熊本大は14日までに、大学院法曹養成研究科(法科大学院)の入学生募集を2016年度から停止すると発表した。志願者が減って定員割れが続いているほか、国からの補助金を減らされたため。今年4月に入学する予定の10人を含む在学生が修了した時点で廃止する。
文部科学省によると、廃止を含む法科大学院の募集停止は全国で25例目、国公立大では7例目。
熊本大の法科大学院は2004年4月に設置。これまでに42人が司法試験に合格しているが、10年度以降は定員割れが続いている。〔共同〕
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