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辺野古反対派テント撤去要請、防衛局など行政指導

 沖縄防衛局と内閣府沖縄総合事務局は19日、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先となる名護市辺野古の「米軍キャンプ・シュワブ」ゲート前で、抗議活動のため歩道上にテントを張るなどしている移設反対派に対し、今月26日までにテントなどを撤去するよう行政指導した。シュワブ前での抗議活動について、期限を区切っての撤去要請は初めて。

 ゲート前を走る国道329号線の歩道には現在、反対派がブルーシートで囲うなどしたテントが約30メートルにわたって立ち並び、歩道幅の約3分の2を占拠。支柱のパイプはシュワブのフェンスにくくりつけられ、敷地内にはみ出している。

 防衛局と総合事務局北部国道事務所の職員は同日、撤去を求める文書を手渡そうとしたが、反対派は「帰れ」などと反発し、受け取りを拒否した。このため、防衛局はフェンスに要請文を貼り出し、同事務所は文面を読み上げた。

2015年02月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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