことだろうか。

 とにかく、目眩がすごい。
 太陽の下歩くと辛い。カーテン閉め切った。
 不安感はぼちぼちって感じ。精神的な症状よりもとにかく目眩で困ってる。
 パキシルはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)として認可されているけれど、薬事法だと劇薬指定らしい。
 毒を以て毒を制す的な……よく知らんけど。

 離脱症状は以下のものが報告されている。

 ・目眩
 ・知覚障害
 ・睡眠障害
 ・激越(感情とかが高ぶること)
 ・不安
 ・嘔気
 ・身体の震え
 ・発汗等(頭がシャンシャンする、耳鳴りなど)
 ・フラッシュバックのような鬱の再来(揺り戻し)

 まあ、元々の摂取量は少なかったし、そこまで重症化するとは思えないけど。一応覚悟くらいはしておく。
 とりあえず目眩がヤバイ。仕事が出来るレベルならいいんだけど。

返信

 Name : エッグプラント さん
>キミキメをAndroidでプレイして以来、このサイトをほんとにたまにですがチェックしています。
 このサイトの雑記を読んでみて少し勇気をもらった気になったのでささやかなお礼の気持ちに書き込ませてもらいました。
 きっと今のこの国は心をやんだことがある人ばかりだと思います。かくいう私も以前はそうだったので。
 そういった人たちはきっと、社会に追い詰められて、焦ってしまっている人が大半だと思います。
 周りに打ち明けるひともおらず、一人で抱え込んで負のサイクルに悩まされていると思います。
 でも、そういうときに必要なものは、時間と、そして、人と語らうことだと思います。
 言葉が人を救う事だってあると思います。
 きっとそれを身を持ってわかっている星見さんの作品は、人を救うことができる気がします。
 活動頑張ってください。なんだか支離滅裂な文章でごめんなさい。
 この国の気質として、真面目だったり奥ゆかしい人が多いのだと思っています。思っていることを溜め込んでしまう、といったような。
 昔はその気質でよかったのかもしれませんが、時代の変遷の激しさがそれを許さなくなってきたというか。
 「20世紀は物の時代、21世紀は心の時代」なんてよく言われますけど、まさにそういう過渡期なのかなぁと。
 自分も、負のサイクルに必要なのは時間と家族友人と、あるいは言葉、何かの娯楽だったりすると思います。あとは普通にお医者さんも。
 いろんな意味で「支え合い」が必要なんですかね。
 自分はネットワーク社会に依存した人間なので、「社会貢献」なんてことを考えても、それに則したことくらいしか思いつきません。
 でも画面の向こうにいる辛い人たちに時間をあげることはできないし、家族や友人になってあげることもできません。
 だから、おこがましいと思いつつ、何か言葉くらいは掛けられないかなと思っています。
 でも直接的な言葉は無理そうなので、せいぜい自分には創作の分野くらいしかないのかなと。
 ありがとうございます。「気持ちのいい言葉」ばかりを供給するつもりはないですが、改めて確認できたような気がします。
 世の中には救いのない話ばかりが転がっているので、虚構の世界くらいは、そうじゃない話を転がせたらなと。
 まだまだ実力不足感は否めないですが、まったりと創作物を供給できたらと思います。

151000字 終わらん

 目標字数の15万字超えちゃった。
 少なくとも17万字は超える。たぶん20万字行く。
 20万字行くとして、あと大体5万字くらい書くとする。
 自分の日速は2000字程度。
 50000字÷2000字/日=25日
 日速字数に関しては、ほんと一定。
 頑張って一日5000字とか書いても、反動で次の日以降ぱったりペースが落ちる。結局月平均にすると日速2000字に落ち着く。
 今回はマジで見通しが甘かったな。
 普段は一つの起承転結で10万字近くを書いているので、その起承転結を二つにすれば20万字に行くのは今となっては至極当然のように思える。
 20万字は、長編小説二冊弱って感じだろうか。まあ長編っつってもピンキリだけどな。境ホラみたいな鈍器だとまた話は別。

 字数稼ぎで無駄に字数が増えるのは言語道断だけど、今回はそういうの狙ってないからなぁ。
 キミキメくらいの短編を書くつもりだったのに、どうしてこうなったのか。
 今さらボリューム調整することもできず、ただただ前に書き進めるしかない。
 ここまで来たら、しっかりしたボリュームと設定を目指したい。
 要するに「重厚路線」。自分の性格上そこまで重厚に出来ないとは思うけど。
 まあ、なるべく悔いの残らないよう書き切るしかない。

 そういや、パキシルを減らした。というか消滅。
 過眠状態は脱出できたと思うんだけど、それでもまだ睡眠時間が多い。
 だからお医者さんに相談した。で、「じゃあ無くしてみる?」って感じにチャレンジング。
 そのお医者さんは、薬局の薬剤師さんに言わせると「かなり薬の量を減らすのが早い人」らしい。
 そんな話を聞いていたから、たぶん薬の減量の提案には乗ってくれるだろうなと思ってた。
 ただ、パキシルはけっこう反動が来るらしい。お医者さんも薬剤師さんも言ってきた。
 最初の三日間は大丈夫なんだけど、それ以降不安感が強くなる時期が必ず来ると。
 そこを乗り切れたら、服用ストップできるんじゃない? みたいな。
 最近精神状態がいいから、進言してみた次第で。ダメだったらまた戻してもらうけど。
 睡眠時間減らせたらさ、作業効率上がるじゃないっすか。
 それに、薬のせいで集中力も落ちてるかもしれないし。

