「和食麺処サガミ」などを運営するサガミチェーンは16日、アサヒビールなど取引先6社を引受先とする第三者割当増資を4月に実施すると発表した。最も引受額が多いアサヒビールの増資後の出資比率は3.89%となり、筆頭株主の昭和産業に次ぐ第2位株主となる。
増資で調達する資金は約17億円で、国内外での店舗の新規出店費用などに充当する。増資の引受先はアサヒビールのほか、昭和産業や愛知銀行など。アサヒビールの出資比率は従来1%未満だった。外食業界では関係強化の一環からビール会社からの出資を受ける例が増えている。
アサヒビール、サガミチェーン、昭和産業、愛知銀行