 しかしすでに不安(´・ω・`)

142000字 拡張彼女のために買った本とか

 「SF」関係の本がいくつか。浅く広くみたいな感じの。『SFはこれを読め!!』って新書がけっこういい。古典SFの知識の導入としてすごくいい。これ読んで古典SFをいくつか注文して、到着待ち。
 あとは脳関係の本をいくつか。「電脳」って設定を扱っているので、ちょっとくらいは基礎知識入れておこうと思って。かなり面白かったわ。
 とりあえず「脳科学」と「神経科学」は違うからな。「脳科学者」ってのはエセ科学者に近くて、どっちかっていうと哲学者寄りの文系人間だから。
 あとはジオフロント関係の本をいくつか。一冊撮り忘れたのあるな。
 ニューロマンサーは有名な古典SF。サイバーパンクの金字塔。カクカノでサイバースペース(メタバース)の設定もちょろっと扱うので、一応読んでおこうかなと。後学のためにも。
 他にも『SFはこれを読め!!』で紹介されて古典SFをいくつか注文したけど、絶版モノの中古だから、ちょっと届くのに時間掛かりそう。でもプレミアついてない中古だからすっげー安い。20円とか。
 古典SF独特の文体と翻訳本特有のカタックルシイ感じがイヤなんだけど、いい加減勉強しないと。

 いつも何か書く時はそれに関連した本を買っているけど、今回は買いすぎ。
 それだけ設定周りに悩んでるって感じで。力が入ってるというより、悩んでる。
 そんでもって空回りしかねないような気がして怖い。
 後学のためには読んで損はないだろうけど、知識ばっかり作中でひけらかして本筋のストーリーのジャマになったら元も子もない。
 でも勉強が好きなんだよねー。ここ最近特に知識欲がヤバイ。
 関連書籍を買っておくと、「満足」する。その知識が入ると、もっと「満足」する。
 「満足」で終わらないようにしないといけない。知識は応用してこそ。応用されない知識なんて自分を悩ませるだけのゴミクズ以下。

 

 あとは歌舞伎の本もいくつか買った。こっちはカエ剣のための本。
 ちょろちょろ言われてるんだけど、「かえると剣鬼の今後には歌舞伎のネタとかも出てくるんですよねそうなんですよね」とかお便り頂くことがあって。
 「お、おう」って感じで答えたんだけど、ぶっちゃけぜんぜん歌舞伎の知識なくて。入れるつもりもあんまなかった。
 でも、入れたほうが面白いような気がして。
 せっかく喜与丸がいるんだし、せっかく和風っぽい感じにしてるんだし、せっかく「序幕」とか「第二幕」とか歌舞伎の用語使ってるんだし。
 俺はバリバリ、後付け設定とかやる男です。
 後付け設定って基本的に蔑視されるものだけど、俺はあんまそうは思ってない。
 後から思いついた設定でその作品が昇華されるなら、大いにやるべきことだと思ってる。連載漫画なんてどれも後付けのオンパレードや。でも面白いのあるっしょ。

 こんな感じで書籍買いまくってる。
 本が好きなんです。
 本が好きだから、電子書籍流行れって思ってる。みんなkindle買え。koboは……うっ、頭が……。
 紙の本ももちろん好き。電子書籍が流行ったらリアル書店はたくさん潰れるだろうし、出版業界も大規模縮小すると思うけど。
 要は「慣れ」だとは思うんだよな。「紙の本」の時代に暮らしていた人間にはさぞ抵抗感があるだろうけど、「画面上の活字」に慣れた新世代にはそれがスタンダードになると思う。「技術」って、いつだってそういう性質だと思うし。
 教科書だって電子化が進むと思うし、授業に電子端末だって使われるようになると思う。
 まあ何が言いたいかって、みんなもっと本を読もうぜ。

金の使い道

 そろそろ給料日で、どうすっかなーって。
 漠然と「いつかの制作費のために貯蓄を……」って思ってるけど、そればっかりじゃ味気ない。

 自分はギャンブル、タバコ、女遊びはしない。
 酒も少しだけ。ファッションに掛ける金があったら書籍を買う。散髪もバリカンで。
 課金制のゲームもやってない。ゲーセンとかにもいかない。
 友人とどこかへ遊びに行くことも稀。旅行にはまったく行かない。行動範囲は近所の書店まで。
 最近あまりゲームを買わない。何かのグッズを買うこともあんまりない。
 実家にパラサイトしているので、いろいろ浮く部分が多い。
 日々の出費と言えば、ほんと書籍くらいなもんで。あとはせいぜいオカズ用のエロコンテンツ。

 欲しいものは、前のバイトで稼いでいた時に大体手にいれた。
 でかいモニター、スマホ、いいペンタブ、スピーカー、段差つき本棚、バロンチェア。
 前までは「デスク周りを充実させること」が、自分の金の使い道のひとつにあった。
 ほとんど達成されてしまった。

 制作費を貯めるにして、じゃあその制作費はどういう風に使うのか。
 絵師さんへの依頼料ってのが直近の使い道だとは思う。
 でも俺、自分でキャラデザインから何までやりたい性格で。
 あーーーー、どうすっかなーーー。
 何から何まで自分でやりたい性格が。
 でも要するに、「この絵師さん、この作品の絵柄にぜったい合う!!!」って人がいればって話。
 そんな人がなかなか見つからないから困ってるわけで。
 矛盾してるかもしれないけど、「妥協」しないために自分で描いている。

 金の使い道、どうしよっか。
 MacとiPhone買ってiTuneストアでもアプリ配信する?
 その場合の最低予算は、20万強って感じか。うひー。
 iTuneストアでキミキメRとか配信すりゃさ、手っ取り早くアクセス数は稼げるような気もする。
 でも、激しくめんどくせぇ。iPhoneアプリって審査とか激しくめんどくさいらしくて。第一、性的描写のあるキミキメが審査通るかどうか。
 もし審査通らなかったら、MacとiPhone買った意味がなくなる。それだとやりきれない。だから踏み出せない。
 敵を作りかねないけど、林檎製はあんま好きじゃない。いろいろめんどくさい。

 イベント参加費に当てるっていう手もある。
 そろそろイベント参加してみたいんだよね。
 でも、イベントで頒布する品物が思いつかない。
 サウンドノベルと何か本を出せたらなと思うんだけど。
 イベント頒布用のサウンドノベルを一作作って、サークル本を一冊書いて、あとはサイトに置いてあるフリゲの宣伝とか。

 まとめると候補は、

・ 絵師さんへの依頼料
・ MacとiPhoneの購入費
・ イベント参加費と関連グッズや作品の製作費

 が、今後の金の使い道になるのかなぁ。まだ悩んでるけど。
 こんなこと言ったらキレられそうだけど、ぶっちゃけ金にはあんま困ってない。金に困ってたらフリゲなんて作っとらんわ。
 自分の創作力のアップグレードに役立つなら、ぜひ金を使いたいなってだけで。
 あーー、何かいい使い道はないだろうか。
 貯蓄もいいんだけどさ、金は消費してナンボだろう。でなけりゃ世界が回らない。

返信

 Name : yoru さん
>私は大学を出て、就職したりちょっとフラフラした時期がありましたが、人生への焦りから就職しました。
 今は紆余曲折しながらも自分なりに仕事をこなし、余暇を楽しむってごくありふれた生活で日々が過ぎていっています。
 でも、私はこれが自分なりの幸せだって感じています。
 それとは対照的な環境の星見さんの雑記を読んでいると、フリーであるが故の気軽さや難しさ、不安などがかいまみれて考えさせられることが多々あります。
 色々あるでしょうが、自分を信じて作品作りに邁進して行って下さい。
 自分は子供の頃から親に敷かれたレールがあって、漠然と「ああ、俺も祖父や父と同じ道に進んで社会貢献するのかな」って思ってました。
 しばらくは素直に歩いていたのですが、次第に反発心のようなものが沸々と湧いてきました。
 そのレールの先にあるのは、たぶん「ありふれた生活」とかじゃなくて。父の生活を見る限り、相当ハードそうだったんです。朝の四時起きで、真夜中に帰ってきて、休日も会社行ってって感じで。
 だから反発心が生まれた当初は、「ありふれた生活」みたいなものに憧れていました。半ば現実逃避みたいな感じで。
 でも「ありふれた生活ってなんぞ?」って考えて、ゲシュタルト崩壊的な感じになりました。
 あとは、「なんか父や祖父から逃げているみたいでヤダな」って思って、まあ事実そうだったんですが。二人に対してとんでもなくコンプレックスがあって。
 それでいろいろ考えて、「父や祖父とは違う『土俵』で戦いたい」って思ったんです。
 同じ土俵で戦っても、とてもじゃないけど勝てるような相手ではないと思ったので。性格や能力の形質がぜんぜん違うんです。
 だから色々考えて、「別の土俵で二人に勝てるもの」みたいのを必死に探してました。
 それで、物書きを目指すことにしました。
 もちろん「ありふれた生活」への怖れもあったんですが、ぶっちゃけるとこんな感じの理由ですね。
 昔は「普通の人」みたいなのにすっごいコンプレックスがあったんですが、最近は「それも人の道だ」って思い始めてます。
 十人十色とはよく言ったもので、一見「ありふれた生活」に見えても、よくよく見てみると色んな色があると思います。
 長々と失礼しました。はい、これからも邁進していきたいと思いますφ(・ω・ )

141000字 積み本の消化

 ここ数ヶ月で買った本。

 

 残りの積み本。
 消化率半分くらい?

 ぜーんぜん小説買ってないわ。
 最近は専門書読むほうが楽しい。
 イラスト関係の本けっこう買ったんだなー。ほとんどポーズ集だから内容確認したらすぐ本棚だったけど。
 こうして実際に積んでみると、積み本の消化率が物理的に把握できていいね。
 そういえばまだナウシカ全巻も読んでなかった。今年の初めくらいに買ったんだったっけ。放置しすぎだ。

 拡張彼女は14万字を超えた感じで。
 ぬるーい感じの日常描写が終わって、ドロドロギスギスとした展開をひたすらカキカキ。
 もうしばらくしたらヌルヌルした日常をまた書いて、「転」に入ったらウッヒョーーーって書いていく。
 まだ雰囲気としては「後半の序盤」って感じで、まだまだ終わらないような。
 「土田源治」っていう新規キャラをぶっ込んだので、その調整もいろいろあるし。おかげで書きやすくなった部分もあるけど。
 やっぱ20万字行きそうな気がする。
 今年中に書き終わるかな。いい加減、次に進みたい。でも妙なところ几帳面で、中途半端に完成させたくない。

 シナリオ書き終えたら、次は絵の練習。
 練習っていうか、本番だけどさ。気持ちの上ではカクカノは習作なので。ってか、常にその時作ってるものは習作のつもりで作ってるけど。
 少なくともカエ剣より頭一つ抜けた感じのクオリティのイラストにはしたい。カエ剣ではほんと悔しい思いをした。
 第四幕からカエ剣をもっと高めたいから、カクカノで練習する。カエ剣をこのままの規模で終わらせてたまるか。絶対より多くの人間に認めさせる。
 そろそろ「絵を練習した欲求」がヤバイ。
 でも今は、シナリオに意識が向いているので、その集中を途切れさせたくない。
 地味にカクカノで反省したのは、シナリオ書き終わる前にヒロインたちのデザインを決めてしまったことで。
 「ビジュアル」を先に決めてしまったから、いろいろとシナリオが雁字搦めになってしまった。マジで反省してる。
 しつこいけど、93000字まで書いたのを全部消去したのは、本当に精神的にきつかった。あと30回くらい言うと思う。

 最近、知識欲やらが高まってきた感じ。
 知識欲は物書きの気力ゲージみたいなもんだと思うから、やっぱ精神が健康になってきたのかなーって思ってる。
 もっと高みを目指したいんでさ。
 もっと高みを目指すには、シナリオだけでなくビジュアルもね。
 ま、アンテナ張ってくれてる人は絵がしょぼくてもプレイして感想くれんだけどな。そういう人の数は、クオリティが上がっても割と一定。
 とはいえ世の中そんな人ばっかりじゃないから、やっぱりビジュアルは頑張らないと。でないと「数字」が稼げない。
 もちろん、シナリオは手を抜かねえよ。ってか抜けねえよ。
 毎度ジャンルは変わるけど、「面白いもの」を追求していきたい。
 毎度読者層は変わるだろうけど、それでもいい。
 その時に自分が「面白い」と思ったものを、供給したい。
 それが受け入れられたら、ラッキーだったねって感じで。
 でも、より多くの人間を屈服させられたら、気持ちがいいだろうな。

139000字 キンドルストアきた

 キンドルストアきましたね。
 漫画の値段が紙本と一緒でガックリ。
 「出版社から設定された価格です」って大きく書いてあって笑ったけど。
 たぶんまだ交渉の段階なんだろうなぁ。
 他のジャンルの本は割り引きとかされてた。もしドラとか半額だったし。
 ほとんどの本は、よくてせいぜい一割引って感じすな。
 でも「kindleセール」ってカテゴリに載ってる本は、めっちゃ安い!! まだちょっとしかないけど。
 書籍のセール文化が定着したら、すっごい楽しいよなー。定期的にイベントがある感じで。

 かたや楽天koboは、出版点数の水増しで消費者庁から行政指導を受けたと報道。
 転落bokoboko(´・ω・`)

 とりあえず「wiki谷社長」って言葉考えた人は天才だと思う。

137000字 kindle国内発売きたーーーー

 kindleFireHD 32GB、予約したぜ!!!! 12月19日に来る、はず。
 20000円。安すぎワロタ。単にAndroidタブレット端末だとしても安いなこれ。
 paperwhiteと迷ったけど、俺は高機能ドンブリのほうが好きで。あとカラーじゃないとイヤだった。
 遂に来たかー。楽天kobo? うっ……頭が……。
 しかし問題は、25日オープンのkindleストアなのだ。
 書籍の値段が国内ストアと同じだったら、まったくもってゲンナリなのだ。まあ買うけどさ。
 あー、楽しみだなー。漫画の大人買いとかするぜー。本棚がパンパンで漫画が思うように買えなくて、電子書籍は必須なんです。
 零時にオープンすんのかな? それまで寝てようかなー。

 うっひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
 kobo? なにそれ。

キャラを追加して後半にもう一展開

 拡張彼女の後編を書いていて、物足りなさを感じていて。
 もう少し何か展開を加えられないかなぁって、ちょっと手が止まっていた。
 既存キャラは、

 白谷真人――――主人公。13%だけ電人。
 シャンティ――――ヒロイン1。アンドロイド。
 カナエ――――ヒロイン2。電人。
 イノリ――――ヒロイン3。幽霊(?)。
 小野崎ダン――――カナエの父親。ジオラボの理事。元電人。
 鮫島悠人――――主人公の母親の仇の大量殺人犯。電人。

 登場人物の詳しいことはこちらの記事で。
 ざっと見渡してみて、「あっ、普通の人間がいないじゃん」って思った。
 あと、少なくとも150000字は行きそうなストーリーを、たったの六人で回すっていうのが困難に思えた。
 で、普通の人間キャラを追加しようと。
 なおかつ本筋に絡んでくるようなキャラにしたいなぁって。単なる脇役ではなく。
 で、ジオラボ(主人公が新たに所属する研究所)の警備員のジーサンを新たにメンツに加える、つもり。
 初期段階から警備員か警察官をキャラとしていれようか悩んでいて、今回割といい展開が思いついたので入れることにする。
 でっかいピースが埋まった感じで、スッキリした。
 最初はゲーセン店員を入れる予定だったんだけど、初期プロットから大きく話が変わってきたので泣く泣く削除。いつかどこかで流用したい。
 名前はまだちょっと悩んでる。
 ゲーセン店員が「大迫信也(おおさこしんや)」だったからそれでいこうかとも思ったけど、ちょっと若々しい名前のような気もする。
 「土田源治(つちだげんじ)」でいいか。
 名前なんてノリでいいんだよノリで!! 意味を持たせたい時だけ真剣に考えるけど。だいたいは後から意味がついてくる。
 「ゲン爺」って呼びたいだけ。
 厳しい警備員のジーサンで、主人公とは対立させようかなと。
 歳の割に動けるジーサン。

 あー、スッキリした。
 でも考えたばっかりだから、ちょっと寝かせる。
 まあ割とすんなり組み込めるとは思うんだけど。

いろいろ

 考え深いものを拝見したので、なんかいろいろと考えたり。

 ネガティブな理由から始めたことって、あんまりずっと頑張れない。
 仮にポジティブな理由から始めたことでも、あるときフッと全身から力が抜けてしまう時がある。
 真面目に頑張って頑張って頑張って、でもあるとき誰かから心ないことを言われたりすると、プツンと緊張の糸が切れるときがある。
 まったくもって不真面目なときに心ないことを言われても、なんもやる気が起きなくなってしまう。
 中間くらいの気持ちでいたら、「こなくそ!」って思うんだろうか。

 自分の中で緊張の糸が切れたと思うときは、近いうちでは三回ある。
 大学のレポートと部活がほんとにハードで、実験レポートが終わらなかった時に部活をサボった。男子ラクロス。
 そうしたら先輩からメーリスが回ってきて、名指しで自分のことを全部員に流された。
 それで緊張の糸がプツンと切れて、2年の後半に部活をやめた。
 同期のDFの中では一番上手くて、次の公式試合にも出してもらえる予定だった。正直まだ自信がなかったし出たくはなかった。
 学部で一番ハードだって言われてた学科に属していて、それなのに一部リーグの部活やってるなんてすごいねーって言われていた。
 いろいろとムリなスケジュールで、いろいろとギリギリだった。
 ラクロスは好きだったけど、部活の人間が嫌いだったのも理由としては大きいと思う。

 次に緊張の糸が切れたのは、4年の大学研究室。
 外部から突然やってきた客員教授の部下にさせられた。
 それまでは研究室で多くの同期や先輩に囲まれながら実験や研究をしていたのに、突然その客員教授とペアを組まされた。
 友人には「ついてないね」って慰められた。
 属していた研究室に席は持ちつつも、実質的には研究棟から少し離れた場所に新設したクリーンルームっていう小屋に毎日通うことに。
 その客員教授はベンチャー企業と提携していて、俺は何故かそこでタダ働きをさせられていた。
 学生であるはずなのに、ベンチャー企業の下っ端としてタダ働きさせられている状況が、まったくもって意味がわからなかった。
 その客員教授が曲者で、会社で問題を起こしては転々としているような人で、中国の売春宿で少女を買ったことをニヤニヤしながら学生に話すような下衆だった。
 毎日くどくどと嫌味を言われて、いつも客員教授はピリピリしていて、二人きりの時が多かった。
 あるときに学科のスポーツ大会があって、そのせいでクリーンルームには行けなかった。
 そうしたら客員教授から電話が掛かってきて、大声で怒鳴られた。もう来なくていいと言われた。
 ちょっと意味不明で、客員教授の怒鳴り声には狂気を覚えたし、次の日から言われたとおりクリーンルームには行かず、大学にも行けなくなった。
 研究室の教授とか友人から電話が掛かってきても、全部無視。
 しばらくしたら客員教授から電話掛かってきたけど、動悸息切れがやばかった。
 で、下宿先のアパートにしばらく引き籠もってたんだけど、さすがに両親が感づいた。
 そっからまたいろいろと大変で。
 俺の両親がモンペの如く大学側に訴えて、問題にした。
 教授陣は非を認めて、その客員教授をクビにして、数千万かけて新設したクリーンルームも終わり。
 客員教授のその後は特に聞いていないけど、うちの大学でやろうとしていた金儲けはオジャンになったと思われる。
 別に、なんもスッキリはしなかった。ざまあみろとかも、思わなかった。ただただめんどうくさかった。
 そのあととりあえずは卒業して、本当は大学院にでも入る予定だったけど、やめた。

 その件で、両親といろいろ話す機会があった。
 俺の家系はとある事業に従事していた家系で、俺の父親もそうで、俺にもそれをさせようと思っていたらしい。
 でも俺はそんなもんやりたくなくて、でも父親には逆らえなくて、なんとなく勉強してそれなりの大学には入っていた。
 それなりの大学に入っておきながら、フタを開けてみればパソコンに向かって小説ばっかり書いていた。
 誰にも相談できないまま、「将来は物書きになりてー」って在学中ずっと思ってた。
 その思いを、両親に打ち明けた。
 そしたら認めてくれて、父親からの圧力が無くなった。
 就職活動も全部パスで、ひたすら小説やらサウンドノベルやらを書きまくる感じで。
 ぶっちゃけて言えば、客員教授のことがトラウマになってて、とてもじゃないけど就職なんてその頃は考えられなかった。

 本当は、どっか適当な系列子会社にでも就職して、そこで働きながら物書きを目指すつもりだった。
 それがオジャンになって、かなりショックで。人生設計がオジャンって思った。
 両親から「しばらくは休んでいんだよ」とか優しい言葉を掛けられて、数ヶ月はバイトもせずに家に篭りっきりだった。
 でもだんだん、「働かないと」って焦り始めて、書店員のバイトを始めた。本が好きだった。
 でもその頃はまだ、ぜんぜん心が癒えてなかったんだと思う。
 偏頭痛とか吐き気とか猛烈な不安感に苛まれながら、バイトしてた。
 またこれが、書店のバイトが覚えること多くて。しかも職場の雰囲気が超暗いし。
 職場のオバサンたちにしょっちゅう嫌味を言われるような感じで、ぽつぽつとストレスが溜まっていって。
 あるときに上司に「真剣にやってる?」って言われて、「真剣にやってますけど」って口答えした。
 「説教するにしても具体的に言ってください」とまで偉そうに口答えした。
 で、緊張の糸がまた切れて、バイトをやめた。割と長く続けたと思うけど。
 その前後からゲロが止まらなくて、不安感と焦燥感もやばくて、両親の勧めでイヤイヤに心療内科へ行ったら、鬱病と。
 おそらくは大学時代からずっとそうだったんだろうと。

 で、紆余曲折すこしありつつ、今に至る。
 今はかなり回復したと思ってる。
 前より割と前向きに考えられるようになったし、活力とか向上心とかも取り戻しつつあるし。
 今回いろいろあって思ったのは、「無理なことやってたら壊れるな」って。
 いくら真面目にやってたって、どっか歯車が噛み合わなければ、そんなもん認められないし成果も出ない。
 一生懸命やって、でも「糸」が切れちゃったら、それまでのことが全部パーになる、とまでは言わないまでも、辛いことになる。

 最近思うのは、「心が癒えるのって時間掛かるんだな」ってことと、「なんだかんだで心って癒えてくるんだな」ってこと。
 結論を急がない。がんばりすぎない。長い目で見る。まったりやる。
 そんなことを、自分に言い聞かせながら生きたい感じで。
 「オッカムの剃刀」って言葉があって、最近はその言葉を呪文みたいに心の中で唱えている。
 「ある事柄を説明するとき、必要以上の言葉をそぎ落とす」、みたいな意味。哲学関係の言葉。
 要するに「無駄なことは考えるな」ってことだと解釈している。
 どうでもいい些細な「嫌なこと」は、「オッカムの剃刀!」って思って、心の中でそぎ落とす。暗示みたいなもん。
 嫌なことを「考えない」っていうのは、ある意味で「強さ」なんだと思う。
 俺の父親なんてのはすっごいガサツな人間で、絶対に物事をくよくよ考えたりしない。だから強い。常に第一線で戦っている。
 そういう「ガサツ」な部分を、「生真面目で疲れてしまう人間」は、意識的に取り入れていけないのかなぁって。
 節度を持って、だろうけど。

 心が癒えるのにはホント時間が掛かると思うから、有り体だけど、焦らないでいいと思う。
 と言っても、焦ってしまう性分だから、そんなことになってしまうわけで。
 だから、何度も「焦るだけ無駄」って自分に言い聞かせることが必要なのかなと。
 時には「焦り」が背中を押してくれることもあるけど、無理だけはしちゃアカンと。
 無理して壊れた経験があるんなら、その経験を大切にしないといけないんだと思う。

 まったりやろうぜ(´・ω・`)
 健康でいれば人生は長いと思う。
 疲れている時はまともに頭は働かないし、ゆっくり傷を癒してからゆっくり考えると、「ああ、チョロいじゃん」って思う時はけっこうある。
 カラダとココロは一体なので、とりあえず規則正しい生活が大事かなと。
 朝に太陽の光を浴びると、サーカディアンリズムが調整されて、自律神経もイイ感じに調整されて、セロトニンとかもしっかり出るんだと。
 で、夜はしっかり寝る。夜更かししたら、絶対に嫌なことを考える。
 夜に嫌なことを思い出すのは、人間の必然なので、そんなら夜を短くする。
 規則正しい生活、大事。

30越えても戦えるか

 30歳を越えてなお、「上手いことやって楽したい」って考え方ではなく、「もっともっと上手くなりたい」って考え方をしている人は、本当に尊敬する。
 自分はまだ25の若輩だけど、そういうオッサンになりたい。
 年を取って向上心を保ち続けるっていうのは、並大抵のことではないと思う。
 やっぱりどこかで「衰え」や「疲れ」を感じて、楽な道を探そうとし始めるのが常だと思う。
 年齢の影響をモロに受ける格闘ゲームとかだと、如実にそういう傾向が見て取れるっぽい。
 20代ではトッププレイヤーでブイブイ言わせていた人が、30代になって反応とかが明らかに悪くなりはじめたり、「いい大人がゲームなんて」とか思ったり、仕事とかの兼ね合いでゲームのやりこみができなくなったりする。
 そうなると、「もう自分はトップじゃなくても、楽しんでゲームができればいいや」ってなって、第一線から退く。
 至極当然のことで、別に批判するつもりはないし、自分はもっぱらザコの動画勢なので偉そうなことも言えない。
 ってか、ただ格ゲーで例えただけ。

 自分の場合の世界は、創作の分野。
 大学入ってパソコン手に入れて、それからポツポツと小説を書き始めた。
 「小説の書き方」みたいな本を何冊か買って、勉強した。ぶっちゃけあんま役に立たなかった。
 初めて書いた(挫折した)小説の日付が2007年7月頃。
 今から五年前だから、だいたいハタチの時から書き始めた感じか。
 はい、かなりの遅いスタートっす。
 プロの小説家とかでハタチ過ぎてから書き始めたなんて人、ほとんどいないんじゃないだろうか。
 成人する前はまったく小説なんてもんは書いたことがなく、でも「なんかつくりてー」って漠然と思ってた。
 小学生の卒業文集では将来なりたいものに「スポーツマン」って書いてあったけどな。

 子供の頃はゲームがとにかく大好きで、はじめの内は「ゲームクリエイターっておもしろそー」とか思ってた。
 でもなんか、いろいろ調べていく内に「ゲームクリエイターって具体的になんだよ……」って思い始めて。
 音楽はムリ、絵もムリ、プログラミングもムリ。
 御多分に漏れず、消去法で「シナリオライター」っていうのに興味を抱いた。
 でもその最中に、「コンシューマのゲームシナリオって、クソなのばっかだな」と思い、興味がシュルシュルと萎んでいった。
 それでPCゲー、つまるところのエロゲーシナリオに興味を抱いたけど、「なんで必要のないエロを書いてるの?」と元も子もない疑問を抱いて、エロゲーシナリオライターへの興味もシュルシュルと萎えていく。
 じゃあラノベ書こう!! って思ったけど、「最近のラノベまじつまんねーな氏ね」って思い始めて、ラノベへの興味もシュルシュルと。
 企業に属してシナリオを書くっていう形態も、なんか違うような、と思った。「えっ、自分の書きたいもん書けるんじゃないの?」って。

 じゃあ何すんの? って思い悩んだ。
 思い悩みながら、「とりあえず勉強はしておこう」と思って、サイト立ち上げてサウンドノベルを作り始めたり。
 その頃は『ひぐらし』とかが全盛で、御多分に漏れず影響を受けた。サイト立ち上げたキッカケは『ひぐらし』と型月作品。
 『ひぐらし』の盛り上がりをネットで見ていて、「アマチュアからのし上がるとかマジかっけーー!!!」って一人で興奮していた。
 羨望を抱きつつ、モヤモヤとしたものを抱きつつ、コツコツとネットでの創作活動をし始める。
 紆余曲折ありつつ、四年。

 「フリゲ」というものに興味を抱いたのは、シルバーセカンドさんの『シルフェイド見聞録』を中学生(?)の時にプレイしたのがキッカケで。
 大学に入って久しぶりにシルバーセカンドさんを覗いたら、「おお! まだサイトやってるー!」って驚いた。同時に、なんか嬉しかった。
 もっと驚いたのが、「フリゲ界の大御所」となっていたところ。シルフェイド見聞録だけの人じゃなかったんだと、失礼な驚きがあった。
 シルバーセカンドさんは1998年にサイトを開設して、今年でたしか13周年。
 13周年とかヤバすぎだろ。狼煙さんは何者なんだと。まるでリアルが読めないお人である。
 というわけで、サイトの運営的な意味では、俺はシルバーセカンドさんを目標にしている。
 あっち13年。こっちまだ4年。
 シルバーセカンドさんを見てて、「ああ、とりあえず10年くらいは続けないとダメだな」と思った。

 スタゲが10周年の時、俺は31歳である。
 その時の自分のことを、よく考える。
 一生懸命勉強してそこそこの大学を出ておいて、就職せずにフリーターになり、部屋に篭ってシコシコと書き続ける日々。
 恋人も出来ず、友人と会うことも稀で、実家に寄生し続ける。
 31にもなれば体力は落ちてきて、自然と精神力も落ちてくるかもしれない。
 そうでなくてもいろんな現実を突きつけられて、果たして向上心を持ち続けられるか。

 目標は何か、とよく考える。
 「生産性」、といつも思う。
 「書く」ことをそのまま職業にしたい。
 でも、端金のためにしょーもないシナリオを量産するようなしょーもない仕事にはしたくない。
 「シナリオは芸術じゃなくて作品の歯車の一部に過ぎない」なんて言うシナリオライターがいる。
 そうじゃねえだろ、と思う。
 自分が書いてる文章を「芸術だ」って思って何が悪いんだと。
 「俺の書いてるシナリオは工場で量産された歯車と一緒だよ」なんて、そんな風に思いながら文章書いてて虚しくねえのかと。
 というか、十中八九そんなシナリオはつまらない。

 短期的、経過的、具体的な目標を挙げるなら、ユニークアクセス数をもっと増やしたい。
 自分は、サイトのアクセス数は血液みたいなもんだと思ってる。
 血液の循環していないサイトは、死んでいるのと同じだと。
 一瞬だけの花火みたいにアクセス数が上昇して、しばらくしたらまったく更新しなくなって、ずるずるとアクセス数が下がっていって、それは死んでいるのと同じだと。
 「うちのサイトは生きてますよ」という証明に、アクセス数を稼ぎたい。
 キミキメRを出すまでは50くらいを行ったり来たり。
 現在は250くらいを行ったり来たり。キミキメRは、本当に運が良かった。
 これをいずれ3000にしたい。
 まあそれは遠い未来として、近い目標としては500を目指している。
 じゃあどうやってアクセス数を増やすんだって、コンスタントに作品を供給して、コンスタントにブログを更新して、生き続けるしかないと思っている。
 もちろん、「増」に繋がるような作品を供給しなければ、アクセス数は一定のまま、もしくはジワジワと落ちていく。

 「金を稼ぐ」というのは目的じゃなくて、「継続」のための「手段」だと思っている。
 自分は一生創作活動をしていたいので、継続のためにも、どこかで金を稼ぎたい。
 今は創作関係の収入はゼロで、制作費も全てバイト代で賄っている。
 善意ではない「無償の奉仕活動」をし続けている。
 それは何故かって、無料コンテンツで人を呼んで、いつか「生産性」に繋がることをしたいから。
 バイト代を制作費に注ぎ込んでいるのは、先行投資。
 刹那的な赤字なんて、どうでもいい。

 戦い続けるには、たくさん勉強しないといけない。
 内包している「ネタ」は、必ずどこかで尽きてくる。
 「思想」という漠然としたものでさえ、尽きてくる。
 思想とは知識であって、知識を蓄え続けなければ、作り続けることはできない。
 同じような作品をずっと作っていたって、必ず飽きられるし、本人だって飽きてくる。
 常に成長し続けるための簡単な方法は、とにかく雑多な知識を頭に入れ続けることだと思っている。
 「体力」に終わりはあっても、「知識」に終わりはない。
 入れたら入れただけ、自分の知識は積み上がっていく。
 年をとってもそれは変わらない。人間の脳は、ずっと知識を入れられるようになっている。
 それをずっと繰り返して、ずっと作品を供給し続けたい。

 なんで作品を供給するのか。
 「自分という存在をより多くの他人に認めさせたい」
 「世の中のシナリオがクソつまらないから俺が面白いものを書く」
 「死ぬまでに名を残したい」
 などなど、フタをあけてみれば実に厨二病的な動機です。
 でも一生、こんな動機だと思う。

 今年、けっこう書きあぐねた。
 でも長い目で見たら、必要な一年だったのだと思う。
 書きあぐねていたけど、絵の勉強はしていたし、いろんな本は読んでいたし、リアルでもいろいろあったし。
 そういうジリジリとした努力を、これからずっと続けられるか。時にはそれ以上の努力をすることができるか。
 5周年、10周年、20周年、続けられるか。
 続けたとしたら、その頃は何をやっているか。

 努力はし続けるものだけど、努力には変化が必要になってくる。
 ずっと同じ努力をしていたって、「上」を目指すことなんて絶対にできない。
 「楽しめればいいや」なんて生温い感情だけじゃ、才気ある人間以外は上を目指せない。
 すぐに結果を出せるのは運の良い人間と、よほど才気のある人間だけ。
 自分みたいな凡庸な人間は、何年も継続して努力して、そういう人たちを追い続けるしかないと思っている。
 有り体だけど、座右の銘は「継続は力なり」。
 凡庸な人間は、継続を力にするしかない。
 近道なんて、大抵は胡散臭い。
 本当にそれが近道だったら、運が良かったねって程度で。

 誰が何と言おうと、続ける。
 いずれ炎上させられて袋だたきとかに遭いそうな気もするけど、それでも続ける所存。
 年取って、痛々しく思えてどんどん息苦しくなっても、続けたい。
 幸い、環境には恵まれている。心の中で謝りながら、いっぱしに金を稼ぐまでは寄生させてもらう。
 常に自己嫌悪と焦燥感でヤバイけど、今さら後になんか引くもんかと。
 とにかく、健康には気をつけたい。
 早くに病気や事故で死んだら、死んでも死にきれない。
 焦りすぎても精神おかしくするので、気長にやりたい。
 でも、努力は怠らないようにしたい。
 30越えても戦い続けたい。

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